ティーケーピー(3479):IPO上場情報
「ティーケーピー」は ホテル宴会場・貸会議室・研修施設等を運営している企業です。
貸会議室としての知名度はやや高いと思いますが、IPOとしては市場からの調達金額も東証マザーズ市場としては約34億円と大きく人気化しづらい点があります。
仮条件が5,890円あたりの値がさ株(株価が高い)ですので、初値が上昇にしても下落にしても損益の幅は大きくなります。
ティーケーピーのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ティーケーピーの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
ティーケーピーの上場日
ティーケーピーのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2017/3/8 (水) ~ 3/14 (火) |
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仮条件 | 5,890円~6,060円 (抽選資金:58.9万円 ~ 60.6万円) | ||
当選口数 | 5,855口 | ||
公募株数 | 310,000株 | 売出株数 | 199,200株 |
吸収金額 | 35.4億円 | O.A分 | 76,300株 |
仮条件決定日 | 3/7 (火) | 公開価格決定日 | 3/15 (水) |
購入期間 | 3/16 (木) ~ 3/22 (水) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
ティーケーピーの公開価格と初値
仮条件 | 5,890円~6,060円 | ||
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公開価格 | 6,060円 | 初値 | 10,560円 |
騰落率 | 74.26% | 倍率 | 1.74倍 |
初値売り損益 | 450,000円(10,560円 - 6,060円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
ティーケーピーの初値予想と予想利益
ティーケーピーの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
5,890円 ~ 6,060円
※抽選資金:58.9万円 ~ 60.6万円
上限は1.2%上ブレ↑ |
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初値予想 |
6,900円 ~ 7,500円※3/19 修正
(1.1倍~1.2倍) |
予想利益 | 8.4万円~14.4万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 5,790円 ~ 5,990円 ※抽選資金:57.9万円 ~ 59.9万円 |
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初値予想 | 6,000円 ~ 7,000円 (1.0倍~1.2倍) |
予想利益 | 1,000円~10.1万円 |
ティーケーピーの主幹事と幹事証券
ティーケーピーのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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委託幹事証券 | |
備考 | 投資資金に関係ない一人一票制の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「SMBC日興証券」、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。 |
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抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
ティーケーピーの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2016年2月 | 2015年2月 | 2014年2月 |
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売上高 | 16,761 | 13,061 | 10,877 |
経常利益 | 1,948 | 861 | 1,241 |
当期利益 | 615 | 5 | 198 |
純資産 | 2,684 | 2,100 | 2,094 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 144.03 | 1.27 | 4,647.41 |
BPS※ | 628.35 | 491.70 | 49,043.55 |
前期比(売上高) | 28.3% | 20.1% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2016年2月 | 2015年2月 |
---|---|---|
売上高 | 17,941 | 14,162 |
経常利益 | 1,848 | 710 |
当期利益 | 935 | 339 |
純資産 | 3,100 | 2,198 |
EPS※ | 218.99 | 79.41 |
BPS※ | 722.08 | 512.56 |
前期比(売上高) | 26.7% | ― |
直近の類似IPOの上場結果
ティーケーピーと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:不動産業」の直近のIPO結果です。
- 2016/12/22 フォーライフ
… 初値売り損益:99,500円
騰落率:43.64%、倍率:1.44倍 - 2016/09/30 G-FACTORY
… 初値売り損益:176,000円
騰落率:54.32%、倍率:1.54倍 - 2015/08/11 パルマ
… 初値売り損益:95,200円
騰落率:70.52%、倍率:1.71倍 - 2015/03/25 ハウスドゥ
… 初値売り損益:170,000円
騰落率:47.22%、倍率:1.47倍 - 2015/02/18 ファーストブラザーズ
… 初値売り損益:5,000円
騰落率:2.45%、倍率:1.02倍
ティーケーピーのIPO分析
業績は好調ですが、市場からの調達金額が大きい点が懸念事項としてあります。
2017.3.19 追記。
IPO市況の活況ぶりを受け、初値予想は「6,900円 ~ 7,500円」へ上方修正されました。
予想上限にて「初値売り」をすると14.4万円の利益になりそうです。
2017.3.13 追記。
仮条件は「5,890円~6,060円」。
想定の初値予想は「6,400円 ~ 7,000円」となり、やや上方修正された予想となりました。
2017.2.26追記。評価は やや低い「C」となりました。
想定の仮条件は「5,790円 ~ 5,990円」。想定の初値予想は「6,000円 ~ 7,000円」となりました。
値がさ株(株価が高い)ですので、初値が上昇にしても下落にしても損益の幅は大きくなります。
公募割れのリスクもややありますので、ブックビルディングの参加は慎重にいきたいところです。
「SBI証券」は、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与されます。
公募割れのリスクもありますので、「IPOチャレンジポイント」狙いでブックビルディングに参加するのも有効な手です。
上場後の補足
IPOとしては人気がある部類ではありませんでしたが、最近のIPOの活況ぶりを受け、初値予想 6,900円 ~ 7,500円を大きく超える初値がつきました。
公開価格6,060円に対して初値は10,560円。騰落率は74.26%(約1.7倍)。
初値売りによる利益額は45万円になりました (  ̄∇ ̄)
騰落率では今年 12番目ですが、初値売りによる利益額では今年No2の金額になっています。
IPO 上場実績 一覧(2017年)