ロードスターキャピタル(3482):IPO上場情報
「ロードスターキャピタル」は オフィスビル等への不動産自己投資を中心に、不動産賃貸事業、不動産特化型のクラウドファンディング事業、不動産仲介・コンサルティング事業、及び不動産アセットマネジメント事業を展開している企業です。
クラウドファンディングとは、不特定多数の人が主にインターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行う仕組みです。
- 不動産投資事業
物件本来の価値よりも割安となっている中規模オフィスビルを取得し、適正なマネジメントを行うことで付加価値を高め売却するサービス。
主な投資対象は、東京23区内の数億円から30億円程度の中規模オフィスビルのうち、テナント不在で稼働率が低い物件、管理が適切に行われていない物件や借地権付建物や区分所有権者・共有者が多数のため権利関係が複雑な物件。 - 不動産賃貸事業
不動産投資事業で取得したオフィスビル等については、売却が完了するまでの期間は賃貸により運用。 - クラウドファンディング事業
不動産特化型のクラウドファンディングサービス「OwnersBook(オーナーズブック)」を提供。
クラウドファンディングを利用して、一口1万円からの資金で投資をはじめることを可能にした新しい資産運用サービス。
2016年の売上高の約87%を占めるのは、3物件を売却した不動産投資事業になります。
不動産事業はIPOとしては人気がありません。
また、市場からの調達金額がやや大きい事頃が懸念事項となります。
評価は 中立の「B」となりました。
予想利益は5.8万円となっています。
設立は2012年3月です。
従業員数は平成29年7月末で24名、平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は1.7年、平均年間給与は約600万円です。
ロードスターキャピタルのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ロードスターキャピタルの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
ロードスターキャピタルの上場日
上場日 | 2017/9/28(木) | 証券コード | 3482 |
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市場 | 東証マザーズ | 業種 | 不動産業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | ロードスターキャピタル(3482) |
ロードスターキャピタルのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2017/9/11 (月) ~ 9/15 (金) |
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仮条件 | 1,640円~1,820円 (抽選資金:16.4万円 ~ 18.2万円) | ||
当選口数 | 12,650口 | ||
公募株数 | 740,000株 | 売出株数 | 360,000株 |
吸収金額 | 23億円 | O.A分 | 165,000株 |
仮条件決定日 | 9/8 (金) | 公開価格決定日 | 9/19 (火) |
購入期間 | 9/20 (水) ~ 9/25 (月) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
ロードスターキャピタルの公開価格と初値
仮条件 | 1,640円~1,820円 | ||
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公開価格 | 1,820円 | 初値 | 2,501円 |
騰落率 | 37.42% | 倍率 | 1.37倍 |
初値売り損益 | 68,100円(2,501円 - 1,820円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
ロードスターキャピタルの初値予想と予想利益
ロードスターキャピタルの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,640円 ~ 1,820円
※抽選資金:16.4万円 ~ 18.2万円
上限は5.2%下ブレ↓ |
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初値予想 |
2,200円 ~ 2,500円
(1.2倍~1.4倍) |
予想利益 | 3.8万円~6.8万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,720円 ~ 1,920円 ※抽選資金:17.2万円 ~ 19.2万円 |
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初値予想 | 2,200円 ~ 2,500円 (1.1倍~1.3倍) |
予想利益 | 2.8万円~5.8万円 |
ロードスターキャピタルの主幹事と幹事証券
ロードスターキャピタルのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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委託幹事証券 | |
備考 | 投資資金に関係ない一人一票制の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「マネックス証券」や「SMBC日興証券」、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。 また、意外と引受幹事数(委託幹事含む)が多く IPO当選に穴場である「岩井コスモ証券」や 久しぶりに引受幹事になる「松井証券」も要チェックです。 |
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ロードスターキャピタルの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2016年12月 | 2015年12月 | 2014年12月 |
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売上高 | 4,652 | 2,988 | 756 |
経常利益 | 680 | 681 | 201 |
当期利益 | 466 | 440 | 122 |
純資産 | 2,176 | 1,609 | 664 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 110.14 | 108.79 | 3,909.82 |
BPS※ | 512.68 | 152.62 | 5,684.57 |
前期比(売上高) | 55.7% | 295.2% | ― |
直近の類似IPOの上場結果
ロードスターキャピタルと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:不動産業」の直近のIPO結果です。
ロードスターキャピタルのIPO分析
2016年の売上高は4,659百万円(前連結会計年度比55.7%増)、営業利益750百万円(同2.9%増)、経常利益703百万円(同2.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益468百万円(同6.0%増)。
内訳としては、不動産投資事業が売上高の約87%を占めています。
- 「不動産投資事業」・・・4,041百万円(前連結会計年度比51.8%増)
3物件を売却した結果。 - 「不動産賃貸事業」・・・593百万円(同82.6%増)
新規10物件を取得し自己保有物件を増加させた結果。 - 「クラウドファンディング事業」・・・7百万円(同121.7%増)
営業貸付金を235百万円(同135.0%増)まで増加させた結果。
不動産特化型のクラウドファンディングサービス「OwnersBook(オーナーズブック)」を活用したクラウドファンディング事業は今後に期待となりそうです。