香陵住販(3495):IPO上場情報
「香陵住販」は 茨城県および東京都において、不動産の売買、賃貸、仲介、管理を中心にその他不動産に関わる事業を展開している企業です。
グループは同社とジャストサービス株式会社の2社で構成。
設立は昭和56年10月です。
従業員数は平成30年6月末で168名、平均年齢は36歳、平均勤続年数は5.9年、平均年間給与は437万円です。
IPOのテーマとして不動産は目新しさがなく人気がありませんが、老舗企業で業績は盤石の地元密着企業。
市場の人気度は「B」となりました。
同じ不動産事業でもITを活用していると人気度は高まります。
香陵住販のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、香陵住販の目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
香陵住販の上場日
香陵住販のブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2018/8/28 (火) ~ 9/3 (月) |
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仮条件 | 1,600円~1,700円 (抽選資金:16万円 ~ 17万円) | ||
当選口数 | 4,243口 | ||
発行済株式数 | 1,248,000株 | オファリングレシオ | 33.9% |
公募株数 | 260,000株 | 売出株数 | 109,000株 |
吸収金額 | 7.2億円 | O.A分 | 55,300株 |
仮条件決定日 | 8/24 (金) | 公開価格決定日 | 9/4 (火) |
購入期間 | 9/5 (水) ~ 9/10 (月) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
香陵住販の公開価格と初値
仮条件 | 1,600円~1,700円 | ||
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公開価格 | 1,700円 | 初値 | 1,970円 |
騰落率 | 15.88% | 倍率 | 1.16倍 |
初値売り損益 | 27,000円(1,970円 - 1,700円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
香陵住販の初値予想と予想利益
香陵住販の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,600円 ~ 1,700円
※抽選資金:16万円 ~ 17万円
上限は5.6%下ブレ↓ |
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初値予想 |
1,900円 ~ 2,200円※9/6 修正
(1.1倍~1.3倍) |
予想利益 | 2万円~5万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,600円 ~ 1,800円 ※抽選資金:16万円 ~ 18万円 |
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初値予想 | 2,200円 ~ 2,500円 ※8/23 修正 (1.2倍~1.4倍) |
予想利益 | 4万円~7万円 |
香陵住販の主幹事と幹事証券
香陵住販のIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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委託幹事証券 | |
備考 | 投資資金に関係ない一人一票制の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「マネックス証券」や「SMBC日興証券」がおすすめです。 「野村證券」や「岡三オンライン証券」は IPOの抽選時に資金が必要ない証券会社ですので、運だめしで参加しておきたいところです。 |
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
香陵住販の決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2017年9月 | 2016年9月 | 2015年9月 |
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売上高 | 4,860,443 | 4,248,068 | 3,902,791 |
経常利益 | 423,687 | 377,426 | 454,682 |
当期利益 | 267,179 | 213,707 | 295,609 |
純資産 | 1,719,486 | 1,451,715 | 1,189,590 |
配当金※ | 20.00 | 20.00 | 20.00 |
EPS※ | 270.42 | 216.30 | 1,496.00 |
BPS※ | 1,740.37 | 1,469.35 | 6,020.19 |
前期比(売上高) | 14.4% | 8.8% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2017年9月 | 2016年9月 |
---|---|---|
売上高 | 4,952,477 | 4,304,509 |
経常利益 | 438,273 | 405,097 |
当期利益 | 277,863 | 231,392 |
純資産 | 1,813,975 | 1,535,520 |
EPS※ | 281.24 | 234.20 |
BPS※ | 1,836.01 | 1,554.17 |
前期比(売上高) | 15.1% | ― |
直近の類似IPOの上場結果
香陵住販と市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:JASDAQ スタンダード」かつ「業種:不動産業」の直近のIPO結果です。
- 2018/03/29 アズ企画設計
… 初値売り損益:254,500円
騰落率:117.82%、倍率:2.18倍 - 2016/12/08 グッドコムアセット
… 初値売り損益:63,200円
騰落率:32.41%、倍率:1.32倍 - 2016/07/21 デュアルタップ
… 初値売り損益:141,000円
騰落率:127.03%、倍率:2.27倍 - 2016/03/18 アグレ都市デザイン
… 初値売り損益:177,500円
騰落率:102.60%、倍率:2.03倍 - 2015/12/22 プロパティエージェント
… 初値売り損益:161,000円
騰落率:115%、倍率:2.15倍
香陵住販のIPO分析
不動産関連のIPOは毎年多く、目新しさがありませんが公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
参考までに
2018.9.6 追記。災害が相次いでいることから投資家心理にも悪影響を及ぼし、想定の初値予想は「1,900円 ~ 2,200円」に修正されました。
予想上限にて「初値売り」をすると5万円の利益になりそうです。
2018.8.14 追記。評価は 「B」となりました。
想定の仮条件は「1,600円 ~ 1,800円」。想定の初値予想は「2,500円 ~ 2,800円」となっています。
予想上限にて「初値売り」をすると10万円の利益になりそうです。
上場後の補足
自然災害による投資家心理の悪化に加えて、不動産業は預金残高改ざんを行った「TATERU」の影響で軒並み株価を下げており、投資家心理は悪い状況でした。