ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984):IPO上場情報


ヤマイチ・ユニハイムエステート株式会社は、大阪・兵庫・和歌山を中心に新築マンションのユニハイムシリーズを展開している企業です。グループは同社と連結子会社1社で構成。

ヤマイチエステート株式会社が2021年3月に、連結子会社であるユニハイムエステート株式会社を吸収合併し、商号を変更。

  • 不動産開発・賃貸事業
    主に賃貸用不動産の開発・取得及び賃貸を行う事業。
    共同住宅、商業施設、オフ ィスビル及び駐車場等へ分散投資。
    開発エリアは、近畿圏を中心に展開しており、近年は東海エリアおよび関東エリアにも進出。
  • 不動産開発・販売事業
    主に住宅用地の開発・販売や企業向けの産業用地の開発・販売。
    また、 住宅用地の分譲販売と併せて戸建住宅の一般建築請負も。分譲販売は主に和歌山県と兵庫県において展開。
  • マンション事業
    主にファミリー層向け分譲マンションの企画開発及び分譲販売を行う事業。
    「ユニハイム」及びハイエンド ブランドである「ユニハイムエクシア」を中心として展開。

設立は1989年6月。
同社の従業員数は2022年4月末で79名、平均年齢は41.7歳、平均勤続年数は6.4年、平均年間給与は542.5万円。


ヤマイチ・ユニハイムエステートのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ヤマイチ・ユニハイムエステートの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

ヤマイチ・ユニハイムエステートの上場日

B
  • 業績:好調
  • オファリングレシオ:やや高い
  • 公募多い
  • 割安感:やや割安

上場日 2022/6/20(月) 証券コード 2984
市場 東証スタンダード 業種 不動産業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)
時価総額
66.7億円(公開価格で計算)
61.7億円(初値で計算)

ヤマイチ・ユニハイムエステートのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2022/6/2 (木) ~ 6/8 (水)

仮条件 900円~950円 (抽選資金:9万円 ~ 9.5万円)
当選口数 21,850口
発行済株式数 7,026,000株 オファリングレシオ 31%
公募株数 1,700,000株 売出株数 200,000株
吸収金額 20.7億円 O.A分 285,000株
仮条件決定日 5/31 (火) 公開価格決定日 6/9 (木)
購入期間 6/10 (金) ~ 6/15 (水)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

ヤマイチ・ユニハイムエステートの公開価格と初値

仮条件 900円~950円
公開価格 950円 初値 878円
騰落率 -7.58%  倍率  0.92倍
初値売り損益 -7,200円(878円 - 950円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

公募割れ時の株価下落の目安となる引受価額は、878.75円でした。

ヤマイチ・ユニハイムエステートの初値予想と予想利益

ヤマイチ・ユニハイムエステートの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 900円 ~ 950円 ※抽選資金:9万円 ~ 9.5万円
初値予想 990円 ~ 1,050円
(1.0倍~1.1倍)
予想利益 4,000円~1万円

想定価格と初値予想

想定価格 950円あたり ※抽選資金:9.5万円あたり
初値予想 990円 ~ 1,050円 (1.0倍~1.1倍)
予想利益 4,000円~1万円
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初値予想アンケート

ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(950円)を基準価格に修正しています。

有効回答:346   投票期限:2022/6/19 (日) 23:59まで
3倍以上(2,850円以上)
47票  14%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(2,375円以上~2,850円未満)
15票  4%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(1,900円以上~2,375円未満)
53票  15%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(1,425円以上~1,900円未満)
96票  28%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(1,140円以上~1,425円未満)
43票  12%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(950円以上~1,140円未満)
64票  18%
投票済み

公募割れ(950円未満)
28票  8%
投票済み

ヤマイチ・ユニハイムエステートの主幹事と幹事証券

ヤマイチ・ユニハイムエステートのIPOを取り扱っている証券会社です。

ヤマイチ・ユニハイムエステートの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
野村證券
83.48% 1,824,000株 1,824口
大和証券 14.78% 323,000株 323口
SBI証券 0.43% 9,500株 57口
SMBC日興証券 0.43% 9,500株 9口
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 0.43% 9,500株 9口
あかつき証券 0.43% 9,500株 0口

大和コネクト証券のネット抽選分は、32口あたりが想定されます。大和証券の約1%

委託幹事であるauカブコム証券LINE証券は、委託数が公表されていません。

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


ヤマイチ・ユニハイムエステートの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2021年3月 2020年3月 2019年3月
売上高 9,035,238 7,281,424 4,802,904
経常利益 1,198,338 1,559,983 675,522
当期利益 3,055,378 1,017,972 475,612
純資産 6,453,357 3,444,207 2,422,959
配当金 10.00
EPS 573.67 191.13 893.00
BPS 1,211.67 646.68 4,549.30
前期比(売上高) 24.1% 51.6%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/千円)

決算期 2021年3月 2020年3月
売上高 15,024,559 14,131,791
経常利益 1,515,178 1,804,167
当期利益 803,577 1,268,940
純資産 6,514,613 5,739,256
EPS 150.88 238.25
BPS 1,223.17 1,077.59
前期比(売上高) 6.3%
※EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

ヤマイチ・ユニハイムエステートの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
山田 茂 代表取締役社長 2,989,800
55.10%
200,000 90日
Ys' Assortment合同会社 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 1,500,000
27.65%
- 90日
ウィル・アセット株式会社 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 500,000
9.22%
- 90日
堂村 眞由美 266,200
4.91%
- 90日
大橋 一寛 20,000
0.37%
(10,000)
- 90日
國定 主征 執行役員 20,000
0.37%
(10,000)
- 90日
山田 富雄 血族 20,000
0.37%
(10,000)
- 90日
長束 友紀子 従業員 18,200
0.34%
(8,200)
- 90日
山田 香代 代表取締役の配偶者 10,000
0.18%
- 90日
楠本 義之 10,000
0.18%
- 90日
※()内の数値は、新株予約権による潜在株式数。
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

ヤマイチ・ユニハイムエステートと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:スタンダードまたは東証二部」かつ「業種:不動産業」の直近のIPO結果です。

ヤマイチ・ユニハイムエステートのIPO分析

同社グループの不動産開発は「土地を起点とした発想」でプロジェクトを構築し、中長期的なキャッシュ・フローが最大化する出口戦略に基づいて事業を推進するため、年度ごとに各セグメントの業績への寄与率が変動する特徴があります。

セグメントごとの販売実績はこちら。

セグメントごとの販売実績

期末配当は年1回を予定。

IPOの想定価格は市場の混乱を考慮した価格に思われます。
最近のIPO、1,000円未満に価格を落としていますよね。

それもそのはず。
5月16日時点で、今年上場したIPOのうち、公開価格より現在の価格が上昇しているのは13社、下落しているのは11社です。
昨年上場したIPOでは、上昇が39社、下落が83社。

今年は下落相場を考慮した値付けになっているので、下落が少なくなっています。

特に悪いところも見受けられず、無難な初値をつけるんじゃないかと思います。もちろん、相場次第なんですが。

ヤマイチエステートは2020年4月に上場予定でしたが、コロナ禍の影響で上場中止となっておりました。
2021年3月にユニハイムエステート株式会社を吸収合併し、ヤマイチ・ユニハイムエステート株式会社へ商号変更。上場へ。

ひとまず可も不可もないということで評価Bにしたいと思いますが、市況の悪化や他のIPOが同時期に承認されるようであれば、評価をひとつ落とすかもしれません。

参考までに

評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。

中立
  • 業績は安定的(決算情報)
  • 購入単価が低いIPOが好調(抽選資金による実績)
  • 二週間ぶりのIPO
  • 配当実績あり。年一回の配当金を予定
  • 成長をイメージしにくい事業内容
  • 2023年3月期の業績予想(前期比)は、売上高19,057百万円(-0.6%)、営業利益2,521百万円(-12%)。前期に法人向け不動産販売があり、その反動で減益
  • オファリングレシオが31%とやや高い(オファリングレシオによる実績)
  • 想定価格と2023年3月の予想実績によるPERは4.9倍
  • 上位株主は役員関連。売り圧力が低い
  • コロナ禍において影響をうける事業内容

目論見書の想定仮条件は950円。初値予想は990円 ~ 1,050円としました。
予想利益は4,000円~1万円です。

カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。

株価は上にしても下にしても動きは小さそうです。

ワンポイント

主幹事証券は大手の野村證券。

主幹事はIPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数(割当数)も主幹事が一番多いです。

また、野村證券はIPOの抽選時に抽選資金が必要ありません。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用している証券会社です。

他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるSMBC日興証券や、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

カブスルはこちらの2社だけでIPOに51回当選しています。(全当選数の45.5%)

大和証券が主幹事となっていますので、委託幹事としてCONNECTが決まりました。(委託幹事は気づかれないことが多い)
CONNECTは、IPOの取り扱いが2020年12月で認知度がまだ低く、狙い目です!(カブスルは2回当選)

追加の委託幹事としてLINE証券が決まりました。
2021年5月末からIPOの取り扱いを発表したばかり。いまならライバルが少なく、IPO当選の狙い目になります。(カブスルは1回当選)

ほかに、auカブコム証券も委託幹事で決まりました。

ヤマイチ・ユニハイムエステートのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ヤマイチ・ユニハイムエステートの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


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