情報戦略テクノロジー(155A):IPO上場情報
情報戦略テクノロジーは、顧客のDXを実現する「0次システム開発」およびシステム開発業界のDXを実現する「WhiteBox」サービスからなるDX関連事業を展開している企業です。
0次システム開発
顧客とエンジニアが、提案・相談を繰り返しながら協働して開発していく、ビジネスの状況変化に対応して変更可能なアジャイル型の開発手法。0次システム開発の取引先は2022年時点で99社。
ビジネス状況に合わせてシステムおよびそれに基づくビジネスモデルを変化し続けられる企業が勝つDXの時代により必要なのは、多重下請けによるウォーターフォール型のシステム開発ではなく、アジャイル型のシステム開発であると同社では考えています。
WhiteBox
WhiteBoxはシステム開発企業向けのオープンプラットフォームサービスです。システム開発企業またはフリーランスが利用登録。
システム開発業務を発注又は受注する企業やフリーランスに対して、所属エンジニア又はフリーランス自身の開発経歴(スキルシート)の登録管理等、基本的な機能を無料で提供するとともに、1次請け企業がパートナーを募集する目的でシステム開発案件を掲載・提案したり、パートナーが1次請け企業とエンジニアの情報を共有するなどの機能を利用する場合に定額の月額基本料金が発生するサービスです。
2,091社が会員登録。3万人超のエンジニアのスキルシートが登録されています。(2023年12月末現在)
設立は2009年1月
従業員数は283名、平均年齢は33.4歳、平均勤続年数は4.2年、平均年間給与は635万円(2024年1月末)
情報戦略テクノロジーのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、情報戦略テクノロジーの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
情報戦略テクノロジーの上場日
上場日 | 2024/3/28(木) | 証券コード | 155A |
---|---|---|---|
市場 | 東証グロース | 業種 | 情報・通信業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | 情報戦略テクノロジー(155A) | ||
時価総額 | 45.9億円(公開価格で計算) 101.8億円(初値で計算) |
情報戦略テクノロジーのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2024/3/11 (月) ~ 3/15 (金) |
||
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仮条件 | 380円~460円 (抽選資金:3.8万円 ~ 4.6万円) | ||
当選口数 | 23,805口 | ||
発行済株式数 | 9,970,000株 | オファリングレシオ | 23.8% |
公募株数 | 1,470,000株 | 売出株数 | 600,000株 |
吸収金額 | 10.9億円 | O.A分 | 310,500株 |
仮条件決定日 | 3/8 (金) | 公開価格決定日 | 3/18 (月) |
購入期間 | 3/19 (火) ~ 3/25 (月) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選管理がカンタンに。 - IPOのメール通知システム
ブックビルディングの開始時にメールが届く。
情報戦略テクノロジーの公開価格と初値
仮条件 | 380円~460円 | ||
---|---|---|---|
公開価格 | 460円 | 初値 | 1,021円 |
騰落率 | 121.96% | 倍率 | 2.22倍 |
初値売り損益 | 56,100円(1,021円 - 460円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
情報戦略テクノロジーの初値予想と予想利益
情報戦略テクノロジーの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
380円 ~ 460円
※抽選資金:3.8万円 ~ 4.6万円
上限は23.3%下ブレ↓ |
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初値予想 |
460円 ~ 560円※3/8 修正
(1.0倍~1.2倍) |
予想利益 | 0円~1万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 600円あたり ※抽選資金:6万円あたり |
---|---|
初値予想 | 720円 ~ 840円 (1.2倍~1.4倍) |
予想利益 | 1.2万円~2.4万円 |
初値予想アンケート
情報戦略テクノロジー(155A)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(460円)を基準価格に修正しています。
有効回答:344票 投票期限:2024/3/27 (水) 23:59まで情報戦略テクノロジーの主幹事と幹事証券
情報戦略テクノロジーのIPOを取り扱っている証券会社です。
情報戦略テクノロジーの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 みずほ証券 |
93.04% | 2,214,900株 | 2,214口 |
マネックス証券 | 0.87% | 20,700株 | 207口 |
松井証券 | 0.87% | 20,700株 | 144口 |
SBI証券 | 0.87% | 20,700株 | 124口 |
岩井コスモ証券 | 0.87% | 20,700株 | 20口 |
アイザワ証券 | 0.87% | 20,700株 | 20口 |
丸三証券 | 0.87% | 20,700株 | 0口 |
極東証券 | 0.87% | 20,700株 | 0口 |
あかつき証券 | 0.87% | 20,700株 | 0口 |
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情報戦略テクノロジーの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2022年12月 | 2021年12月 | 2020年12月 |
---|---|---|---|
売上高 | 4,939,952 | 3,876,332 | 3,463,562 |
経常利益 | 332,463 | 70,591 | 69,417 |
当期利益 | 285,311 | 28,926 | -93,006 |
純資産 | 438,430 | 152,723 | 123,805 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 33.57 | 3.40 | -10.94 |
BPS※ | 51.53 | 17.97 | 14.57 |
前期比(売上高) | 27.4% | 11.9% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2021年12月 |
---|---|
売上高 | 3,856,213 |
経常利益 | 136,728 |
当期利益 | 25,503 |
純資産 | 155,618 |
EPS※ | 3.00 |
BPS※ | 18.31 |
前期比(売上高) | ― |
情報戦略テクノロジーのPERとPBR
公開価格(460円)で算出したPERとPBRです。
決算月 | PER | PBR | EPS | BPS |
---|---|---|---|---|
2022年12月 (実績) |
13.7倍 | 8.93倍 | 33.57 | 51.53 |
2023年12月 (実績/未監査) |
14.19倍 | - | 32.41 | - |
2024年12月 (予想) |
15.47倍 | - | 29.74 | - |
情報戦略テクノロジーの配当金と配当利回り
公開価格(460円)と配当金で算出した配当利回りです。
決算月 | 1株あたり の配当金 |
配当利回り | 配当性向 |
---|---|---|---|
2023年12月 (実績) |
0円 | - | - |
2024年12月 (予定) |
0円 | - | - |
上位株主とロックアップ情報
情報戦略テクノロジーの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
---|---|---|---|
髙井 淳 代表取締役 |
4,476,317株
47.42%
|
600,000株 | 180日 |
株式会社ISTホールディングス 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 |
3,500,000株
37.08%
|
- | 180日 |
コタエル信託株式会社 |
660,000株
6.99%
(660,000)
|
- | 180日 |
近藤 将人 従業員 |
280,000株
2.97%
(280,000)
|
- | 180日 |
礒谷 幸始 |
264,320株
2.80%
|
- | 180日 |
情報戦略テクノロジー社員持株会 |
164,963株
1.75%
|
- | 180日 |
廣田 重徳 取締役 |
94,400株
1.00%
|
- | 180日 |
- 180日のロックアップ期間は、2024年9月23日まで
直近の類似IPOの上場結果
情報戦略テクノロジーと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
情報戦略テクノロジーのIPO分析
マイクロソフトやグーグルといった世界的なサービスを生み出したような、エンジニアが活躍する環境は日本ではまだ作れておらず、それらを阻害するものをなくしていきたいよう。個人的には要件定義のウソに笑いました。
2024年12月期の業績予想が発表されています。
第14期(2022年12月期)連結会計年度において、連結子会社であった株式会社WhiteBox(WhiteBoxサービスを提供)を吸収合併。
直近一年間でエンジニアを中心として従業員が36名増加。
WhiteBoxの会員数は1,330社から509社増え、2023年9月期3Q時点で1,839社に。
事業は大変 好調そうではありますが、有料会員数の推移など具体的なところが記載されていないのでチョットよく分からず。
【3.8追記】やはり不明な点が多いのか、仮条件の上限価格で23.3%も引き下げられました。
参考までに
評価を「B」から「C」に一段、引き下げました。
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
- 業績は安定的(決算情報)
- 2024年12月期の業績予想(前期比)は、売上高 5,811百万円(+9.7%)、営業利益 419百万円(+8.1%)
- IPOで人気のあるIT関連企業
- 購入単価が低いIPOが好調(抽選資金による実績)
- 【3.8追記】仮条件が23.3%も下振れして決定。ロードショーの反応悪いか?
- 同業他社が多い
- 具体的な指標、数値が見えてこず
- 配当実績なし
- 3月のIPOラッシュによる投資家の資金枯渇。選別される可能性あり
- 仮条件の上限価格と2024年12月期の予想実績によるPERは15.4倍。前期実績で計算したPERは14.1倍、PBRは未監査のため分からず(PERとPBR)
- 上位株主は役員関連。売り圧力が低い
3.8追記。仮条件が想定価格の600円より上限価格で23.3%下振れて、380円 ~ 460円に。
機関投資家の需要が低いことが予想されるものの割安感もでてきたので、初値予想を460円 ~ 560円に修正。予想利益は0円~1万円です。
目論見書の想定仮条件は600円。初値予想は720円 ~ 840円としました。
予想利益は1.2万円~2.4万円です。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。
1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの2社だけでIPOに49回当選しています(全当選数の34.3%)
松井証券とみずほ証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選後に購入資金を入金すれば良いので気軽に参加できます。
特に松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています(5割目標)
ブックビルディングの参加スタンスは Twitterにて発信しています。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)