守谷輸送機工業(6226):IPO上場情報
守谷輸送機工業は、荷物用エレベーター等の製造、据付工事、販売及び保守・修理事業を行っている企業です。グループは同社と上海の非連結子会社の計2社で構成。
長年にわたり国内での荷物用エレベーターの製造、販売、据付及び保守・修理の一貫した事業を展開し強みを構築。
国内外での競争力を備えた船舶用エレベーター(乗用)と合わせ経営資源を集中し、更に競争力を高めています。
船舶用エレベーターは建物用と異なり、船の振動(揺れ)や衝撃にも耐えうる構造や防錆、防沫性能が求められます。
同社は、シンドラーエレベータ(株)から船舶用エレベーターの技術等を譲り受けて、2003年8月に販売を開始し、現在では国内およびアジア市場において事業展開。
設立は1950年3月。
同社の従業員数は2022年1月末で296名、平均年齢は39.8歳、平均勤続年数は8.1年、平均年間給与は653.7万円。
守谷輸送機工業のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、守谷輸送機工業の目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
守谷輸送機工業の上場日
守谷輸送機工業のブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2022/3/2 (水) ~ 3/8 (火) |
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仮条件 | 730円~810円 (抽選資金:7.3万円 ~ 8.1万円) | ||
当選口数 | 48,990口 | ||
発行済株式数 | 17,333,000株 | オファリングレシオ | 28.2% |
公募株数 | 2,130,000株 | 売出株数 | 2,130,000株 |
吸収金額 | 39.6億円 | O.A分 | 639,000株 |
仮条件決定日 | 3/1 (火) | 公開価格決定日 | 3/9 (水) |
購入期間 | 3/10 (木) ~ 3/15 (火) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
守谷輸送機工業の公開価格と初値
仮条件 | 730円~810円 | ||
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公開価格 | 810円 | 初値 | 820円 |
騰落率 | 1.23% | 倍率 | 1.01倍 |
初値売り損益 | 1,000円(820円 - 810円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
守谷輸送機工業の初値予想と予想利益
守谷輸送機工業の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
730円 ~ 810円
※抽選資金:7.3万円 ~ 8.1万円
上限は5.2%上ブレ↑ |
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初値予想 |
800円 ~ 850円※3/1 修正
(1.0倍~1.0倍) |
予想利益 | -1,000円~4,000円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 770円あたり ※抽選資金:7.7万円あたり |
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初値予想 | 760円 ~ 800円 (1.0倍~1.0倍) |
予想利益 | -1,000円~3,000円 |
初値予想アンケート
守谷輸送機工業(6226)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(810円)を基準価格に修正しています。
有効回答:300票 投票期限:2022/3/16 (水) 23:59まで守谷輸送機工業の主幹事と幹事証券
守谷輸送機工業のIPOを取り扱っている証券会社です。
守谷輸送機工業の割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 SMBC日興証券 |
90.43% | 4,430,400株 | 4,430口 |
みずほ証券 | 2.61% | 127,800株 | 127口 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 2.61% | 127,800株 | 127口 |
東海東京証券 | 2.61% | 127,800株 | 127口 |
マネックス証券 | 0.87% | 42,600株 | 426口 |
SBI証券 | 0.87% | 42,600株 | 255口 |
委託幹事であるauカブコム証券は、委託数が公表されていません。
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守谷輸送機工業の決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2021年3月 | 2020年3月 | 2019年3月 |
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売上高 | 13,517,891 | 12,110,955 | 11,108,499 |
経常利益 | 1,713,938 | 1,395,444 | 1,377,343 |
当期利益 | 1,084,615 | 860,584 | 824,333 |
純資産 | 4,571,977 | 3,305,972 | 2,515,363 |
配当金※ | 25.00 | 25.00 | 25.00 |
EPS※ | 75.23 | 60.18 | 288.22 |
BPS※ | 300.73 | 229.33 | 879.49 |
前期比(売上高) | 11.6% | 9% | ― |
上位株主とロックアップ情報
守谷輸送機工業の上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
---|---|---|---|
株式会社M2W 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 |
5,500,000株
35.28%
|
- | 180日 |
守谷 貞夫 代表取締役社長 |
2,970,000株
19.05%
|
830,000株 | 180日 |
守谷 順子 代表取締役の配偶者 |
2,330,000株
14.95%
|
1,000,000株 | 180日 |
濵 芽久実 血族 |
1,200,000株
7.70%
|
100,000株 | 180日 |
戸塚 昌代 血族 |
1,150,000株
7.38%
|
100,000株 | 180日 |
守谷 和香子 血族 |
1,150,000株
7.38%
|
100,000株 | 180日 |
株式会社横浜銀行 |
290,000株
1.86%
|
- | |
日本生命保険相互会社 |
217,500株
1.40%
|
- | |
MTE従業員持株会 |
204,115株
1.31%
|
- | |
朝日生命保険相互会社 |
145,000株
0.93%
|
- |
直近の類似IPOの上場結果
守谷輸送機工業と市場と業種が同じIPOの上場結果です。
守谷輸送機工業のIPO分析
エレベーターの中でも「荷物用」に特化した事業内容。
業界大手各社とのすみ分けはバッチリ。
現在は船舶内のエレベーターに注力しているよう。
老舗ながら堅調に業績も推移している感じ。社員数も年々増加。
価格に割安感はあるが、特に急激な成長も見込めるような事業内容ではなく、東証二部らしい。
個人的には創業家が結構放出するなぁと。特に奥様がこういう時に売出し数多い。
配当金は年1回。
配当性向は6.6%とやや魅力ないかも。
参考までに
評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。
- 業績は安定的。(決算情報)
- 専門性、信頼が大事な事業内容で競合他社がでづらい。ニッチ分野。
- オファリングレシオが28.2%とやや高い。(オファリングレシオによる実績)
- IPOで人気の低い東証二部市場。
- やや地味な印象がある事業内容。
- 上位株主は創業家や血族でガッチリ。放出まぁまぁあり。
- 配当実績あり。年一回の配当金を予定。配当性向は6.6%と長期投資ならやや物足りない。
- 1950年から続く老舗企業。
3.1追記。仮条件が想定発行価格(770円)より5.2%の上振れ決定(730円 ~ 810円)したので、初値予想を800円 ~ 850円に修正しました。予想利益は-1,000円~4,000円です。
目論見書の想定仮条件は770円。初値予想は760円 ~ 800円としました。
予想利益は-1,000円~3,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。
上場日の相場環境により、利益にも損失にもなりそうなIPO。
カブスルは3月IPOに参加する機会がなくて寂しいので、参加してみようと思います(苦笑)
また、個人的にはこういったIPOにも資金が回ってくるとまた賑わってくるのになぁと思います。
当選しました!
3.10追記。三菱UFJモルガン・スタンレー証券で初当選しました!
ちなみに、マネックス証券でも補欠当選しており、申し込んでいます。
今年初当選。公募割れのリスクもありますが、申し込んでみます!
IPO当選実績
ワンポイント
主幹事はSMBC日興証券です。
IPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数が一番多いです。
また、資金力に左右されない平等抽選を採用していますので当選確率は一緒です。
カブスルは18回 IPOに当選。
他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの3社だけでIPOに68回当選しています。(全当選数の69.4%)
追加の委託幹事として、auカブコム証券が決まりました。