木村工機（6231）：IPO上場情報
木村工機は、空調システム機器の開発・製造・販売を行っている企業です。
1945年創業。1952年にプレートフィンヒーター・クーラーの製法を確立したことを契機に、約70年にわたり業務用空調の製造販売に特化して事業を行っています。
プレートフィンヒーター・クーラーとはアルミプレートに銅管を取り付けた熱交換機のこと。
設立は1947年8月。
従業員数は2019年12月末で329名、平均年齢は38.7歳、平均勤続年数は12.1年、平均年間給与は683.4万円。
木村工機のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、木村工機の目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
木村工機の上場日
木村工機のブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
| ブックビルディング期間 |
2020/2/26 (水) ～ 3/3 (火) |
||
|---|---|---|---|
| 仮条件 | 2,300円～2,400円 （抽選資金：23万円 ～ 24万円） | ||
| 当選口数 | 4,000口 | ||
| 発行済株式数 | 3,849,000株 | オファリングレシオ | 10.3％ |
| 公募株数 | 249,000株 | 売出株数 | 100,000株 |
| 吸収金額 | 9.6億円 | O.A分 | 51,000株 |
| 仮条件決定日 | 2/21 (金) | 公開価格決定日 | 3/4 (水) |
| 購入期間 | 3/5 (木) ～ 3/10 (火) | ||
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
木村工機の公開価格と初値
| 仮条件 | 2,300円～2,400円 | ||
|---|---|---|---|
| 公開価格 | 2,400円 | 初値 | 2,050円 |
| 騰落率 | -14.58％ | 倍率 | 0.85倍 |
| 初値売り損益 | -35,000円（2,050円 - 2,400円）× 100株 | ||
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
公募割れ時の株価下落の目安となる引受価額は、2,208.00円でした。
木村工機の初値予想と予想利益
木村工機の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
| 仮条件 |
2,300円 ～ 2,400円
※抽選資金：23万円 ～ 24万円
上限は2.6％上ブレ↑ |
|---|---|
| 初値予想 |
2,700円 ～ 3,000円※2/21 修正
（1.1倍～1.3倍） |
| 予想利益 | 3万円～6万円 |
想定価格と初値予想
| 想定価格 | 2,340円あたり ※抽選資金：23.4万円あたり |
|---|---|
| 初値予想 | 2,570円 ～ 2,900円 （1.1倍～1.2倍） |
| 予想利益 | 2.3万円～5.6万円 |
初値予想アンケート
木村工機（6231）の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格（2,400円）を基準価格に修正しています。
有効回答：115票 投票期限：2020/3/12 (木) 23:59まで木村工機の主幹事と幹事証券
木村工機のIPOを取り扱っている証券会社です。
木村工機の割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数（個人配分）の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
| 証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
|---|---|---|---|
| 主幹事 みずほ証券 |
91.33％ | 365,300株 | 365口 |
| SMBC日興証券 | 6.10％ | 24,400株 | 24口 |
| SBI証券 | 1.73％ | 6,900株 | 48口 |
| マネックス証券 | 0.85％ | 3,400株 | 34口 |
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木村工機の決算情報
単独 財務情報 （単位/千円）
| 決算期 | 2019年3月 | 2018年3月 | 2017年3月 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 11,082,990 | 9,535,961 | 8,694,161 |
| 経常利益 | 1,478,298 | 965,721 | 688,342 |
| 当期利益 | 1,022,898 | 725,356 | 299,823 |
| 純資産 | 3,827,654 | 2,819,209 | 2,066,309 |
| 配当金※ | 20.00 | 12.00 | 8.00 |
| EPS※ | 288.87 | 219.08 | 89.83 |
| BPS※ | 1,075.49 | 809.58 | 624.26 |
| 前期比（売上高） | 16.2％ | 9.7％ | ― |
上位株主とロックアップ情報
木村工機の上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
| 株主名 | 比率 | ロック アップ |
|---|---|---|
| （株）ＫＩＭＵＲＡ | 11.74％ | 180日 |
| 大阪中小企業投資育成（株） | 8.39％ | 180日 |
| 木村 惠一 | 5.28％ | 180日 |
| 大河内 英枝 | 4.70％ | 180日 |
| （株）みずほ銀行 | 4.61％ | 180日 |
| 日本生命保険相互会社 | 4.47％ | 180日 |
| （株）三井住友銀行 | 3.91％ | 180日 |
| 第一生命保険（株） | 3.36％ | 180日 |
| 木村 晃 | 3.19％ | 180日 |
| 三菱電機（株） | 2.80％ | 180日 |
直近の類似IPOの上場結果
木村工機と市場と業種が同じIPOの上場結果です。
木村工機のIPO分析
空調システムなので、景気に左右されやすい事業内容かと思います。
7・8月の東京五輪後の、景気後退懸念も影響しそうです。
とはいえ、現在までは売上高も経常利益も右肩上がりで、業績は非常に堅調です。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「Ｂ」に設定しました。
- 業績が好調。（決算情報）
- 配当実績あり。（1株あたり20円を予定）
- IPOで人気のない業種。
- IPOで人気の低い東証二部市場。
- 同日に3社が上場。
- 3月はIPOが多く、選別される可能性あり。
2.21 追記。仮条件が想定発行価格（2,340円）より上振れ決定（2,300円 ～ 2,400円）したので、初値予想を2,700円 ～ 3,000円に修正。予想利益は3万円～6万円です。
目論見書の想定仮条件は2,340円。初値予想は2,570円 ～ 2,900円としました。
予想利益は2.3万円～5.6万円になります。
カブスルは幹事証券にて積極的にIPOに参加します。
1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券やSMBC日興証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの3社だけでIPOに52回当選しています。
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上場後の補足
NYダウは前日比で2352ドル安（-9.99％）と、過去最大の下げ幅となりました。
コロナショックの影響が日々続いており、同社の上場にも暗い影を落としました。
