ZUU(4387):IPO上場情報
「ZUU」は 金融資産3,000万円以上あるいは年収700万円以上のアッパーマス~富裕層を主なターゲットとした「ZUU online」の運営を行っている企業です。
また、プラットフォーム事業として、金融領域特化型ウェブ/スマートフォン・メディアの運営を中心とした、金融関連市場に特化した各種サービスを展開しています。
アッパーマス層という言葉を初めて聞きましたが、野村総研が定義する序列の一つのようです。
- 超富裕層 : 純金融資産5億円以上
- 富裕層 : 1億円以上5億円未満
- 準富裕層 : 5,000万円以上1億円未満
- アッパーマス層 : 3,000万円以上5,000万円未満
- マス層 : 3,000万円未満
主力の「ZUU online」の他に3つの領域特化型の自社メディアも運営しています。
- 経営者online
経営者層向けにファイナンス/M&A等の経営情報を提供。 - FinTech online
金融業界関係者向けに最新フィンテックのトレンド情報を提供。 - DAILY ANDS
女性向けに金融/投資情報を提供。
月間ユーザー数 約420万人のうちスマートフォンのユーザーは87%になるようです。(平成30年3月)
上記の「メディア・サービス」では 複数の領域特化型の金融系ウェブ/スマートフォン・メディアを開発及び運営し、金融や不動産企業より広告掲載収入等を得ています。
また、自社メディアを活用したプロモーション支援を行っており、主に同メディアに訪問するユーザーに対し、当社の顧客企業への転職斡旋を行うことで、フィー収入も得ています。
「フィンテック化支援サービス」では、金融や不動産企業等向けに、業務効率化の施策として、情報発信サイトの構築/運営、及びデジタル・マーケティング領域におけるコンサルティング等で支援しフィー収入を得ています。
グループはZUU及び連結子会社(ZUU SINGAPORE PTE. LTD.)の2社で構成。
設立は平成25年4月です。
従業員数は平成30年4月末で49名、平均年齢は31歳、平均勤続年数は1.4年、平均年間給与は530.7万円です。
ZUUのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ZUUの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
ZUUの上場日
ZUUのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2018/6/5 (火) ~ 6/11 (月) |
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仮条件 | 1,440円~1,600円 (抽選資金:14.4万円 ~ 16万円) | ||
当選口数 | 2,875口 | ||
発行済株式数 | 2,036,740株 | オファリングレシオ | 14.1% |
公募株数 | 150,000株 | 売出株数 | 100,000株 |
吸収金額 | 4.6億円 | O.A分 | 37,500株 |
仮条件決定日 | 6/1 (金) | 公開価格決定日 | 6/12 (火) |
購入期間 | 6/13 (水) ~ 6/18 (月) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
ZUUの公開価格と初値
仮条件 | 1,440円~1,600円 | ||
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公開価格 | 1,600円 | 初値 | 5,550円 |
騰落率 | 246.88% | 倍率 | 3.47倍 |
初値売り損益 | 395,000円(5,550円 - 1,600円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
ZUUの初値予想と予想利益
ZUUの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,440円 ~ 1,600円
※抽選資金:14.4万円 ~ 16万円
上限は8.8%上ブレ↑ |
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初値予想 |
3,200円 ~ 4,800円※6/5 修正
(2.0倍~3.0倍) |
予想利益 | 16万円~32万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,370円 ~ 1,470円 ※抽選資金:13.7万円 ~ 14.7万円 |
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初値予想 | 3,000円 ~ 3,400円 (2.0倍~2.3倍) |
予想利益 | 15.3万円~19.3万円 |
ZUUの主幹事と幹事証券
ZUUのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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委託幹事証券 | |
備考 | 主幹事は「野村證券」になりました。 投資資金に関係ない一人一票制の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「マネックス証券」や抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。 当選口数が少なく、公募割れリスクも低いと想定されますので積極的に応募していきましょう。 追加の委託幹事として「岡三オンライン証券」と「ライブスター証券」が決まりました。 現在、現金2,000円~3,000円がもらえる「お得なタイアップキャンペーン」も行っています。 |
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
ZUUの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2017年3月 | 2016年3月 | 2015年3月 |
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売上高 | 721,381 | 335,710 | 58,308 |
経常利益 | 16,551 | 14,158 | -16,861 |
当期利益 | -13,870 | 9,313 | -17,153 |
純資産 | 548,800 | 562,671 | 98,392 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | -19.43 | -5.38 | -107.83 |
BPS※ | 34.82 | 54.25 | 596.32 |
前期比(売上高) | 114.9% | 475.8% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2017年3月 |
---|---|
売上高 | 729,212 |
経常利益 | -15,762 |
当期利益 | -46,184 |
純資産 | 517,487 |
EPS※ | -39.01 |
BPS※ | 15.84 |
前期比(売上高) | ― |
直近の類似IPOの上場結果
ZUUと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。
ZUUのIPO分析
IPOで人気のあるIT関連企業です。
市場からの調達金額が 4.2億円程度 と 人気化しやすい小型案件である事から 初値にも大きな期待が出来そうです。
人気が高いIPOの特徴
人気化しそうなIPOの割に、当選口数が2,500口と少ない点も注目を集めそうです。
参考までに
2018.6.5 追記。仮条件の決定に伴い、想定の初値予想は「3,200円 ~ 4,800円」に修正されました。
予想上限にて「初値売り」をすると32万円の利益になりそうです。
2018.5.22 追記。評価は 最も高い「S」となりました。
想定の仮条件は「1,370円 ~ 1,470円」。想定の初値予想は「3,000円 ~ 3,400円」となっています。
予想上限にて「初値売り」をすると19.3万円の利益になりそうです。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
ワンポイント
主幹事証券は大手の「野村證券」。
主幹事はIPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの割当数も主幹事が一番多いです。(当選口数が一番多い)
また、「野村證券」ではIPOの抽選時に抽選資金が必要ありません。
当選した後に購入資金を入金すれば良いという庶民にとって嬉しいシステムを採用している証券会社なので気軽に参加も可能です!
IPOの抽選資金不要で庶民に有難い証券会社
必ず参加しておくようにしましょう~。
IPOにおすすめの証券会社
他にも、1人1票の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「マネックス証券」や、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。
参考までに
上記の「直近の類似IPOの上場結果」を見て頂ければお分かりの通り、「東証マザーズ市場」で「情報・通信業」のIPOは人気があり、初値の成績が良いです。
さらに「市場からの調達金額が小さければ小さい程、成績もさらに良い」ようです。
追加の委託幹事として「岡三オンライン証券」と「ライブスター証券」が決まりました。
IPOの抽選時に資金が必要ない証券会社ですので、気軽に運だめしで参加しましょう~。
現在、現金2,000円~3,000円がもらえる「お得なタイアップキャンペーン」も行っています。