アジャイルメディア・ネットワーク(6573):IPO上場情報
「アジャイルメディア・ネットワーク」は アンバサダーの情報発信力、運営ノウハウを活用し、分析テクノロジー、プロモーション、販売促進活動から商品開発を支援する「アンバサダー事業」を展開している企業です。
「アンバサダー」とは、好きな企業、製品やサービスについて「自発的にクチコミ/推奨するファン」を同社で「アンバサダー」と定義しています。
「アンバサダー」は 特定のブランドや商品・製品について、自発的に満足を伝えたり推奨をする存在であり、そのクチコミが届く対象はアンバサダーの「身近な友人や知人」になります。
クライアント企業の商品や製品・サービスのファンを対象にクチコミの活性化や購買の促進を支援する様々なサービスを提供しています。
アンバサダー事業で提供する3つのサービス。
- アンバサダープログラム
アンバサダーの発見/登録/分析/抽出/連絡に使用する基幹システム「アンバサダープラットフォーム」を基盤に、プログラム運用支援やクチコミの促進するための施策の企画・運営支援など、様々なサービスを提供。
主に大手メーカーやサービス提供事業者に対して、一定期間ごとに契約を更新する形態で、中長期の取り組みを支援するサービスとして提供。 - レビューズ
アジャイルメディア・ネットワークが提供する情報発信者と、商品の魅力を伝えたい企業をマッチングするサービス。
企業の商品訴求やイベントへの参加、コンテンツ制作といった要望に対して、情報発信者それぞれの得意分野から適切な発信者を選定、企業と情報発信者のやり取りを代行し、ブログ記事やSNS投稿の生成から効果測定を支援。 - アライアンスサービス
アジャイルメディア・ネットワークのクチコミ分析機能とファン活性化のノウハウを活用し、協業先の企業がもつ会員資産やデータと組み合わせることで付加価値の高いサービスの提供。
ASPサービス「アンバサダープラットフォーム」は、アンバサダープログラムにおけるアンバサダーの発見/登録/分析/抽出/連絡を可能にする基幹システムです。
同システムでは、ソーシャルメディア(SNSやブログ)の情報を対象に、アンバサダー1人ひとりの「影響力の測定」、「クチコミによる貢献度」の把握することが可能です。SNSやブログを通じて発信されるアンバサダーのクチコミを収集・分析することができます。
1人ひとりの情報発信力や企業や製品に対しての興味度合いを分析する「テクノロジー」と、「アンバサダーを活性化するためのノウハウ」によって差別化が図られています。
熱量や貢献度の高いアンバサダーの「発見」、アンバサダーによるクチコミの「活性化」、クチコミの成果を把握する「効果測定」において、独自の企画・運営ノウハウと登録・管理・分析が可能なテクノロジーにより、クライアント企業に今後のマーケティング活動に有用な情報を提供しています。
これら一連のサービスをネット上の参加企画である「オンライン施策(ネット)」だけでなく、イベントや商品開発プロジェクトなど「オフライン施策(リアル)」までワンストップで提供することができる点が同社の強みとなっています。
「アンバサダープログラム」は大手企業を中心に導入を拡大しており、同一企業での複数プログラムの導入や、中小企業、自治体での導入、海外言語での導入など領域を拡大しております。
設立は平成19年2月です。
従業員数は平成30年1月末で49名、平均年齢は35.5歳、平均勤続年数は3.3年、平均年間給与は494.4万円です。
アジャイルメディア・ネットワークのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、アジャイルメディア・ネットワークの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
アジャイルメディア・ネットワークの上場日
上場日 | 2018/3/28(水) | 証券コード | 6573 |
---|---|---|---|
市場 | 東証マザーズ | 業種 | サービス業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | アジャイルメディア・ネットワーク(6573) | ||
時価総額 | 19.6億円(公開価格で計算) 101.2億円(初値で計算) |
アジャイルメディア・ネットワークのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2018/3/9 (金) ~ 3/15 (木) |
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仮条件 | 2,800円~3,000円 (抽選資金:28万円 ~ 30万円) | ||
当選口数 | 1,426口 | ||
発行済株式数 | 654,000株 | オファリングレシオ | 21.8% |
公募株数 | 70,000株 | 売出株数 | 54,000株 |
吸収金額 | 4.2億円 | O.A分 | 18,600株 |
仮条件決定日 | 3/7 (水) | 公開価格決定日 | 3/16 (金) |
購入期間 | 3/19 (月) ~ 3/23 (金) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
アジャイルメディア・ネットワークの公開価格と初値
仮条件 | 2,800円~3,000円 | ||
---|---|---|---|
公開価格 | 3,000円 | 初値 | 15,470円 |
騰落率 | 415.67% | 倍率 | 5.16倍 |
初値売り損益 | 1,247,000円(15,470円 - 3,000円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
アジャイルメディア・ネットワークの初値予想と予想利益
アジャイルメディア・ネットワークの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
2,800円 ~ 3,000円
※抽選資金:28万円 ~ 30万円
上限は9.5%上ブレ↑ |
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初値予想 |
6,000円 ~ 6,900円※3/9 修正
(2.0倍~2.3倍) |
予想利益 | 30万円~39万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 2,640円 ~ 2,740円 ※抽選資金:26.4万円 ~ 27.4万円 |
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初値予想 | 5,500円 ~ 6,300円 (2.0倍~2.3倍) |
予想利益 | 27.6万円~35.6万円 |
アジャイルメディア・ネットワークの主幹事と幹事証券
アジャイルメディア・ネットワークのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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委託幹事証券 | |
備考 | 投資資金に関係ない一人一票制の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「マネックス証券」や「SMBC日興証券」、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。 当選口数が少なく、公募割れリスクも低いと想定されますので積極的に応募していきましょう。 追加の委託幹事として「岡三オンライン証券」が決まりました。 現在、現金5,000円がもらえる「お得なタイアップキャンペーン」も行っています。 |
アジャイルメディア・ネットワークの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
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主幹事 みずほ証券 |
84.50% | 120,500株 | 120口 |
岡三証券 | 6.94% | 9,900株 | 9口 |
SBI証券 | 6.03% | 8,600株 | 60口 |
SMBC日興証券 | 1.68% | 2,400株 | 2口 |
極東証券 | 0.42% | 600株 | 0口 |
エース証券 | 0.42% | 600株 | 0口 |
委託幹事であるマネックス証券と岡三オンラインは、委託数が公表されていません。
現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券。
アジャイルメディア・ネットワークの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2016年12月 | 2015年12月 | 2014年12月 |
---|---|---|---|
売上高 | 554,679 | 498,617 | 489,210 |
経常利益 | 20,903 | 32,865 | 34,354 |
当期利益 | 11,232 | 45,623 | 31,281 |
純資産 | 282,978 | 251,745 | 206,122 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 52.22 | 228.11 | 3,128.11 |
BPS※ | -623.01 | -841.48 | -21,391.96 |
前期比(売上高) | 11.2% | 1.9% | ― |
直近の類似IPOの上場結果
アジャイルメディア・ネットワークと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。
アジャイルメディア・ネットワークのIPO分析
クライアント企業における「アンバサダープログラム」導入のメリットは3つです。
- ファン/満足/需要の可視化
「アンバサダープログラム」を通じてファンによる商品やサービスのクチコミを活性化することで、3つの可視化(ファン/満足/需要)を行っています。 - 顧客生涯価値の向上
「アンバサダープログラム」への参加を通じて、商品選択への信頼・納得や企業への親近感を向上させることで、顧客(アンバサダーやファン)が他の競合商品への流出を軽減できるメリットがあります。
これにより、継続した購買が見込まれ、顧客生涯価値を高めることが可能です。 - キャンペーンの課題/商品開発におけるアイデアや改善点の抽出
従来企業単独で実施していた「商品開発」や「改善」への取り組みをアンバサダーと共に推進することで、より利用者視点での商品/サービス開発に繋げることができます。
専門性の高い事業内容はIPOの中でも特に人気があります。
IPOの騰落率は人気に左右されますので、人気があるかどうかはとっても大事な要素になります。
大手の予想待ちですが、評価は高くなるんじゃないでしょうか。
評価が高いIPOの特徴
さらに、市場からの調達金額が 3.7億円程度 と 人気化しやすい小型案件である事から 初値にも大きな期待が出来そうです。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に引受幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
ワンポイント
主幹事の「みずほ証券」で100株 当選を果たしました!(ブログ)
2018年のIPO当選は早くも 4社/700株の当選になります!
管理人のIPO当選実績
参考までに
2018.3.9 追記。仮条件は「2,800円~3,000円」に決まりました。
仮条件の決定に伴い、想定の初値予想は「6,000円 ~ 6,900円」に修正されました。
予想上限にて初値売りすると39万円の利益になりそうです。
2018.2.26 追記。評価は 最も高い「S」となりました。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に引受幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
想定の仮条件は「2,640円 ~ 2,740円」。想定の初値予想は「5,500円 ~ 6,300円」となっています。
予想上限にて「初値売り」をすると35.6万円の利益になりそうです。
ワンポイント
引受幹事証券の一つである「マネックス証券」や「SMBC日興証券」は資金量に左右されない「公平抽選」を採用していますので、1口応募しても100口応募しても 当選確率は一緒です。
人気化しそうなIPOの割に、当選口数は1,240口とかなり少ないのでプラチナチケット化しそうです。
公平抽選の証券会社で運試しといきたいところです。
庶民の管理人も「マネックス証券」と「SMBC日興証券」で15度 IPOに当選をしております。(IPO実績)
他にも 抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。
IPOにおすすめの証券会社
追加の委託幹事として「岡三オンライン証券」が決まりました。
IPOの抽選時に資金が必要ない証券会社ですので、気軽に運だめしで参加しましょう~。
現在、現金5,000円がもらえる「お得なタイアップキャンペーン」も行っています。
上場後の補足
上場日 初日は買い注文が集まり 2営業日も初値がつかず・・・
3営業日目で初値がつきました。
初日の28日は18万9,800株の買い越し、翌営業日は3万6,500株の買い越し(即金規制)となり3日目を迎えました。
3営業日目まで初値がつかないIPOを久しぶりに見ました!
2017年11月29日に上場を果たした「トレードワークス」以来となります。
その前は2015年11月19日に上場を果たした「ロゼッタ」になります。
3営業日目以降に初値がついたIPO
参考までに
大手の想定をはるかに超える初値となっておりましたので、当選IPOは初値売りをしました。(ブログ)
IPOの初値売りとは?
先日の「RPA HD」当選に引き続き、約125万円の大きな利益となりました!
2018年のIPO当選数は4社 700株、当選IPOで得た利益は約574万円になっています!(IPO当選実績)