オービーシステム(5576):IPO上場情報


オービーシステムは、「金融事業」「産業流通事業」「社会公共事業」「ITイノベーション事業」の4つのサービスを行っている企業です。

事業領域別売上内訳

金融事業

地銀・都銀、保険、取引所、証券、クレジットの各分野のシステムインテグレーション、コンサルティング、ソフトウェアの設計・開発・保守等、ソフトウェア開発の全領域に対応した総合的なサービス事業を、顧客であるエンドユーザや国内ITメーカ、元請システムインテグレーターからの受託開発、運用保守を中心に展開。

産業流通事業

産業流通、マイコン、医療の各分野は東京・名古屋・大阪に組織を配置し、ソフトウェアの設計・開発・保守全般における総合サービス事業を、顧客であるエンドユーザや国内ITメーカ、元請システムインテグレーターからの受託開発、運用保守を中心に展開。

社会公共事業

社会基盤(電力ICT、社会インフラ、電力系統、交通)分野、メディア情報分野、公共分野、文教・教育系分野のシステムインテグレーション、コンサルティング、ソフトウェアの設計・開発・保守等、ソフトウェア開発の全領域に対応した総合的なサービス事業を、顧客であるエンドユーザや国内ITメーカ、元請システムインテグレーターからの受託開発を中心に展開。

ITイノベーション事業

地銀・信金、保険、クレジット、産業流通、総合情報サービスの各分野のシステム全体を支えるフロントシステムエンジニアとして、システム全体の見積り、業務支援アプリケーションパッケージの設定、オンプレミスシステム及びクラウドシステムのインフラ構築、プロジェクトマネージメントのサービス事業を、顧客であるエンドユーザや国内ITメーカ、元請システムインテグレーターからの受託開発、運用保守を中心に展開。2022年4月から。

設立は1972年8月
従業員数は2023年4月末で468名、平均年齢は38.4歳、平均勤続年数は14.3年、平均年間給与は540.4万円


オービーシステムのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、オービーシステムの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

オービーシステムの上場日

B
  • 業績:好調
  • オファリングレシオ:やや高い
  • 売出多い

上場日 2023/6/21(水) 証券コード 5576
市場 東証スタンダード 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス オービーシステム(5576)
時価総額
38.9億円(公開価格で計算)
68.5億円(初値で計算)

オービーシステムのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2023/6/6 (火) ~ 6/12 (月)

仮条件 1,510円~1,710円 (抽選資金:15.1万円 ~ 17.1万円)
当選口数 6,900口
発行済株式数 2,277,000株 オファリングレシオ 30.3%
公募株数 200,000株 売出株数 400,000株
吸収金額 11.7億円 O.A分 90,000株
仮条件決定日 6/5 (月) 公開価格決定日 6/13 (火)
購入期間 6/14 (水) ~ 6/19 (月)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

オービーシステムの公開価格と初値

仮条件 1,510円~1,710円
公開価格 1,710円 初値 3,010円
騰落率 76.02%  倍率  1.76倍
初値売り損益 130,000円(3,010円 - 1,710円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

オービーシステムの初値予想と予想利益

オービーシステムの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 1,510円 ~ 1,710円 ※抽選資金:15.1万円 ~ 17.1万円
初値予想 2,000円 ~ 2,310円
(1.2倍~1.4倍)
予想利益 2.9万円~6万円

想定価格と初値予想

想定価格 1,710円あたり ※抽選資金:17.1万円あたり
初値予想 2,000円 ~ 2,310円 (1.2倍~1.4倍)
予想利益 2.9万円~6万円
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初値予想アンケート

オービーシステム(5576)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(1,710円)を基準価格に修正しています。

有効回答:194   投票期限:2023/6/20 (火) 23:59まで
3倍以上(5,130円以上)
31票  16%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(4,275円以上~5,130円未満)
8票  4%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(3,420円以上~4,275円未満)
36票  19%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(2,565円以上~3,420円未満)
62票  32%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(2,052円以上~2,565円未満)
34票  18%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(1,710円以上~2,052円未満)
14票  7%
投票済み

公募割れ(1,710円未満)
9票  5%
投票済み

オービーシステムの主幹事と幹事証券

オービーシステムのIPOを取り扱っている証券会社です。

オービーシステムの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
SMBC日興証券
91.30% 630,000株 630口
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 2.61% 18,000株 18口
SBI証券 1.74% 12,000株 72口
岩井コスモ証券 1.74% 12,000株 12口
マネックス証券 0.87% 6,000株 60口
松井証券 0.87% 6,000株 42口
あかつき証券 0.87% 6,000株 0口

委託幹事であるauカブコム証券は、委託数が公表されていません。

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オービーシステムの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2022年3月 2021年3月 2020年3月
売上高 5,992,188 6,069,967 6,363,271
経常利益 482,609 403,061 477,810
当期利益 338,551 275,877 320,621
純資産 3,371,395 3,062,504 2,735,460
配当金 1,000.00 800.00 600.00
EPS 163.00 135.05 3,143.34
BPS 1,623.20 1,474.48 26,818.24
前期比(売上高) -1.3% -4.6%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)
業績

オービーシステムのPERとPBR

公開価格(1,710円)で算出したPERとPBRです。

決算月 PER PBR EPS BPS
2021年3月
(実績)
12.66倍 1.16倍 135.05 1,474.48
2022年3月
(実績)
10.49倍 1.05倍 163 1,623.20

オービーシステムの配当金と配当利回り

公開価格(1,710円)と配当金で算出した配当利回りです。

決算月 1株あたり
の配当金
配当利回り 配当性向
2022年3月
(実績)
50円 2.92% 30.7%

上位株主とロックアップ情報

オービーシステムの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
山田 孝 取締役会長 840,000
40.44%
85,000 180日
株式会社オービック 800,000
38.52%
140,000 180日
株式会社日立ソリューションズ 120,000
5.78%
120,000
山田 慶子 100,000
4.81%
35,000 180日
オービーシステム従業員持株会 87,000
4.19%
- 180日
豊田 利雄 代表取締役社長 40,000
1.93%
10,000 180日
小島 一翁 取締役 40,000
1.93%
10,000 180日
峰尾 欽士 20,000
0.96%
- 180日
田中 勝彦 10,000
0.48%
- 180日
陳 夢琳 10,000
0.48%
- 180日
  • 180日のロックアップ期間は、2023年12月17日まで
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

オービーシステムと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:スタンダードまたは東証二部」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

オービーシステムのIPO分析

日立製作所と40年以上、三菱電機ソフトウエアと30年以上にわたりシステム開発実績を積み重ねることで、ビジネスパートナーとしての関係を築いており、売上高の大きな割合を占めています。

ビジネスフロー

東証スタンダードらしい銘柄。
配当金も増配を続けており、長期投資も視野にいれられる銘柄。(当期は1,000円を予定。配当性向は30.7%)

IPOとしては可も不可もない印象ですが、売られる理由も見当たらず、無難な初値をつけるんじゃないでしょうか。

参考までに

評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。

中立
  • IPOで人気のあるIT関連企業
  • 業績は安定的(決算情報
  • 想定価格と前期実績(連結)によるPERは10.49倍。PBRは1.05倍
  • 平均勤続年数が14.3年と長い
  • オファリングレシオが30.3%とやや高いIPOデータ
  • IPOで人気の低い東証スタンダード市場
  • 特定顧客への売上比率(依存度)が高い
  • 売出比率が66.7%と高い
  • 配当実績あり。年一回の配当金を予定。当期は1,000円を予定。配当性向は30.7%
  • 1972年から続く老舗企業

目論見書の想定仮条件は1,710円。初値予想は2,000円 ~ 2,310円としました。
予想利益は2.9万円~6万円です。

カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。

ワンポイント

主幹事はSMBC日興証券です。
IPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数が一番多いです。

また、資金力に左右されない平等抽選を採用していますので当選確率は一緒です。
カブスルは24回 IPOに当選。

他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

カブスルはこちらの3社だけでIPOに72回当選しています。(全当選数の54.1%)

松井証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。

松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています(5割目標)

抽選資金に余裕があれば、auカブコム証券岩井コスモ証券でも参加しておきたいです。

ブックビルディングの参加スタンスは Twitterにて発信しています。

庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)

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  • SBI証券
    幹事数は9割以上とかなり多い!
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  • auカブコム証券
    全体の2~3割の委託幹事に
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本ページで掲載している画像は、オービーシステムの目論見書から引用しています。
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