東海ソフト(4430):IPO上場情報
東海ソフトは、多くのソフトウエア開発の協力会社を活用し、ソフトウエア受託開発 および ソフトウエア開発に係る役務 の提供を主たる事業としている企業です。
- 組込み関連事業売上高の38.4%
自動車をはじめ船舶・工事及び農業用特殊車両等に搭載されるECUのソフトウエア開発に係る車載関連開発及びデジタル家電から自動販売機やATM(現金自動預け払い機)等の制御ソフトウエアの開発に係る民生・産業機器関連開発。 - 製造・流通及び業務システム関連事業売上高の43.1%
工場の生産ラインや物流システムの搬送装置等を監視・制御するソフトウエア開発を中心とした製造・流通システム関連開発及び製造業向けの生産管理、在庫管理、品質管理等を中心とした業務システム関連開発。 - 金融・公共関連事業売上高の18.6%
大手SIerの協力会社として、主に大手金融機関向けのソフトウエア開発及び各種省庁、地方自治体、大学、公益法人等のソフトウエア開発。
売上高の集計期間は平成29年6月1日~平成30年5月31日。
日立グループとの大口取引実績があります。
同グループに対する売上高の大半は、金融・公共関連
事業に関するもの。
- 平成29年5月期:1,167,404千円、売上比率:21.4%
- 平成30年5月期:1,452,113千円、売上比率:25.1%
設立は昭和45年5月です。
従業員数は平成30年12月末で446名、平均年齢は36.3歳、平均勤続年数は11.11年、平均年間給与は561.3万円です。
東海ソフトのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、東海ソフトの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
東海ソフトの上場日
東海ソフトのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2019/2/8 (金) ~ 2/15 (金) |
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仮条件 | 1,410円~1,500円 (抽選資金:14.1万円 ~ 15万円) | ||
当選口数 | 6,900口 | ||
発行済株式数 | 2,246,800株 | オファリングレシオ | 30.7% |
公募株数 | 580,000株 | 売出株数 | 20,000株 |
吸収金額 | 10.3億円 | O.A分 | 90,000株 |
仮条件決定日 | 2/6 (水) | 公開価格決定日 | 2/18 (月) |
購入期間 | 2/19 (火) ~ 2/22 (金) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
東海ソフトの公開価格と初値
仮条件 | 1,410円~1,500円 | ||
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公開価格 | 1,500円 | 初値 | 2,872円 |
騰落率 | 91.47% | 倍率 | 1.91倍 |
初値売り損益 | 137,200円(2,872円 - 1,500円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
東海ソフトの初値予想と予想利益
東海ソフトの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,410円 ~ 1,500円
※抽選資金:14.1万円 ~ 15万円
上限は16.3%上ブレ↑ |
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初値予想 |
1,650円 ~ 2,550円※2/8 修正
(1.1倍~1.7倍) |
予想利益 | 1.5万円~10.5万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,290円あたり ※抽選資金:12.9万円あたり |
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初値予想 | 1,420円 ~ 2,300円 (1.1倍~1.8倍) |
予想利益 | 1.3万円~10.1万円 |
東海ソフトの主幹事と幹事証券
東海ソフトのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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委託幹事証券 | |
備考 | 主幹事は野村證券です。 一人一票の公平抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるSMBC日興証券、抽選で落選しても次回の当選チャンスに活かせるIPOチャレンジポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。 |
東海ソフトの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
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主幹事 野村證券 |
84.48% | 490,000株 | 490口 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 4.14% | 24,000株 | 24口 |
むさし証券 | 4.14% | 24,000株 | 24口 |
みずほ証券 | 2.07% | 12,000株 | 12口 |
SBI証券 | 1.03% | 6,000株 | 42口 |
SMBC日興証券 | 1.03% | 6,000株 | 6口 |
岡三証券 | 1.03% | 6,000株 | 6口 |
東海東京証券 | 1.03% | 6,000株 | 6口 |
エース証券 | 1.03% | 6,000株 | 0口 |
委託幹事である岡三オンラインとauカブコム証券は、委託数が公表されていません。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
東海ソフトの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2018年5月 | 2017年5月 | 2016年5月 |
---|---|---|---|
売上高 | 5,790,964 | 5,450,465 | 5,407,113 |
経常利益 | 312,263 | 219,054 | 308,492 |
当期利益 | 221,879 | 156,903 | 234,369 |
純資産 | 1,531,004 | 1,333,094 | 1,192,392 |
配当金※ | 160.00 | 160.00 | 160.00 |
EPS※ | 137.38 | 97.15 | 1,537.28 |
BPS※ | 947.99 | 825.44 | 7,383.24 |
前期比(売上高) | 6.2% | 0.8% | ― |
直近の類似IPOの上場結果
東海ソフトと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
東海ソフトのIPO分析
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
- IPOで人気のあるIT企業。
- IPOで人気の低い東証二部市場。
- 昭和45年から続く老舗企業。
- 市場からの調達金額が8.9億円と小さい。
2.8追記
仮条件が1,410円~1,500円に決まりました。(想定より上ブレで決定)
初値予想を1,650円 ~ 2,550円、予想利益を15,000円~105,000円に変更しました。
目論見書の想定仮条件は1,290円。初値予想は1,420円 ~ 2,300円としました。
予想利益は13,000円~101,000円です。
特徴は特にありませんが、公募割れリスクは低くなりそうです。
幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いましょう。
ワンポイント
主幹事証券は大手の野村證券。
主幹事はIPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数(割当数)も主幹事が一番多いです。
また、野村證券ではIPOの抽選時に抽選資金が必要ありません。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用している証券会社です。
IPOの抽選資金不要で庶民に有難い証券会社
他にも、1人1票の公平抽選で 資金力にかかわらず当選が期待できるSMBC日興証券や、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせるIPOチャレンジポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
IPOにおすすめの証券会社
追加の委託幹事として岡三オンライン証券が決まりました。
IPOの抽選時に資金が必要ない証券会社ですので、気軽に運だめしで参加しましょう~。