ネオジャパン(3921):IPO上場情報
「ネオジャパン」は、ネットワーク関連開発に関する事業を展開している企業です。
- パッケージソフト事業
ビジネスパッケージソフトの開発、販売。
「グループウエア」「営業支援システム」「顧客管理システム」「データ送信」「メール」など。 - アプリケーションサービス事業
弊社自社開発パッケージソフトをクラウドで提供するサービス。
自社開発パッケージソフトカスタマイズサービスや、各種アプリケーションとの連携サービスを通じ、顧客の環境・ご要望にあわせたサービスを提供。 - システムインテグレーション事業
インターネット・イントラネット関連の業務アプリケーションの受託開発。
「企業向けシステム構築・クラウド環境整備」「EC(電子商取引)サイト構築」「通信・ネットワークインフラ構築」「Web系情報配信」「ASP(Application Service Provider)サイト構築」など。
コンサルティングからアプリケーション・システムの企画/設計/開発、ネットワークインフラ構築等、システムにかかわるあらゆるサービスを統合的に提供しています。
ネオジャパンのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ネオジャパンの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
ネオジャパンの上場日
ネオジャパンのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2015/11/11 (水) ~ 11/17 (火) |
||
---|---|---|---|
仮条件 | 2,710円~2,900円 (抽選資金:27.1万円 ~ 29万円) | ||
当選口数 | 2,530口 | ||
公募株数 | 110,000株 | 売出株数 | 110,000株 |
吸収金額 | 7.3億円 | O.A分 | 33,000株 |
仮条件決定日 | 11/10 (火) | 公開価格決定日 | 11/18 (水) |
購入期間 | 11/19 (木) ~ 11/25 (水) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
ネオジャパンの公開価格と初値
仮条件 | 2,710円~2,900円 | ||
---|---|---|---|
公開価格 | 2,900円 | 初値 | 14,550円 |
騰落率 | 401.72% | 倍率 | 5.02倍 |
初値売り損益 | 1,165,000円(14,550円 - 2,900円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
ネオジャパンの初値予想と予想利益
ネオジャパンの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
2,710円 ~ 2,900円
※抽選資金:27.1万円 ~ 29万円
上限は3.6%上ブレ↑ |
---|---|
初値予想 |
5,800円 ~ 6,600円※11/20 修正
(2.0倍~2.3倍) |
予想利益 | 29万円~37万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 2,700円 ~ 2,800円 ※抽選資金:27万円 ~ 28万円 |
---|---|
初値予想 | 4,000円 ~ 4,500円 (1.4倍~1.6倍) |
予想利益 | 12万円~17万円 |
ネオジャパンの主幹事と幹事証券
ネオジャパンのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
---|---|
引受幹事証券 |
|
備考 | 主幹事は「SMBC日興証券」になります。 当選口数が少なく、公募割れリスクも低いと想定されますので積極的に応募していきましょう。 他にも、抽選に外れても「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。 |
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場の大和コネクト証券とauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
ネオジャパンの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2015年1月 | 2014年1月 | 2013年1月 |
---|---|---|---|
売上高 | 1,724,851 | 1,552,235 | 1,450,759 |
経常利益 | 265,378 | 211,800 | 161,800 |
当期利益 | 172,523 | 129,506 | 97,064 |
純資産 | 1,877,200 | 1,655,660 | 1,534,181 |
配当金※ | 3,400.00 | 2,100.00 | 1,900.00 |
EPS※ | 172.01 | 129.12 | 19,354.92 |
BPS※ | 1,871.59 | 1,650.71 | 305,918.57 |
前期比(売上高) | 11.1% | 7% | ― |
直近の類似IPOの上場結果
ネオジャパンと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。
ネオジャパンのIPO分析
IPOで人気のあるIT関連企業で、売上高・経常利益 共に右肩上がりです。
また、市場からの調達金額が 6.8億円程度 と 人気化しやすい小型案件である事から 初値にも期待が出来そうです。
「ネオジャパン」上場日の前後約一週間の間に他のIPO株が上場しないのも需給面で好感を集めそうです。
評価は 高い「A」となりました。
積極的に引受幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
「ネオジャパン」が販売するパッケージソフトは、中小企業から大企業、学校、病院、公共団体、官公庁などで幅広く利用されています。
11.11 追記。
評価は「A」から「S」に、初値予想は「4,500円 ~ 5,000円」から「5,000円 ~ 5,500円」へ上方修正されました。
11.20 追記。
「ロゼッタ」と「あんしん保証」の上場結果(人気ぶり)も受け、初値予想はさらに「5,800円 ~ 6,650円」へ上方修正されました。
上場後の補足
公開価格2,900円に対して初値は14,550円。
騰落率:401.72%、倍率は5.02倍になりました。
初値売りによる利益額は1,165,000円になりました (  ̄∇ ̄)
初値売りによる利益額は今のところ2015年度 No1になりました。
次点は3/17に上場を果たし、約116万円の利益をつけた「エムケイシステム」になります。
初値予想「5,800円 ~ 6,600円」を大きく上回る初値になった要因として、
- IPOで人気のある「クラウド」関連企業
- 公開規模6.8億円の小型案件であった事
- 直前に上場を果たした「ロゼッタ」と「あんしん保証」の上場結果が良かった事
- 前後約一週間、他のIPOがなく資金が集まりやすかった事
これらの材料が揃った事で、初値は公開価格の約5倍をつけ 今年一番の初値売りによる利益額となりました。