平等抽選のIPOは100株の申し込みでOK。複数当選なし
平等抽選の証券会社で、IPOに200株以上 当選したことはありますか?
200株以上、申し込んだら当選確率は上がりますか?
平等抽選の証券会社のIPOは100株以上当選しません。
平等抽選の証券会社で、200株以上 当選したことはありません。
平等抽選では100株しか当選しません。
200株以上申し込んでも当選確率は上がらず、抽選資金が拘束されるだけでムダになります。
目次
平等抽選の証券会社でIPOの複数当選はありえない
ちょっと強めの見出しですが、平等抽選の証券会社で複数当選はありえないと思います。
IPOの平等抽選の証券会社の抽選ルールは主に下記のとおりです。
※中には違う証券会社もあるかもしれませんので、各証券会社のHPにてご確認ください。
ワンポイント
1. 申込者数が当選数よりも多い場合← IPOの99%はこちら
(例)申込者数 100人、当選数50口(5,000株)の場合。
- 顧客ごとに抽選券を付与。(100口)
- 100株単位の当選なので、5,000株の当選口数は50口。
- 50人に抽選で100株ずつ当選。50人は落選。
2. 申込者数が当選数よりも少ない場合
(例)申込者数 40人、当選数50口(5,000株)の場合。
- 顧客ごとに抽選券を付与。(40口)
- 100株単位の当選なので、5,000株の当選口数は50口。
- 40人全員が100株ずつ当選。
- 残りの10口は、200株以上申し込んだ人を対象に抽選。
IPOはとても人気が高いので、申込者数が当選数を下回ることは ほぼありません。
各証券会社の抽選方法の説明を抜粋
各証券会社の平等抽選の説明部分を、スクリーンショット(画像)にしてみました。
最新情報は各証券会社の説明ページでご確認ください。
マネックス証券では 2単元以上当選しないとハッキリと明記されています。

SMBC日興証券では 可能な限り多数のお客様へ配分する為と明記されています。

岡三オンラインでは 1単位ずつ配分と明記されています。

以上、代表的な平等抽選の抽選方法を再確認してみました。
IPOの抽選の申し込みは100株でOK!

以上の事から、平等抽選の証券会社では、IPOのブックビルディングの申し込みは100株でOKです。
もちろん、200株以上申し込んでも良いですが、複数当選は見込めません。
また、抽選資金は抽選に申し込んだ株数分拘束される証券会社がほとんどです。
余計な抽選資金を発生させない為にも、100株だけにしておきましょう。
参考までに
岡三オンラインは当選時に購入資金を用意するわけですが、その購入資金は「当選した株数分の資金」ではなく、「IPOに申し込んだ株数分の資金」になります。
つまり、当選が100株でも申し込み時に500株申し込んでいれば、用意する資金は500株分となります。
(例外)申し込み数の最低単位が複数株の場合がある
例外として、IPOの申し込み時点で200株以上の申し込みが最低単位になる場合があります。
野村證券では10万円未満の場合、10万円以上の購入株数になる旨が明記されています。
(野村證券のHPより。2022.10.24調べ)
IPOの中には抽選資金が5万円未満のIPOもあり、その場合、最低申し込み株数が200株以上になります。
最低株数が自動調整されることにより、欲しいIPOが200株以上当選するので、個人的には嬉しい仕組みです(  ̄∇ ̄)
(例外)岩井コスモ証券は複数当選の可能性がある
岩井コスモ証券では できるだけ多くのお客様~と書かれていますが、その上限は10単位と明記されています。(2022.7.20調べ)

わたしは経験ありませんが、もしかしたら複数当選もあるのかもしれません。
(例外)かなりレアなケースの場合、複数当選もありえる
日本郵政3社やソフトバンクのように、当選口数がケタ外れに多いIPOの場合、抽選が2周目になる可能性があります。
上記のようなIPOはほとんどありませんが、かなりレアなケースの場合のみ複数当選が見込めます。
平等抽選を採用している証券会社では、IPOの申し込みは100株だけ申し込んでおきましょう。