トグルホールディングス(652A):IPO上場情報と初値予想
トグルホールディングスは、「産業変革事業」の単一セグメントで、不動産市場に流通していない土地から新たな開発用地を創出する「Land Creation」と、業務の可視化・自動化を支援する「Agentic Platform」を展開しています。
業績成長への期待はあるものの、金利上昇や不動産株の地合い、大型IPOという需給面を考えると、初値は相場環境に左右されそうです。
トグルHDのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、トグルHDの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
トグルホールディングスの上場日
| 上場日 | 2026/10/30(金) | 証券コード | 652A |
|---|---|---|---|
| 市場 | 東証グロース | 業種 | 不動産業 |
| Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
| Yahoo!ファイナンス | トグルホールディングス(652A) | ||
| 時価総額 | 596.4億円(仮条件の上限で計算) |
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トグルホールディングスのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
| ブックビルディング期間 |
2026/10/15 (木) ~ 10/21 (水) |
||
|---|---|---|---|
| 仮条件 | 4,030円~4,040円 (抽選資金:40.3万円 ~ 40.4万円) | ||
| 当選口数 | 38,749口 | ||
| 発行済株式数 | 14,762,285株 | オファリングレシオ | 26.2% |
| 公募株数 | 2,244,600株 | 売出株数 | 1,124,900株 |
| 吸収金額 | 156.1億円~156.5億円 | O.A分 | 505,400株 |
| 仮条件決定日 | 10/14 (水) | 公開価格決定日 | 10/22 (木) |
| 購入期間 | 10/23 (金) ~ 10/28 (水) | ||
| 備考 |
公募・売出株の一部は、海外市場で販売される予定。 |
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※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選管理がカンタンに。 - IPOのメール通知システム
ブックビルディングの開始時にメールが届く。
トグルホールディングスの公開価格と初値
| 仮条件 | 4,030円~4,040円 | ||
|---|---|---|---|
| 公開価格 | 10/22 (木)に決定 | 初値 | (初値予想)3,900円 ~ 4,800円 |
| 騰落率 | - | 倍率 | - |
| 初値売り損益 | (予想利益)-14,000円~76,000円 | ||
※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。
※予想利益は公開価格(仮条件の上限価格)を基に試算しています。
トグルホールディングスの初値予想と予想利益
トグルホールディングスの初値予想と予想利益です。
※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。
※予想利益は仮条件の上限価格(想定価格)を基に試算しています。
仮条件と初値予想
| 仮条件 |
4,030円 ~ 4,040円
※抽選資金:40.3万円 ~ 40.4万円
上限は0.2%上ブレ↑ |
|---|---|
| 初値予想 |
3,900円 ~ 4,800円
(1.0倍~1.2倍) |
| 予想利益 | -1.4万円~7.6万円 |
想定価格と初値予想
| 想定価格 | 4,030円あたり ※抽選資金:40.3万円あたり |
|---|---|
| 初値予想 | 3,900円 ~ 4,800円 (1.0倍~1.2倍) |
| 予想利益 | -1.3万円~7.7万円 |
初値予想アンケート
トグルホールディングス(652A)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
仮条件の上限(4,040円)を基準価格に修正しています。
有効回答:261票 投票期限:2026/10/29 (木) 23:59までトグルホールディングスの主幹事と幹事証券
トグルホールディングスのIPOを取り扱っている証券会社です。
トグルホールディングスの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
| 証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
|---|---|---|---|
| 主幹事 SMBC日興証券 |
73.18% | 2,835,700株 | 2,835口※ |
| UBS証券 | 16.39% | 635,200株 | 0口※ |
| SBI証券 | 10.43% | 404,000株 | 2,424口※ |
委託幹事であるSBIネオトレード証券は、委託数が公表されていません。
※海外売出分が含まれているので、実際のネット抽選分は数値より低いです。
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トグルホールディングスの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
| 決算期 | 2025年9月 | 2024年9月 | 2023年9月 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,001,450 | 381,122 | 369,091 |
| 経常利益 | 19,770 | -266,294 | 76,508 |
| 当期利益 | 25,788 | -253,952 | -135,263 |
| 純資産 | 4,179,540 | 2,515,844 | 1,459,171 |
| 配当金※ | ― | ― | ― |
| EPS※ | 2.20 | -23.69 | -66.95 |
| BPS※ | 60.06 | 61.37 | 443.77 |
| 前期比(売上高) | 162.8% | 3.3% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
| 決算期 | 2025年9月 | 2024年9月 |
|---|---|---|
| 売上高 | 12,353,352 | 9,914,850 |
| 営業利益 | 1,137,687 | 538,366 |
| 営業利益率 | 9.21% | 5.43% |
| 経常利益 | 926,604 | 412,259 |
| 当期利益 | 564,640 | 145,067 |
| 純資産 | 5,334,347 | 3,131,658 |
| EPS※ | 48.23 | 13.53 |
| BPS※ | 157.65 | 116.53 |
| 前期比 (営業利益) |
111.3% | ― |
| 前期比(売上高) | 24.6% | ― |
トグルホールディングスのPERとPBR
仮条件の上限(4,040円)で算出したPERとPBRです。
| 決算月 | PER | PBR | EPS | BPS |
|---|---|---|---|---|
| 2024年9月 (実績/連結) |
298.6倍 | 34.67倍 | 13.53 | 116.53 |
| 2025年9月 (実績/連結) |
83.77倍 | 25.63倍 | 48.23 | 157.65 |
| 2026年9月 (予想/連結) |
29.26倍 | 5.51倍 | 138.09 | 733.20 |
| 2027年9月 (予想/連結) |
14.72倍 | 2.77倍 | 274.50 | 1,459.70 |
トグルホールディングスの配当金と配当利回り
仮条件の上限(4,040円)と配当金で算出した配当利回りです。
| 決算月 | 1株あたり の配当金 |
配当利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| 2025年9月 (実績) |
0円 | - | - |
| 2026年9月 (予定) |
0円 | - | - |
| 2027年9月 (予定) |
0円 | - | - |
上位株主とロックアップ期間
トグルホールディングスの上位10名の株主構成とロックアップ期間です。
| 株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
|---|---|---|---|
| 伊藤 嘉盛 |
5,494,215株
37.96%
(763,400)
|
760,000株 | 180日 |
| Funi㈱ 親会社 |
5,000,000株
34.55%
|
- | 180日 |
| ブーストキャピタル1号投資事業有限責任組合 VC |
442,285株
3.06%
|
- | 180日/ 1.5倍 |
| 特定運用金外信託 未来創生3号ファンド 投資ファンド |
441,200株
3.05%
|
- | 180日/ 1.5倍 |
| 三鬼 紘太郎 |
222,655株
1.54%
(325)
|
11,300株 | 180日/ 1.5倍 |
| 日本郵政キャピタル1号投資事業有限責任組合 CVC |
221,140株
1.53%
|
- | 継続所有 |
| ㈱レアゾン・ホールディングス |
199,845株
1.38%
|
75,000株 | 180日/ 1.5倍 |
| 山﨑 聡史 |
171,005株
1.18%
(162,080)
|
- | 180日 |
| ALL STAR SAAS FUND THREE Pte. Ltd. VC |
165,860株
1.15%
|
- | 継続所有 |
| 髙﨑 将充 |
147,335株
1.02%
(142,875)
|
- | 180日 |
- 180日のロックアップ期間は、2027年4月27日まで
直近の類似IPOの上場結果
トグルホールディングスと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:グロース」かつ「業種:不動産業」の直近のIPO結果です。
- 2025/12/15 AlbaLink
… 初値売り損益:55,000円
騰落率:42.31%、倍率:1.42倍 - 2024/11/28 ククレブ・アドバイザーズ
… 初値売り損益:30,000円
騰落率:31.58%、倍率:1.32倍 - 2023/06/22 リアルゲイト
… 初値売り損益:202,000円
騰落率:112.85%、倍率:2.13倍 - 2022/12/13 property technologies
… 初値売り損益:103,000円
騰落率:34.92%、倍率:1.35倍 - 2022/04/28 クリアル
… 初値売り損益:67,000円
騰落率:72.04%、倍率:1.72倍
トグルホールディングスのIPO分析
Land Creationでは、分散している不動産・建築データを統合し、独自のアルゴリズムで再開発候補地の抽出や「ボリュームチェック」を半自動化しています。土地解析技術と、複数の地権者との合意形成を行う営業力を組み合わせている点が特徴です。
Land Creationの成長で重要となるKPIは、営業人員と稼働パイプライン数です。
稼働パイプラインは2025年9月末の1,441件から、2026年6月末には2,174件へ増加しています。
営業活動を標準化することで、不動産業界の経験者に限らず人材を採用・育成できる体制を構築しています。
今後は、営業人員の増加を稼働パイプラインや成約件数の拡大につなげられるかがポイントです。
土地の仕入資金は主に金融機関からの借入で調達しており、2025年4月以降の48案件のうち43案件でLTVが90%以上となっています。
借入を活用して事業を拡大する一方、金利上昇による資金調達コストの増加や、不動産市況の変化による販売価格への影響には注意が必要です。
LTVは、土地の購入価格に対してどれくらい借入で資金調達しているかを示す指標です。90%以上の場合、自己資金を抑えて多くの案件に資金を振り向けやすい一方、借入への依存度は高くなります。
2026年9月期および2027年9月期の業績予想(連結)が開示されています。2027年9月期の予想EPSと試算BPSを用いると、想定価格(4,030円)ベースのPERは14.6倍、PBRは2.7倍と試算しています。(PERとPBR)
2027年9月期は売上高430.3億円、営業利益62.8億円を見込む高成長計画で、営業利益率も10.9%から14.6%へ改善する予想です。
一方、土地の引渡し時に売上を計上するため四半期業績は変動しやすく、2026年9月期は第4四半期に売上高と利益が大きく偏る計画です。
配当金は無配の予定です。内部留保は、プロダクト開発や採用、M&Aなど成長投資に活用する方針です。
用地を取得し、開発価値を高めて販売する不動産開発事業を行っている同業他社との比較です。
| トグルHD (652A) |
霞ヶ関キャピタル (3498) |
|
|---|---|---|
| 証券コード | 652A | 3498 |
| 上場市場 | グロース | プライム |
| 時価総額 | 594億円 想定価格4,030円 |
1,824億円 |
| 事業内容 | 市場に流通していない土地をデータ解析で発掘し、複数の地権者から土地を取りまとめ、権利調整・解体などを行ったうえで開発用地として販売 | ホテル・物流・ヘルスケア・海外を対象に用地を取得し、開発プラン策定や許認可取得後、開発ファンドへ売却。PM・AM業務も手掛ける |
| 主要顧客 | 不動産デベロッパー、開発投資家 | 開発ファンド、REIT、機関投資家など |
| 売上高 予想 |
255億円 2026年9月期 |
1,637億円 2026年8月期 |
| 営業利益 予想 |
27億円 2026年9月期 |
278億円 2026年8月期 |
| 営業利益率 予想 |
10.9% | 17.0% |
| 配当利回り 予想 |
0% | 2.7% |
| PER | 29.1倍 2026年9月期予想 |
7.6倍 2026年8月期 |
| PBR | 5.5倍 2026年9月期予想BPS |
2.1倍 |
| 株主優待 | なし | ホテル宿泊割引券 |
トグルHDは、複数の不動産領域で開発・運用収益を得る霞ヶ関キャピタルに対し、土地を取りまとめて開発用地として販売する上流工程に特化しています。今後は、案件拡大と利益率の維持・改善を両立できるかが成長のポイントです。
2027年9月期は大幅な増収増益を見込んでいますが、進行期に入ったばかりなので、業績予想の達成確度を判断できる材料がまだ少ないです。金利上昇を背景に不動産関連株が弱い相場環境でもあるので、個人的には強気になりづらいIPOかなと思います。
参考までに
以下の点を考慮し、公募割れのリスクがややある「C」評価に設定しました。
- 独自の土地解析技術と地権者との合意形成を組み合わせ、開発用地を創出する独自性がある
- 将来の売上につながる稼働パイプラインが1,441件から2,174件へ拡大
- 値嵩株はIPOで注目されやすく、買いが集まりやすい傾向
- 金利高への警戒から不動産株には逆風があり、足元のセクター地合いも弱い
- 土地仕入資金の大部分を借入で調達しており、金利上昇の影響を受けやすい
- 大型案件の決済時期によって業績が変動しやすく、第4四半期への売上・利益の偏重も大きい
- 市場からの吸収金額は156.1億円と大きく、グロース市場では荷もたれ感あり(IPOデータ)
- 2026年9月期、2027年9月期は無配予想。当面は内部留保を優先する方針
- 想定価格4,030円の2027年9月期予想PERは14.6倍
- 2027年9月期は売上高430.3億円、営業利益62.8億円を見込む高成長計画だが、進行期に入ったばかりで達成確度を判断できる材料はまだ少ない
- 2027年9月期の営業利益率は14.6%の見込みで、2026年9月期予想の10.9%から改善
- IPO調達資金のうち80億円をM&A関連に充当予定。ただし具体的なM&A案件は未定で、業績予想にも未実行のM&Aは織り込んでいない
目論見書の想定価格は4,030円。初値予想は3,900円 ~ 4,800円としました。
予想利益は-1.3万円~7.7万円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。
※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。
業績成長への期待はあるものの、金利上昇や不動産株の地合い、大型IPOという需給面を考えると、初値は相場環境に左右されそうです。カブスルは公募割れの可能性も考慮したうえで、ブックビルディングに参加する予定です。
ワンポイント
主幹事はSMBC日興証券です。
IPOの一連の流れを取り仕切る立場にあり、IPOの当選数が多くなる傾向があります。
IPOの割当の一部で、資金力に左右されない平等抽選を採用しています。カブスルはIPOに41回当選しています。
他にも、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券からも参加しておきたいです。
カブスルはこの2社だけでIPOに88回当選しています(全当選数の40.7%)
SBIネオトレード証券はブックビルディング時に抽選資金が不要です。
当選後に購入資金を入金すればよいため、気軽に参加できます。
※本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。
※数値は予想であり、将来の結果を保証するものではありません。
ブックビルディングの参加スタンスは X(Twitter)にて発信しています。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)
- 松井証券
抽選資金不要で幹事数が多い
口座開設+条件達成で最大7,000ポイントがもらえる! - SBI証券
幹事数は9割以上とかなり多い!
口座開設+入金・振替で現金2,000円がもらえる! - 三菱UFJ eスマート証券
全体の2~3割の委託幹事に
口座開設+投資信託の購入で現金2,000円がもらえる!
企業紹介
トグルホールディングスは、「産業変革事業」の単一セグメントで、不動産市場に流通していない土地から新たな開発用地を創出する「Land Creation」と、業務の可視化・自動化を支援する「Agentic Platform」を展開しています。
主力のLand Creationでは、独自のデータ基盤や土地解析技術を活用して開発価値の向上が見込まれる土地を見つけ、複数の地権者との合意形成を進めながら土地を取りまとめます。
土地の取得後は、権利調整や既存建物の解体、建築計画の具体化などを行い、開発可能な状態に整えた土地を不動産デベロッパーや開発投資家などへ販売します。
また、Agentic Platformは、会議やチャット、PC作業などの業務を可視化・構造化し、人とAIエージェントに業務を振り分けて実行・自動化するための業務基盤です。
Land Creationの営業活動や案件管理にも活用されており、再開発候補地の分析や営業活動、案件の進捗管理などを標準化・効率化しています。
外部向けには、不動産・建築業界を中心に「VCプロ」「デベNAVI」「Gate.」などのSaaSや、AIを活用した業務効率化サービスを提供しています。
グループは同社と連結子会社3社で構成。
設立は2020年6月。
同社の従業員数は141名、平均年齢は33.1歳、平均勤続年数は1.1年、平均年間給与は716.2万円。グループ全体の従業員数は239名(2026年8月末)







