リプライオリティ(242A):IPO上場情報
リプライオリティは、通信販売企業及びメーカーを取引先としたコールセンターの運営並びに全国の小売店店舗スペースを有効活用してプロモーション活動を担う「通販支援事業」と、通販支援事業で培ったノウハウを活用して健康海藻であるアカモクを通販する「通信販売事業」を行っている企業です。グループは同社と連結子会社1社で構成。
通販事業部からなる通信販売事業では、「アカモク」を地上波およびBS放送等の広告媒体を使って通信販売しています。
アカモクは、他の海藻類の中でもフコイダンやフコキサンチン、カリウム、カルシウム、鉄分や食物繊維などの含有量が高く健康ニーズに合致した商材です。2023年10月から北海道大学と連携し、アカモクの商品の可能性を追求する計画。
設立は1998年9月
従業員数は62名、平均年齢は37.3歳、平均勤続年数は3.9年、平均年間給与は442万円(2024年7月末)
リプライオリティのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、リプライオリティの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
リプライオリティの上場日
上場日 | 2024/9/25(水) | 証券コード | 242A |
---|---|---|---|
市場 | 福証Qボード | 業種 | サービス業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | リプライオリティ(242A) | ||
時価総額 | 17.9億円(公開価格で計算) 16.5億円(初値で計算) |
リプライオリティのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2024/9/5 (木) ~ 9/11 (水) |
||
---|---|---|---|
仮条件 | 1,420円~1,520円 (抽選資金:14.2万円 ~ 15.2万円) | ||
当選口数 | 2,760口 | ||
発行済株式数 | 1,177,800株 | オファリングレシオ | 23.4% |
公募株数 | 240,000株 | 売出株数 | 0株 |
吸収金額 | 4.1億円 | O.A分 | 36,000株 |
仮条件決定日 | 9/3 (火) | 公開価格決定日 | 9/12 (木) |
購入期間 | 9/13 (金) ~ 9/19 (木) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選管理がカンタンに。 - IPOのメール通知システム
ブックビルディングの開始時にメールが届く。
リプライオリティの公開価格と初値
仮条件 | 1,420円~1,520円 | ||
---|---|---|---|
公開価格 | 1,520円 | 初値 | 1,398円 |
騰落率 | -8.03% | 倍率 | 0.92倍 |
初値売り損益 | -12,200円(1,398円 - 1,520円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
公募割れ時の株価下落の目安となる引受価額は、1,398.40円でした。
リプライオリティの初値予想と予想利益
リプライオリティの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 | 1,420円 ~ 1,520円 ※抽選資金:14.2万円 ~ 15.2万円 |
---|---|
初値予想 |
1,400円 ~ 1,600円※9/4 修正
(0.9倍~1.1倍) |
予想利益 | -1.2万円~8,000円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,520円あたり ※抽選資金:15.2万円あたり |
---|---|
初値予想 | 1,450円 ~ 1,600円 (1.0倍~1.1倍) |
予想利益 | -7,000円~8,000円 |
初値予想アンケート
リプライオリティ(242A)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(1,520円)を基準価格に修正しています。
有効回答:229票 投票期限:2024/9/24 (火) 23:59までリプライオリティの主幹事と幹事証券
リプライオリティのIPOを取り扱っている証券会社です。
リプライオリティの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 JTG証券 |
84.35% | 232,800株 | 232口 |
松井証券 | 3.48% | 9,600株 | 67口 |
SBI証券 | 3.48% | 9,600株 | 57口 |
岡三証券 | 2.61% | 7,200株 | 7口 |
東海東京証券 | 2.61% | 7,200株 | 7口 |
マネックス証券 | 1.74% | 4,800株 | 48口 |
FFG証券 | 0.87% | 2,400株 | 0口 |
委託幹事である岡三オンラインとDMM.com証券は、委託数が公表されていません。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
リプライオリティの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2023年9月 | 2022年9月 | 2021年9月 |
---|---|---|---|
売上高 | 2,633,316 | 2,309,713 | 2,220,961 |
営業利益 | 212,514 | 137,299 | ― |
営業利益率 | 8.07% | 5.94% | ― |
経常利益 | 213,395 | 137,416 | 152,720 |
当期利益 | 148,572 | 89,128 | 106,315 |
純資産 | 559,045 | 430,429 | 361,258 |
配当金※ | 22.85 | 22.85 | 22.85 |
EPS※ | 170.11 | 102.05 | 121.73 |
BPS※ | 640.08 | 492.82 | 413.62 |
前期比(営業利益) | 54.8% | ― | ― |
前期比(売上高) | 14% | 4% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2023年9月 | 2022年9月 |
---|---|---|
売上高 | 2,633,316 | 2,309,713 |
営業利益 | 213,268 | 138,093 |
営業利益率 | 8.1% | 5.98% |
経常利益 | 214,149 | 138,210 |
当期利益 | 149,093 | 89,681 |
純資産 | 560,681 | 431,544 |
EPS※ | 170.70 | 102.68 |
BPS※ | 641.95 | 494.10 |
前期比(営業利益) | 54.4% | ― |
前期比(売上高) | 14% | ― |
リプライオリティのPERとPBR
公開価格(1,520円)で算出したPERとPBRです。
決算月 | PER | PBR | EPS | BPS |
---|---|---|---|---|
2022年9月 (実績/連結) |
14.8倍 | 3.08倍 | 102.68 | 494.10 |
2023年9月 (実績/連結) |
8.9倍 | 2.37倍 | 170.70 | 641.95 |
2024年9月 (予想/連結) |
6.58倍 | - | 230.84 | - |
リプライオリティの配当金と配当利回り
公開価格(1,520円)と配当金で算出した配当利回りです。
決算月 | 1株あたり の配当金 |
配当利回り | 配当性向 |
---|---|---|---|
2022年9月 (実績) |
22.85円 | 1.5% | 22.4% |
2023年9月 (実績) |
22.85円 | 1.5% | 13.4% |
2024年9月 (予定/記念配当) |
45.6円 | 3% | - |
上位株主とロックアップ情報
リプライオリティの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|---|
㈱Libertyhill 代表取締役の資産管理会社 | 580,000株 | 63.08% | 180日 |
中山 伸之 代表取締役 | 253,000株 | 27.52% | 180日 |
藤田 晋 | 29,000株 | 3.15% | |
遠藤 翼 取締役 |
9,400株
(9,400)
|
1.02% | 180日 |
㈱ベルーナ | 8,000株 | 0.87% | |
鎌田 正彦 | 1,000株 | 0.11% | |
三菱UFJキャピタル㈱ | 1,000株 | 0.11% | |
前田 昭浩 | 600株 | 0.07% | |
㈱エージェント・インシュアランス・ グループ | 400株 | 0.04% | |
一戸 敏 | 400株 | 0.04% |
- 180日のロックアップ期間は、2025年3月23日まで
リプライオリティのIPO分析
2024年9月期の業績予想(連結)が発表されています。
業績予想値と想定価格で算出したPERは6.5倍。前期実績で算出したPERは8.9倍、PBRは2.37倍(PERとPBR)
予想配当金は上場記念配当金の20円をプラスして45.6円。想定価格で算出した配当利回りは3%。(配当金)
前期の配当金は22.85円、記念配当金がないと今期は25.6円の配当金に(配当利回り 1.68%)
設立は1998年。第27期を迎える老舗企業。
手取金の使途は人件費とコールセンター新設費用、商品開発費、借入金の返済。
福証Qボード単独上場。
同じく福証Qボードに8/29に単独上場したCross E ホールディングス(231A)の初値は公開価格から-8%の初値(公募割れ)となりました。
流動性が低い地方市場。8月あたまに起こった相場ショックの際も売り注文を吸収できるほどの流動性がありません。現在の相場だと地方単独上場企業のIPOには投資資金が向かいづらいかなと思いますし、Cross E HDの結果がまさにそうだったかなと思います。
地方単独上場銘柄(札証、名証、福証)、上場後にも流動性を高める取り組みを行わない限り、いつまで経っても地方市場の魅力が高まらないと思います。(個人的に応援しています)
個人投資家に人気の高い株主優待で主力製品の「アカモク」商品がもらえると面白そうですけど、この相場で わざわざ地方単独上場の株を買うか?と考えると難しい。
参考までに
評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。
- 業績は安定的(決算情報)
- 2024年9月期の業績予想(前期比)は、売上高 2,724百万円(+3.5%)、営業利益 318百万円(+49.2%)
- 公開株がすべて公募株。売出ゼロ
- 成長をイメージしにくい事業内容
- 流動性に心配がある地方単独上場
- 同じ福証Qボード単独上場のCross E ホールディングス(231A)が公募割れ
- 上場の意義がわからない(感じ取れない)
- 2024年9月期の配当金は記念配当(20円)込みで45.6円の予定。想定価格による配当利回りは3.0%(配当利回り)
- 想定価格と2024年9月期の予想実績(連結)によるPERは6.5倍。前期実績で計算したPERは8.9倍、PBRは2.37倍(PERとPBR)
- 大株主に藤田 晋氏(サイバーエージェント代表取締役)
9.4追記。仮条件が1,420円 ~ 1,520円に決定(想定価格の1,520円が上限でやや弱気)
初値予想を1,400円 ~ 1,600円に修正。予想利益は-1.2万円~8,000円です。
目論見書の想定仮条件は1,520円。初値予想は1,450円 ~ 1,600円としました。
予想利益は-7,000円~8,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。
上場日の相場環境により、利益にも損失にもなりそうなIPO。
カブスルは相場の動向をみて、ブックビルディングに参加するか決めようと思います。
1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの2社だけでIPOに54回当選しています(全当選数の35.1%)
松井証券と岡三オンライン、岡三証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選後に購入資金を入金すれば良いので気軽に参加できます。(口座開設タイアップ中)
特に松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています(5割目標)
ブックビルディングの参加スタンスは Twitterにて発信しています。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)