田中建設工業(1450):IPO上場情報
田中建設工業は、建築構造物の解体工事及びそれに付随する各種工事の施工監理を行っている企業です。
2020年の東京オリンピックに向けての建設投資の高まり、東日本大震災後の防災意識の高まり、戦後の建築構造物の維持更新時代の到来等、解体市場は今後拡大傾向が続くものと思われます。
設立は昭和57年2月です。
従業員数は平成30年10月末で77名、平均年齢は45.4歳、平均勤続年数は5.8年、平均年間給与は584.9万円です。
田中建設工業のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、田中建設工業の目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
田中建設工業の上場日
田中建設工業のブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2018/11/30 (金) ~ 12/6 (木) |
||
---|---|---|---|
仮条件 | 2,210円~2,400円 (抽選資金:22.1万円 ~ 24万円) | ||
当選口数 | 3,565口 | ||
発行済株式数 | 2,128,400株 | オファリングレシオ | 16.7% |
公募株数 | 155,000株 | 売出株数 | 155,000株 |
吸収金額 | 8.5億円 | O.A分 | 46,500株 |
仮条件決定日 | 11/28 (水) | 公開価格決定日 | 12/7 (金) |
購入期間 | 12/10 (月) ~ 12/13 (木) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
田中建設工業の公開価格と初値
仮条件 | 2,210円~2,400円 | ||
---|---|---|---|
公開価格 | 2,400円 | 初値 | 2,570円 |
騰落率 | 7.08% | 倍率 | 1.07倍 |
初値売り損益 | 17,000円(2,570円 - 2,400円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
田中建設工業の初値予想と予想利益
田中建設工業の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
2,210円 ~ 2,400円
※抽選資金:22.1万円 ~ 24万円
上限は8.6%上ブレ↑ |
---|---|
初値予想 |
2,400円 ~ 2,680円
(1.0倍~1.1倍) |
予想利益 | 0円~2.8万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 2,210円あたり ※抽選資金:22.1万円あたり |
---|---|
初値予想 | 2,400円 ~ 2,680円 (1.1倍~1.2倍) |
予想利益 | 1.9万円~4.7万円 |
田中建設工業の主幹事と幹事証券
田中建設工業のIPOを取り扱っている証券会社です。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
田中建設工業の決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2018年9月 | 2017年9月 | 2016年9月 |
---|---|---|---|
売上高 | 7,861,876 | 2,757,806 | 5,559,002 |
経常利益 | 1,271,719 | 360,202 | 1,079,866 |
当期利益 | 834,374 | 222,760 | 619,142 |
純資産 | 2,873,878 | 2,030,804 | 2,396,032 |
配当金※ | 2,536.00 | 696.00 | 6,250.00 |
EPS※ | 431.22 | 116.02 | 6,449.41 |
BPS※ | 1,456.31 | 1,057.71 | 24,958.67 |
前期比(売上高) | 185.1% | -50.4% | ― |
直近の類似IPOの上場結果
田中建設工業と市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:JASDAQ スタンダード」かつ「業種:建設業」の直近のIPO結果です。
- 2017/02/10 安江工務店
… 初値売り損益:5,000円
騰落率:4%、倍率:1.04倍
田中建設工業のIPO分析
参考までに
評価は下記を考慮して、公募割れのリスクもある「C」に設定しました。
- 業績は安定的。
- 市場からの調達金額が小さいこと。
- 昭和57年から続く老舗企業。
- IPOとしては人気のない業種。
- 同日に人気IPOの「テクノスデータサイエンス・エンジニアリング」が上場。
目論見書の想定仮条件は2,210円。初値予想は2,210円 ~ 2,500円としました。
予想は公募付近で、公募割れのリスクもあるIPOになります。