レオクラン(7681):IPO上場情報
レオクランは、メディカルトータルソリューション事業を中心とした3つのサービス事業を展開しています。同社と連結子会社5社でグループ構成されています。
- メディカルトータルソリューション事業
- 24,770,113(千円)(売上高の96.3%)
コンサルティング及び医療機器等販売の主要業務が当事業売上高に占める割合は、直近5期平均で95.1%、医療材料・消耗品の割合は4.9%です。
(公式サイトより) - 遠隔画像診断サービス事業
- 552,207(千円)(売上高の2.1%)
現在の医療環境全般の課題となっている医師不足や、医師の偏在に対応するものであり、情報通信技術を活用することで医療機関を直接訪問せずとも、診断行為や医師同士の意見交換が可能です。
京都大学医学部との連携により、高度な知識と豊富な経験を持つ放射線診断専門医を安定的に確保し、常時5~6人の専門医が常駐する読影センターを有し、緊急の画像診断にも対応できる体制を維持しています。
- 給食事業
- 393,620千円(売上高の1.5%)
セントラルキッチン(給食センター)にて、料理を一括集中生産し、 チルド状態にした料理を、サテライト厨房(現地厨房)と連携して、日々の食事を提供する「おかず販売」と、施設から委託を受け、委託元の厨房に職員を配置し、日々の食事を提供。
売上高の集計期間は2017年10月1日~2018年9月30日。
医療機関や福祉施設等の新築、増改築、移転等のプロジェクトに対し、全体の予算管理及びスケジュール管理をワンストップで提供する「トータルソリューション事業」を展開し、顧客とのウィン-ウィンの関係の中で医療機器、医療設備、医療情報システム及び医療材料・消耗品の受注販売を行っています。
(公式サイトより)
グループは同社と連結子会社5社で構成。
設立は2001年3月。
従業員数は2019年7月末で107名、平均年齢は35.5歳、平均勤続年数は6.7年、平均年間給与は759.6万円。
レオクランのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、レオクランの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
レオクランの上場日
レオクランのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2019/9/13 (金) ~ 9/20 (金) |
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仮条件 | 2,480円~2,700円 (抽選資金:24.8万円 ~ 27万円) | ||
当選口数 | 4,864口 | ||
発行済株式数 | 1,945,000株 | オファリングレシオ | 25% |
公募株数 | 163,000株 | 売出株数 | 260,000株 |
吸収金額 | 13.1億円 | O.A分 | 63,400株 |
仮条件決定日 | 9/12 (木) | 公開価格決定日 | 9/24 (火) |
購入期間 | 9/25 (水) ~ 9/30 (月) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
レオクランの公開価格と初値
仮条件 | 2,480円~2,700円 | ||
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公開価格 | 2,700円 | 初値 | 2,920円 |
騰落率 | 8.15% | 倍率 | 1.08倍 |
初値売り損益 | 22,000円(2,920円 - 2,700円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
レオクランの初値予想と予想利益
レオクランの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
2,480円 ~ 2,700円
※抽選資金:24.8万円 ~ 27万円
上限は12.1%下ブレ↓ |
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初値予想 |
2,900円 ~ 3,240円※9/12 修正
(1.1倍~1.2倍) |
予想利益 | 2万円~5.4万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 3,070円あたり ※抽選資金:30.7万円あたり |
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初値予想 | 3,300円 ~ 3,990円 (1.1倍~1.3倍) |
予想利益 | 2.3万円~9.2万円 |
初値予想アンケート
レオクラン(7681)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(2,700円)を基準価格に修正しています。
有効回答:130票 投票期限:2019/10/1 (火) 23:59までレオクランの主幹事と幹事証券
レオクランのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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委託幹事証券 | |
備考 | 主幹事は1人1票の平等抽選で、資金力にかかわらず当選が期待できるSMBC日興証券です。 落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。 野村證券は 抽選時に資金が必要ない証券会社です。 |
レオクランの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
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主幹事 SMBC日興証券 |
82.63% | 401,900株 | 401口 |
SBI証券 | 3.47% | 16,900株 | 118口 |
大和証券 | 3.47% | 16,900株 | 42口 |
みずほ証券 | 3.47% | 16,900株 | 16口 |
野村證券 | 3.47% | 16,900株 | 16口 |
エース証券 | 3.47% | 16,900株 | 0口 |
委託幹事であるSBIネオトレード証券は、委託数が公表されていません。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
レオクランの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2018年9月 | 2017年9月 | 2016年9月 |
---|---|---|---|
売上高 | 23,368,499 | 17,223,128 | 20,521,030 |
経常利益 | 707,474 | -7,559 | 600,103 |
当期利益 | 475,981 | 77,560 | 391,391 |
純資産 | 3,422,558 | 2,541,475 | 2,451,309 |
配当金※ | 40.00 | 4,000.00 | 4,000.00 |
EPS※ | 430.72 | 78.98 | 79,713.23 |
BPS※ | 1,920.63 | 2,576.40 | 496,916.47 |
前期比(売上高) | 35.7% | -16.1% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2018年9月 | 2017年9月 |
---|---|---|
売上高 | 25,715,941 | 19,060,958 |
経常利益 | 652,381 | 28,463 |
当期利益 | 357,645 | 242,509 |
純資産 | 3,682,163 | 2,905,240 |
EPS※ | 323.64 | 246.95 |
BPS※ | 2,016.04 | 2,870.05 |
前期比(売上高) | 34.9% | ― |
上位株主とロックアップ情報
レオクランの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
杉田 昭吾 | 44.01% | 180日 |
㈱A&M | 13.42% | 180日 |
レオクラン従業員持株会 | 4.38% | 180日 |
大阪中小企業投資育成㈱ | 3.63% | 180日 |
八上 重明 | 1.54% | 180日 |
吉川 謹司 | 1.38% | 180日 |
医療法人藤井会 | 1.32% | 180日 |
ファスキアホールディングス㈱ | 1.32% | 180日 |
㈱東洋美装 | 1.32% | 180日 |
㈱ユニティ建築企画 | 1.32% | 180日 |
直近の類似IPOの上場結果
レオクランと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証二部」かつ「業種:卸売業」の直近のIPO結果です。
- 2019/06/26 ヤシマキザイ
… 初値売り損益:17,000円
騰落率:13.28%、倍率:1.13倍 - 2019/03/12 ダイコー通産
… 初値売り損益:19,200円
騰落率:12.47%、倍率:1.12倍 - 2018/12/13 オーウエル
… 初値売り損益:10,500円
騰落率:14%、倍率:1.14倍 - 2018/06/21 コーア商事HD
… 初値売り損益:133,000円
騰落率:49.81%、倍率:1.50倍 - 2017/12/26 オプティマスグループ
… 初値売り損益:20,100円
騰落率:11.17%、倍率:1.11倍
レオクランのIPO分析
同社グループが取組んでいるメディカルトータルソリューション事業は、医療機関にとって必要不可欠なサービスであり、遠隔画像診断サービス事業についても、医師の人手不足や過疎地、労働内容の改善に役立つ事業となっています。
2007年に営業エリアを近畿中心から全国指向に方針転換したことを背景に、現在は取組み案件が全国に広がっています。
直近5期の累計実績案件数では、北海道東北地区9.8%、関東地区11.8%、中部地区29.4%、近畿地区21.6%、中国四国地区11.8%、九州沖縄地区15.7%となっています。
医療機関への新築・移転、再編・統合等に伴う医療機器の一括販売は、金額が多額かつ集中した売上計上となるのも、同社の業績の特徴です。
IPOでは人気のない東証二部市場ですが、事業内容は期待できます。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
- 医療機関の新築、移転、再編などに必要な事業内容。
- 全国展開による売上アップを期待。
- 1件1件の販売規模が大きく、業績がブレやすい。
- IPOで人気の低い東証二部市場。
- ロックアップは180日間で、価格による解除条項なし。
9.12 追記。
仮条件の下振れ決定(2,480円 ~ 2,700円)に伴い、初値予想を2,900円 ~ 3,240円に修正。
予想利益は20,000円~54,000円としました。
目論見書の想定仮条件は3,070円。初値予想は3,300円 ~ 3,990円としました。
予想利益は23,000円~92,000円になります。
参考までに、管理人は幹事証券にて積極的にIPOに参加します。
ワンポイント
主幹事はSMBC日興証券です。
IPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数が一番多いです。
SMBC日興証券は資金量に左右されない平等抽選を採用していますので当選確率は一緒です。
管理人は18回 IPOに当選しています。
落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券もおすすめです。
SBI証券は現在、現金2千円がもらえるお得なタイアップ企画も行っています。
また、野村證券はIPOの抽選時に抽選資金が必要ありません。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用している証券会社です。