中村超硬(6166):IPO上場情報
「中村超硬」は、ダイヤモンドや超硬合金などの高硬度材料を用い、様々なニーズに応じて耐久性に優れた素材の精密加工部品・工具を提供しています。
電子部品吸着用ダイヤモンドノズルの開発は、携帯電話に代表される電子機器の小型化・モバイル化に利用されています。
- 特殊精密部品の設計・製造・販売
- 切削冶工具の設計・製造・販売
- ダイヤモンドワイヤの製造・販売
主に上記の3事業を展開しています。
また、地球環境への取り組みも行っています。
中村超硬のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、中村超硬の目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
中村超硬の上場日
中村超硬のブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2015/6/8 (月) ~ 6/12 (金) |
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仮条件 | 1,640円~1,700円 (抽選資金:16.4万円 ~ 17万円) | ||
当選口数 | 22,459口 | ||
公募株数 | 600,000株 | 売出株数 | 1,353,000株 |
吸収金額 | 38.1億円 | O.A分 | 292,900株 |
仮条件決定日 | 6/4 (木) | 公開価格決定日 | 6/15 (月) |
購入期間 | 6/16 (火) ~ 6/19 (金) | ||
備考 | 90日間のロックアップ(解除条件:公募比1.5倍)、一部解除条件なし。 |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
中村超硬の公開価格と初値
仮条件 | 1,640円~1,700円 | ||
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公開価格 | 1,700円 | 初値 | 1,901円 |
騰落率 | 11.82% | 倍率 | 1.12倍 |
初値売り損益 | 20,100円(1,901円 - 1,700円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
中村超硬の初値予想と予想利益
中村超硬の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,640円 ~ 1,700円
※抽選資金:16.4万円 ~ 17万円
上限は3.7%上ブレ↑ |
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初値予想 |
1,700円 ~ 1,800円※6/9 修正
(1.0倍~1.1倍) |
予想利益 | 0円~1万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,540円 ~ 1,640円 ※抽選資金:15.4万円 ~ 16.4万円 |
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初値予想 | 1,640円 ~ 1,740円 (1.0倍~1.1倍) |
予想利益 | 0円~1万円 |
中村超硬の主幹事と幹事証券
中村超硬のIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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備考 | 今回は残念ながら評価は低くなり、公募割れリスクも出てきそうです。 「SBI証券」は、抽選に外れた場合、IPOチャレンジポイントが1ポイント付与されます。 |
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
中村超硬の決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2014年3月 | 2013年3月 | 2012年3月 |
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売上高 | 2,440,972 | 3,278,240 | 4,219,670 |
経常利益 | -399,833 | -534,880 | -55,562 |
当期利益 | -402,866 | -593,314 | -136,732 |
純資産 | 1,174,991 | 1,577,858 | 2,171,172 |
配当金※ | - | - | - |
EPS※ | -122.34 | -180.17 | -41.52 |
BPS※ | 356.81 | 479.16 | 659.33 |
前期比(売上高) | -25.5% | -22.3% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2014年3月 | 2013年3月 |
---|---|---|
売上高 | 3,617,772 | 4,453,055 |
経常利益 | -415,194 | -435,980 |
当期利益 | -423,989 | -492,635 |
純資産 | 1,359,840 | 1,776,411 |
EPS※ | -128.75 | -149.60 |
BPS※ | 412.95 | 539.45 |
前期比(売上高) | -18.8% | ― |
直近の類似IPOの上場結果
中村超硬と市場と業種が同じIPOの上場結果です。
中村超硬のIPO分析
中村超硬は、いわゆる「日本のものづくり」企業です。
IPOで調達した資金はダイヤモンドワイヤの増産に関する設備投資に利用される予定です。
市場からの調達金額はマザーズでは比較的大きい36.8億円となっております。
業績面では今期は第3四半期時点で黒字転換してますが、これまでは経常利益や純利益で赤字が続いておりました。
業績面や市場からの調達金額の大きさを考えると、市場人気度は低くなる事が予想されます。
上場後の補足
IPO株としては人気が低くなる条件が揃いましたが、公開価格1,700円に対して初値 1,901円、騰落率 11.82%となりました。
人気が出やすいIPOとは?
初値形成後、上場初日はストップ高の2,301円で初日を終えました。
ただし、VCの保有株数が多く、ロックアップの解除条件が公開価格の1.5倍(2,550円)となっておりますので、セカンダリー投資をされる場合には注意が必要です。