GSI(5579):IPO上場情報


GSIは、ソフトウエア・システム開発の常駐支援、運用保守および受託開発を行っている企業です。札幌証券取引所に上場予定。

顧客企業は大手企業グループを中心として、主にメーカー系(NEC系列、日立系列等)・ユーザー系(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、SCSK株式会社等)・独立系(NSD株式会社、富士ソフト株式会社等)システム会社およびその事業所。

売上高の内訳など

設立は2004年10月
従業員数は2023年4月末で488名、平均年齢は31.2歳、平均勤続年数は4.2年、平均年間給与は425.5万円


GSIのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、GSIの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

GSIの上場日

B
  • 業績:好調
  • オファリングレシオ:低い
  • 公募多い

上場日 2023/6/27(火) 証券コード 5579
市場 札幌 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス GSI(5579)
時価総額
27億円(公開価格で計算)
24.8億円(初値で計算)

GSIのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2023/6/9 (金) ~ 6/15 (木)

仮条件 1,300円~1,350円 (抽選資金:13万円 ~ 13.5万円)
当選口数 3,450口
発行済株式数 2,000,000株 オファリングレシオ 17.2%
公募株数 300,000株 売出株数 0株
吸収金額 4.6億円 O.A分 45,000株
仮条件決定日 6/7 (水) 公開価格決定日 6/16 (金)
購入期間 6/19 (月) ~ 6/22 (木)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

GSIの公開価格と初値

仮条件 1,300円~1,350円
公開価格 1,350円 初値 1,242円
騰落率 -8.00%  倍率  0.92倍
初値売り損益 -10,800円(1,242円 - 1,350円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

公募割れ時の株価下落の目安となる引受価額は、1,242.00円でした。

GSIの初値予想と予想利益

GSIの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 1,300円 ~ 1,350円 ※抽選資金:13万円 ~ 13.5万円
上限は3.8%上ブレ↑
初値予想 1,410円 ~ 1,600円※6/7 修正
(1.0倍~1.2倍)
予想利益 6,000円~2.5万円

想定価格と初値予想

想定価格 1,300円あたり ※抽選資金:13万円あたり
初値予想 1,350円 ~ 1,540円 (1.0倍~1.2倍)
予想利益 5,000円~2.4万円
送信中...

初値予想アンケート

GSI(5579)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(1,350円)を基準価格に修正しています。

有効回答:162   投票期限:2023/6/26 (月) 23:59まで
3倍以上(4,050円以上)
59票  36%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(3,375円以上~4,050円未満)
13票  8%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(2,700円以上~3,375円未満)
35票  22%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(2,025円以上~2,700円未満)
20票  12%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(1,620円以上~2,025円未満)
14票  9%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(1,350円以上~1,620円未満)
12票  7%
投票済み

公募割れ(1,350円未満)
9票  6%
投票済み

GSIの主幹事と幹事証券

GSIのIPOを取り扱っている証券会社です。

GSIの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
岡三証券
91.30% 315,000株 315口
SBI証券 3.48% 12,000株 72口
北洋証券 1.74% 6,000株 0口
JTG証券 0.87% 3,000株 3口
アイザワ証券 0.87% 3,000株 3口
東洋証券 0.87% 3,000株 0口
あかつき証券 0.87% 3,000株 0口

委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。

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GSIの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2022年3月 2021年3月 2020年3月
売上高 3,380,370 2,996,571 2,531,571
経常利益 442,037 453,797 388,844
当期利益 302,694 313,617 243,747
純資産 1,303,834 1,081,016 812,139
配当金 10,000.00 10,000.00 8,000.00
EPS 178.51 185.44 28,825.42
BPS 766.96 639.20 96,042.93
前期比(売上高) 12.8% 18.4%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)
業績

GSIのPERとPBR

公開価格(1,350円)で算出したPERとPBRです。

決算月 PER PBR EPS BPS
2021年3月
(実績)
7.28倍 2.11倍 185.44 639.20
2022年3月
(実績)
7.56倍 1.76倍 178.51 766.96
2023年3月
(実績)
7.92倍 - 170.50 -
2024年3月
(予想)
8.67倍 - 155.70 -

GSIの配当金と配当利回り

公開価格(1,350円)と配当金で算出した配当利回りです。

決算月 1株あたり
の配当金
配当利回り 配当性向
2022年3月
(実績)
50円 3.7% 28%
2023年3月
(実績)
60円 4.44% 0%
2024年3月
(予定)
37円 2.74% 0%

上位株主とロックアップ情報

GSIの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 比率 ロック
アップ
株式会社Kam International 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 1,560,000 91.76% 180日
小沢 隆徳 代表取締役社長 43,600 2.56%
泉 直樹 39,600 2.33%
桑畑 幸一 執行役員 30,400 1.79%
佐藤 公則 執行役員 4,000 0.24%
矢野 慎平 執行役員 4,000 0.24%
佐々木 龍一郎 執行役員 4,000 0.24%
原田 裕 取締役 4,000 0.24%
堀口 裕則 執行役員 2,800 0.16%
黒崎 直也 従業員 2,800 0.16%
  • 180日のロックアップ期間は、2023年12月23日まで
詳細は目論見書にてご確認ください。

GSIのIPO分析

2023年3月期の実績と、2024年3月期の業績予想が公開されています。
売上高は伸びる見込みだけど減益に。これは人員の増加による人件費の増加を見込んでいるよう。

業績予想

特に特徴のない事業内容で、気になる点としては札証単独上場という点のみ。

いつぶりなんだろう?と調べてみたところ、23年ぶりらしい。わたしがIPOを始めたのは2005年なので、その頃知りません・・!

IPOとしては、地方の単独上場はあまり人気化しません。
というのも、上場日あたりは取引が活発になりますが、月日が経つと流動性がガクンと落ちて売買しづらくなるので。

業績はやや頭打ち感あるものの安定的。
配当金もだしているということで、成長投資というよりは安定投資狙いになるでしょうか。

参考までに

評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。

中立
  • IPOで人気のあるIT関連企業
  • 業績は安定的。ただし2024年3月期は減益予想(決算情報
  • オファリングレシオが17.2%と低いIPOデータ
  • 公開株がすべて公募株。売出ゼロ
  • 2024年3月期の業績予想(前期比)は、売上高 3,972百万円(+8.7%)、営業利益 397百万円(-7.7%)
  • 同日に3社が上場
  • 配当実績あり。年一回の配当金を予定。前期50円
  • 上位株主は役員関連。売り圧力が低い
  • 札証単独上場は23年ぶり(データなし)

6.7追記。仮条件が想定発行価格(1,300円)より3.8%の上振れ決定(1,300円 ~ 1,350円)したので、初値予想を1,410円 ~ 1,600円に修正。予想利益は6,000円~2.5万円です。

目論見書の想定仮条件は1,300円。初値予想は1,350円 ~ 1,540円としました。
予想利益は5,000円~2.4万円です。

カブスルは同じ北海道ということで、幹事証券にてIPOに参加します。たぶん・・。

岡三証券のネット取引サービス岡三オンラインは、抽選時に資金が必要ないので気軽に参加できます。(口座開設タイアップ中)

ほかに、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

ブックビルディングの参加スタンスは Twitterにて発信しています。

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