エムケイシステム(3910):IPO上場情報


エムケイシステム」は、人事・労務管理システム開発をしている企業です。

  • 社会保険労務士事務所向けシステム開発及びASPサービス
  • 労働保険事務組合向けシステム開発及びASPサービス
  • 一般企業向け人事労務システム開発及びASPサービス

社労士事務所の活用ソフトとして長きにわたりトップシェアを誇る「社労夢」システム。
平成18年にASPシステム「ネットde社労夢」として、クラウド環境の下でも提供されています。


エムケイシステムのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、エムケイシステムの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

エムケイシステムの上場日

S
  • 業績:好調
  • IPO人気:あり
  • オファリングレシオ:高い
  • 当選口数:少ない
  • 売出多い
  • 調達金額:小さい
  • 割安感:割安
  • ロックアップ:あり
  • ベンチャーキャピタル:上位株主なし

上場日 2015/3/17(火) 証券コード 3910
市場 JASDAQ スタンダード 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス エムケイシステム(3910)

エムケイシステムのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2015/2/27 (金) ~ 3/5 (木)

仮条件 3,300円~3,500円 (抽選資金:33万円 ~ 35万円)
当選口数 1,610口
公募株数 80,000株 売出株数 60,000株
吸収金額 5.6億円 O.A分 21,000株
仮条件決定日 2/26 (木) 公開価格決定日 3/6 (金)
購入期間 3/9 (月) ~ 3/12 (木)
備考 180日間のロックアップ

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

エムケイシステムの公開価格と初値

仮条件 3,300円~3,500円
公開価格 3,500円 初値 15,120円
騰落率 332.00%  倍率  4.32倍
初値売り損益 1,162,000円(15,120円 - 3,500円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

エムケイシステムの初値予想と予想利益

エムケイシステムの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 3,300円 ~ 3,500円 ※抽選資金:33万円 ~ 35万円
上限は6.1%上ブレ↑
初値予想 7,000円 ~ 8,000円
(2.0倍~2.3倍)
予想利益 35万円~45万円

想定価格と初値予想

想定価格 3,000円 ~ 3,300円 ※抽選資金:30万円 ~ 33万円
初値予想 7,000円 ~ 8,000円 (2.1倍~2.4倍)
予想利益 37万円~47万円

エムケイシステムの主幹事と幹事証券

エムケイシステムのIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

委託幹事証券
備考

IPO「エムケイシステム」の主幹事は「岡三証券」です。
なんと、8年ぶりに主幹事として取り扱うようです。

同じグループ会社である「岡三オンライン証券」にも配分が回っており、こちらは公平抽選 になっておりますので、資金量関係なく当選確率があります。IPOの穴場的存在です。

他に抽選に外れても「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。

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エムケイシステムの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2014年3月 2013年3月 2012年3月
売上高 674,002 559,686 511,333
経常利益 177,972 118,050 40,935
当期利益 123,959 116,420 39,297
純資産 292,675 151,716 35,296
配当金 - - -
EPS 300.62 282.71 4,771.49
BPS 682.55 368.42 4,285.60
前期比(売上高) 20.4% 9.5%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

直近の類似IPOの上場結果

エムケイシステムと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:JASDAQ スタンダード」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

  • 2014/12/16 マークラインズ
    初値売り損益:153,000円
    騰落率:77.27%、倍率:1.77倍
  • 2014/03/06 サイバーリンクス
    初値売り損益:415,000円
    騰落率:172.92%、倍率:2.73倍
  • 2013/10/22 システム情報
    初値売り損益:276,000円
    騰落率:372.97%、倍率:4.73倍
  • 2013/02/20 協立情報通信
    初値売り損益:350,000円
    騰落率:233.33%、倍率:3.33倍
  • 2012/12/07 テクノスジャパン
    初値売り損益:33,800円
    騰落率:21.95%、倍率:1.22倍

エムケイシステムのIPO分析

IPOで人気のあるIT関連企業です。
また、約3週間ぶりのIPO株となり初値買い意欲も期待されます。

当選口数がわずか1,400口と非常に少なく、また市場からの調達金額が 5.31億円程度人気化しやすい小型案件である事から 市場人気度は高くなり初値にも期待が出来そうです。

IT関連の業種はIPO銘柄で人気が高いです。

IPOの騰落率は人気に左右されますので、人気があるかどうかはとっても大事な要素になります。
初値予想待ちですが、評価は高くなるんじゃないでしょうか。

社会保険労務士業界では、「e-Gov申請手続き」及び「マイナンバー制度への対応申請手続」のシステムを導入する事務所数が増加しており、同社にとって追い風となっている面があるようです。

上場後の補足

上場日の3/17は初値がつかず、30万5,700株の買い越しにて引けました。
翌日の後場に騰落率332%(4.32倍)となる 15,120円の初値をつけました。

  • 約3週間ぶりのIPO株であったこと
  • 事前に上場を果たしたIPO株の初値が高かったこと
  • IPOで人気市場であったこと
  • 公開株数が少なかったこと
  • 市場からの調達金額が小さかったこと
  • 条件水準の今期予想PERが13.8倍であったこと
  • 将来性のある(収益が見込める)業務であったこと

これらの市場的要因とIPO株自体の要因が重なり、初値は公開価格の3,500円を大きく上回りました。
初値売りをした場合、1,162,000円の利益となりました。

改めて、IPO株の爆発力を感じられる展開となりました。

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