TBMの上場(IPO)はいつ?LIMEXやCirculeXを展開する環境配慮素材企業

TBM(LIMEX)

株式会社TBMの上場(IPO)がたびたび話題になります。

TBMは、石灰石などを主原料とする環境配慮素材「LIMEX(ライメックス)」や、再生材「CirculeX(サーキュレックス)」などを展開する企業です。

以前は「石からできた紙」のイメージで語られることが多かったものの、現在の公式発信では、LIMEXは主にプラスチック代替素材として紹介されており、資源循環やカーボンリサイクルまで含めた事業領域へ広がっています。

【2025.12.11追記】
TBMがBloombergの記事掲載を案内。記事ではCFOインタビューを通じて、早ければ2027年のIPOも視野との見方が紹介されました

カンブリア宮殿やWBSなどでも紹介されてきた知名度の高い企業です。

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上場(IPO)が期待されている「株式会社TBM」とは、いったいどんな会社なのか確認していきましょう。

TBM代表の山崎氏について

株式会社TBM代表の山崎 敦義氏の経歴についてご紹介します。

  • 大阪府岸和田市出身
  • 中学校卒業後、大工見習いに
  • 20歳で中古車販売会社を起業(1993年)
  • 34歳でストーンペーパーと出会う
  • 37歳でTBMを設立(2011年8月)

ヨーロッパ旅行で「中世の時代に100年以上もかけて建設された建物」を見て感銘を受け、自分も何かしたいと思われたそうです。

その後、知人の名刺にてストーンペーパーと出会う。
これは面白いと思い、台湾から輸入などを行っていたようですが、品質と価格面、重さがネックで これでは普及しないと認識。

ネックとなっている課題をクリアできればグローバルで普及すると思い、日本に工場を作りLIMEXを誕生させたようです。


代表の山崎氏(Googleの画像検索より)
山崎 敦義

カンブリア宮殿やWBSなど数々のメディアに出演されているので、社名は知らずとも、山崎氏をご存知の方も多いかもしれません。

会長は元日本製紙専務の角 祐一郎さん。大企業のOBとしての経験や知識が活きているようです。

LIMEX(ライメックス)と現在の事業内容

LIMEX(ライメックス)は、石灰石などを主原料とする環境配慮素材です。
TBMの現在の公式説明では、主にプラスチック代替素材として位置づけられています。

従来の石油由来プラスチックの使用量を抑えながら、袋や容器包装、不織布、各種成形品などに活用できる点が特徴です。
また、合成紙代替のシート材として、印刷物や産業資材向けにも展開されています。

LIMEXは造語ですが、石灰石を表す「ライムストーン(LIMESTONE)」に無限の可能性を感じさせる「X」を合わせて名づけられています。

LIMEXの特徴は大きく分けて3つです。

  1. エコロジー
    自然環境にやさしい。大量の水も石油も使いません。海洋汚染対策にも
  2. エコノミー
    原料の石灰石は埋蔵量が豊富で経済的
  3. アップサイクル
    同社の造語。リサイクル前よりよい品質に

もう少し詳しくみていきましょう。

プラスチック代替素材としての特徴

石灰石

LIMEX(ライメックス)は、石油由来プラスチックの使用量削減につながる素材として展開されています。

TBMの公式説明では、LIMEXはプラスチック代替素材として、石油由来プラスチックの使用量と製品ライフサイクル全体でのCO2排出量を削減するとされています。

さらに、押出成形、インフレーション成形、真空成形、射出成形など多様な成形方法に対応し、既存設備を活用したOEM生産にも対応できる点が特徴です。

TBMは近年、「石からできた紙」のイメージだけでなく、環境負荷低減と価格競争力を両立するプラスチック代替素材としてLIMEXを前面に打ち出しています。

石灰石は埋蔵量が豊富で、日本をはじめ多くの国で調達可能な資源です。

公式インタビューでは、LIMEXの採用先は国内外で1万社以上の企業・団体・自治体に広がっていると紹介されています。

資源循環・再生材の事業にも広がる

TBMはLIMEXだけでなく、再生材「CirculeX」や、CO2由来の炭酸カルシウムを活用する「CR LIMEX」にも取り組んでいます。

公式インタビューでは、横須賀市のマテリアルリサイクル工場で家庭由来の使用済みプラスチックを回収・選別・再生し、高付加価値な再生材の開発や高収率の工場運営に力を入れていると説明されています。

LIMEXのビニール袋
公式サイトより

2026年2月には、使用済みプラスチック由来の高機能再生材「CirculeX」を開発したと公表しました。TBMは、LIMEX単体ではなく、素材開発・資源循環・カーボンリサイクルまで含めた企業へと事業領域を広げています。

LIMEXは袋や容器包装、不織布、印刷物などで採用が進んでいます。
近年は「石からできた紙」よりも、環境負荷低減につながる素材・再生材の事業群として理解した方が、現在のTBM像に近いです。

石灰石は埋蔵量が多く、日本でもとれる資源

LIMEX(ライメックス)の特徴のひとつに「エコノミー(安価)」があります。

これは主原料となる石灰石が世界的に埋蔵量の多い資源で、日本をはじめ多くの国で調達しやすいからです。

また、LIMEXの製造方法もシンプルであり、高効率でリサイクル可能なのでエコノミーを実現できています。

(例)名刺:100枚で1,000円。

なお、生産量を増やすことで単価も安くなるようです。

TBMは宮城県白石市・多賀城市などに生産拠点を持ち、近年は資源循環やカーボンリサイクルまで含めた供給体制の拡充を進めています。

LIMEXの実物はどこで見られる?

LIMEXを使用した実物は意外と身近で見られます。

ラミネートなしで耐久性ありということで、メニュー表との相性はバッチリです。

  • 牛丼チェーン店の吉野家
    2019年3月のグランドメニュー表から同社の商品が使われています。
    吉野家のグランドメニュー
  • いきなりステーキ
    2019年3月のグランドメニュー表から同社の商品が使われています。
    いきなりステーキのグランドメニュー
  • 寿司チェーン店のあきんどスシローは、店内の三つ折りメニュー表に採用。
  • 和歌山県のテーマパーク アドベンチャーワールド、紙製のパークガイドに採用。
  • ホテルチェーンのスーパーホテルのアメニティ用品(クシ)に採用。

LIMEXの採用先はすでに広がっており、TBMは現在、資源循環まで含めた事業の厚みを増やしている段階です。

石から作った紙の手触り感や発色、軽さなどを是非 確認してみてください。

実は、わたしも名刺を作成しました。

石灰石からできた名刺はインパクトがあり、環境にもやさしいです。
名刺効果としては抜群じゃないでしょうか。

各企業から資金調達を受ける

将来性が高いこと、また事業の社会的意義が高いこともあり各企業から事業資金を調達できています。

公表資料では、2024年時点のVision Bookで資金調達額は234億円超と紹介されています。

累計資金調達額は大きく積み上がっており、今後は事業拡大や海外展開を見据えた資本市場との連動も焦点になりそうです。

幹事団は未定です。過去の資金調達先と主幹事の選定は別の話なので、現時点で特定の証券会社を有力視しすぎない方が安全です。

日本で数少ないユニコーン企業

ユニコーン企業とは、スタートアップ企業の中でも、急激に発展し存在感を示している企業のこと。

アメリカと中国で世界のユニコーン企業の8割を占めています。
日本でもおなじみのユニコーン企業と言えば、宅配サービスのUber(ウーバー)や、TikTokのバイトダンスなど。

  • 企業価値が10億ドル(約1,500億円)以上
  • テクノロジーで新しいビジネスモデルを目指す
  • 非上場
  • 起業から10年以内

日本経済新聞のNEXTユニコーン調査によると、国内において推計企業価値が1,500億円を超える企業は5社。(2024年12月)

社名 事業内容 推計企業価値
(億円)
プリファード・ネットワークス 深層学習による制御技術 3,463
スマートニュース ニュースアプリ 2,128
Sakana AI AI開発 1,938
SmartHR クラウド人事労務ソフト 1,840
スパイバー 人工合成クモ糸の新素材 1,695
TBM 紙・プラスチック代替素材 1,361
五常・アンド・カンパニー Fintech 1,336
Mujin 産業用ロボット向け知能ロボットコントローラー 1,186
ティアフォー 自動運転ソフト 1,012
STORES Fintech 947

NEXTユニコーン調査by 日経新聞

TBMは、LIMEXに加えてCirculeXやCR LIMEXも展開し、環境配慮素材から資源循環まで事業を広げています。

IPOの正式承認はまだ確認できませんが、事業の独自性やテーマ性から、上場時には注目を集める可能性があります。

TBMの株(IPO)を購入する方法

LIMEX(ライメックス)を開発している株式会社TBMの株を購入するには、大きく分けて二通りの方法があります。

  1. 株式市場に「上場した後」に購入をする
  2. 株式市場に「上場する前」に購入をする(IPO)

上場後に株を買う

一般的なTBMの株の購入方法で、上場後は証券会社を通じて誰でも購入できます。

2025年12月時点では、CFOインタビューを通じて早ければ2027年のIPOも視野との見方が紹介されています。もっとも、現時点では正式承認前の観測段階です。

上場前に購入する(IPO)

IPOとは?

企業が株式市場に新たに上場することを「IPO」といいます。

幹事証券にて抽選や割当により、上場前の株式を購入できます。

IPOは、上場前(公開価格)で購入した株価よりも、上場後にはじめてついた株価(初値)が上がる場合が多いです。

人気が高いIPOほど、買い注文が集まり株価が上昇するので利益額も大きくなります。

TBMは独自性のある事業を展開しており、上場が実現すればテーマ性の高さから注目を集める可能性があります。

ワンポイント

上場後でも株式会社TBMの株を購入できますが、上場前の株(IPO)の方が、割安に購入できる可能性が高いです。

TBMはLIMEXだけでなく、CirculeXやCR LIMEXなども展開しており、環境配慮素材・再生材・カーボンリサイクルを束ねた企業へと進化しています。

テーマ性は高い一方、未上場企業である以上、IPOの時期や評価は今後の業績や市況の影響を受けます。

そのため、現時点では「人気化確実」と断定するより、正式承認や開示資料を確認しながら見ていく段階といえそうです。

IPOが決まるのはいつ?

一般的には上場日の約1ヶ月前にIPOが承認されます。

株式会社TBMのIPO(上場)が正式に東京証券取引所に承認されると、IPOの具体的なスケジュールが決まります。

  • 上場日
  • 仮条件(必要な抽選資金)
  • 主幹事証券

庶民のIPOでは、上場決定後に「株式会社TBM」のIPOの期待度を五段階で評価し予想利益を掲載します。

メール通知システム

上場が決まりましたらIPOスケジュールに掲載します。

IPOの承認やブックビルディングの開始が登録されたメールアドレスに送られてくるIPOのメール通知システムを利用すると、IPOの新規承認後にメールで通知されますので便利です。利用料は無料です。


事前に証券会社の口座開設を

2025年12月時点では、TBMがBloomberg記事の掲載を案内しており、記事内ではCFOインタビューを通じて「早ければ2027年のIPOも視野」と紹介されています。

ただし、現時点では東証による正式承認は確認できません。TBMに関するIPOの続報がありましたら、ページに追記していきます。

主幹事証券や幹事証券はまだ未定ですが、IPOの承認からブックビルディング(抽選申し込み)までの期間はそんなに長くありません。

幹事団は未定です。過去の資金調達先と主幹事の選定は別の話なので、現時点で特定の証券会社を有力視しすぎない方が安全です。

IPOの承認からブックビルディング開始までは、大体、2週間ほど空くのが一般的ですが、この期間を早めようという動きがあります。
書類の不備があると思わぬ日数がかかるため、早めの口座開設がおすすめです。

証券会社の口座開設は無料です。
主要な証券会社は口座開設を事前にしておきましょう。

事前に口座開設を行っておくと、TBM(ライメックス)のIPOだけでなく その他の人気IPOのブックビルディングにも参加できます。

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