SmartHRは労務や役所に提出するような書類の作成を自動化。IPOの可能性は?

SmartHR

SmartHRの上場(IPO)が期待(熱望)されています。

SmartHRは、労務や役所に提出するような書類の作成を自動化したり、インターネットのテクノロジーを使い効率化する業務をメインに展開している企業です。

ひとつのプロダクトですが、業種や規模を問わず製品が使われています。

注目度が高く、上場(IPO)が決まれば、かなり人気化することが予想されます。

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上場前のIPO株を買うには証券会社の口座開設が必要です。口座開設は無料。

上場(IPO)が期待されている「SmartHR」とは、いったいどんな会社なのか確認していきましょう。

SmartHRの特徴と強み

SmartHRの特徴として、雇用契約や入社手続きがペーパーレスで完結
併せて従業員情報も自動で蓄積されます。

さらに年末調整やWeb給与明細、様々な労務手続きにも対応。

煩雑な業務が簡素化され、手続き時間の大幅な削減に。

煩雑な業務が簡素化
(公式サイトより)

人事・労務の分野は各社とも業務の内容に大きな違いがない為、顧客にあわせてカスタマイズしなくてもサービスを提供できるのが強み

導入事例の紹介ページをみると分かりますが、業種や規模を問わず製品が使われています。

労務管理クラウドサービスでは国内トップシェア。登録社数も3万社超え。

コロナ禍によるリモートワークの拡大も事業拡大につながっています。

ARRは45億円、前期からの成長率は106%

SmartHRは上場していませんが、2021年に重要指標の推移を公開しました。

SaaS企業の重要なKPIとして、ARR(年間経常収益)がありますが、2021年2Qの時点でARR45億円、前期からの伸び率はYoY106.2%と、かなり高成長をしています。(既に上場しててもおかしくないレベル)

上場しているSaaS企業の決算資料をチェックしていますが、ARR成長率は30%を目標としていることが多い気がします。

SmartHRのCMは40代世代に響く

SmartHRのCMをみたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、ITに慣れた世代を狙った良いCMだと思います(笑)

カブスルは40代。とんねるずの「みなさんのおかげです」を見ていた世代として、仮面ノリダーとチビノリダーの共演CMはほほえましく印象にも残ります。(人事担当なら、よし!使ってみよう!となりそう)

日本で数少ないユニコーン企業

ユニコーン企業とは、スタートアップ企業の中でも、急激に発展し存在感を示している企業のこと。

アメリカと中国で世界のユニコーン企業の8割を占めています。
日本でもおなじみのユニコーン企業と言えば、宅配サービスのUber(ウーバー)や、TikTokのバイトダンスなど。

  • 企業価値が10億ドル(約1,500億円)以上
  • テクノロジーで新しいビジネスモデルを目指す
  • 非上場
  • 起業から10年以内

日本経済新聞のNEXTユニコーン調査によると、国内において推計企業価値が1,500億円を超える企業は5社。(2023年10月)

社名 事業内容 推計企業価値
(億円)
プリファード・ネットワークス 深層学習による制御技術 3,472
OPN Holdings Fintech事業 2,267
スマートニュース ニュースアプリ 2,031
SmartHR クラウド人事労務ソフト 1,736
スパイバー 人工合成クモ糸の新素材 1,617
アストロスケールHD 宇宙ごみ除去サービス 1,428
TBM 紙・プラスチック代替素材 1,344
Mujin 産業用ロボット向け知能ロボットコントローラー 1,186
ティアフォー 自動運転ソフト 895
リーガルオンテクノロジーズ 契約書AI審査システム 886

NEXTユニコーン調査by 日経新聞

SmartHRの出資者は海外投資家が多く、成長率も高いので、上場が決まれば人気化は間違いありません。

SmartHRの株(IPO)を購入する方法

SmartHRの株を購入するには、大きく分けて二通りの方法があります。

  1. 株式市場に「上場した後」に購入をする
  2. 株式市場に「上場する前」に購入をする(IPO)

上場後に株を買う

一般的なSmartHRの株の購入方法で、上場後は証券会社を通じて誰でも購入できます。

上場についての明言はされていませんが、EXITの選択肢のひとつしては見られているようです。

上場前に購入する(IPO)

IPOとは?

企業が株式市場に新たに上場することを「IPO」といいます。

幹事証券にて抽選や割当により、上場前の株式を購入できます。

IPOは、上場前(公開価格)で購入した株価よりも、上場後にはじめてついた株価(初値)が上がる場合が多いです。

人気が高いIPOほど、買い注文が集まり株価が上昇するので利益額も大きくなります。

SmartHRは事業の将来性が高く、上場が決まれば人気化すること間違いなしです。

ワンポイント

上場後でもSmartHRの株を購入できますが、上場前の株(IPO)の方が、割安に購入できる可能性が高いです。

SmartHRのARRの伸び率は、現在上場しているSaaS企業と比較してもかなりの高成長!

また、人手不足を解消するサービスは、IPOで人気があります。

IPO界隈では知名度も高く上場(IPO)が決まれば、プラチナチケット化することは間違いありません!

人気化が予想されるため、上場後は株価がかなり上がることが予想されます。
つまり、上場前にIPOにより株を購入すると、大きな利益を得られる可能性が高くなります。

IPOが決まるのはいつ?

一般的には上場日の約1ヶ月前にIPOが承認されます。

SmartHRのIPO(上場)が正式に東京証券取引所に承認されると、IPOの具体的なスケジュールが決まります。

  • 上場日
  • 仮条件(必要な抽選資金)
  • 主幹事証券

庶民のIPOでは、上場決定後に「SmartHR」のIPOの期待度を五段階で評価し予想利益を掲載します。

メール通知システム

上場が決まりましたらIPOスケジュールに掲載します。

IPOの承認やブックビルディングの開始が登録されたメールアドレスに送られてくるIPOのメール通知システムを利用すると、IPOの新規承認後にメールで通知されますので便利です。利用料は無料です。


事前に証券会社の口座開設を

SmartHRに関するIPO(上場)の続報がありましたら、ページに追記していきます。

主幹事証券や幹事証券はまだ未定ですが、IPOの承認からブックビルディング(抽選申し込み)までの期間はそんなに長くありません。

IPOの承認からブックビルディング開始までは、大体、2週間ほど空くのが一般的ですが、この期間を早めようという動きがあります。
書類の不備があると思わぬ日数がかかるため、早めの口座開設がおすすめです。

証券会社の口座開設は無料です。
主要な証券会社は口座開設を事前にしておきましょう。

事前に口座開設を行っておくと、SmartHRのIPOだけでなく その他の人気IPOのブックビルディングにも参加できます。

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