IPOに大量当選している人がいるのはなぜ?
年間で何十回もIPOに当選している人がいます。
なぜそんなに当たっているんですか?からくりはあるの?
ズバリ!お金持ちの方だと思います。
他には身内の当選分を一緒に報告している方もいます。
店頭型証券会社とネット証券会社では 当選の仕組みが違います。
IPO当選は「運だめし」と庶民のIPOでは説明しておりますが、それはあくまでも私を含めた一般人の場合です。
ワンポイント
- IPOが当選しやすい方 -
- 証券会社に預けている資産が多い方(数億円以上~。多ければ多い程 有利)
- 店頭型証券会社で 営業マンとの付き合いがある方(勧められた金融商品を買うなど)
- 取引を活発に行い 取引手数料をかなり支払っている方
証券会社にとって「上位顧客」ほど IPOに当選(割当)がしやすくなります。
つまり、より資産の多い方、より営業マンとの付き合いがある方が優遇されます。
目次
資産が豊富であればIPOに当選しやすい証券会社
資産が豊富であればIPOに当選しやすい証券会社です。
- 店頭型(営業マンがいる)証券会社
- 抽選に「口数比例方式」を採用している証券会社
- 二回目の優遇抽選が用意されている証券会社
1. 店頭型(営業マンがいる)証券会社
店頭型証券会社で窓口取引をしている場合、IPOの当選は抽選ではありません。
営業マン(証券マン)の裁量によりIPOが割当(配布)されます。
営業マンは、付き合いが長い顧客(上位顧客)よりIPOを配りますので、「資産があり、よく営業マンから取引をしている方」に優先的にIPOが回ります。
上位顧客とは、預けている資産が多い方や、営業マンから勧められた金融商品(投資信託)などを積極的に買っている方です。
この仕組み自体は決して悪いわけではなく、証券会社側からすれば より自社に貢献してくれている顧客を優遇するのは当然かと思います。
参考までに
Twitterで下記のようなツイートがありました。これがリアル(現実)です。
大和のやっかいなのは、支店によって違うかもしれませんが、PO,IPOのみの客は、ダメで、要するに、投信買えよ、付き合えよってやつ。それも、どうせ、100万とかでは、ダメなんでしょ。野村は、億の友達が、毎年手帳貰ってたのに、取引なかったけど、断られていて、マジ頭おかしい。
— june (@june060429) 2017年7月12日
こちらは、現役証券マンの本音のつぶやきです。
言葉は悪いですがおそらく本音ですし、気持ちも分かります。
人気IPOはお得意さんじゃないともらえません。
2. 抽選に「口数比例方式」を採用している証券会社
SBI証券や楽天証券では、IPOの抽選方式に「口数比例抽選」を採用しています。
IPOの申し込み口数が多ければ多いほど当選しやすくなるので、資金が多い方が有利です。
参考までに
(例)1口 10万円のIPOに応募する場合
- Aさん・・・1口応募
- Bさん・・・10口応募(当選確率はAさんの10倍)
- Cさん・・・1,000口応募(当選確率はAさんの1,000倍、Bさんの100倍)
上記のように、IPOの抽選資金が豊富であれば豊富であるほど当選しやすくなります。
(宝くじを1枚買うより1,000枚買う人の方が当たりやすいイメージ)
SBI証券で 年間に10回以上も当選している方は、預けている資産が庶民とは桁違いです。
カブスルはSBI証券で年に一家で1~2回当選すればよい出来です。
年に10回以上も当選するという事は、単純計算でカブスル一家の資産の5倍~10倍以上の資産(抽選資金)があるということです。
参考までに
下記のツイートがありました。資産家に庶民は敵いません!
人気IPOのGA technologiesに300株当選、同じく人気IPOのエクスモーションに200株当選されています。
IPOのエクスモーションは5億円投下で200株当選。まあそんなもんか。
— あぼ (@ei_washington) 2018年7月17日
3000円×200株=60万円の儲け見込み。 pic.twitter.com/yzmjVKk36a
人気IPOに連続当選されている資産家さんです。
私も・・・「まぁそんなもんか」と言ってみたいです!(笑)
一般人(庶民)は努力でIPO当選を目指しましょう!
3. 二回目の優遇抽選が用意されている証券会社
証券会社の中には一回目の抽選で落選した場合、二回目、三回目の抽選が用意されている証券会社があります。
証券会社 | 概要 |
---|---|
SMBC日興証券 | ステージにより1票~25票の抽選票がもらえます。 2回目の抽選は抽選票により行われます。 |
岡三オンライン | 過去の取引実績に応じて、「ステージS」「ステージA」「ステージB」に分けられます。 ステージSは3回当選チャンスがあり、ステージBは1回だけ当選チャンスがあります。 |
口座に預けている資金や、取引実績によりランクが決定します。
ランクが高いほど、二回目以降の抽選に当選しやすくなる仕組みです。
結論:お金持ちはIPOに当選しやすい。庶民はコツコツと!
上記の理由から、お金持ちはIPOに当選しやすいです。
年間で10回以上もIPOに当選(割当)するのも何ら不思議ではありません。
私たち庶民は 「運だめし」でコツコツと応募するしかありません。
私も地道に応募を続け、IPOに167回当選し1,810万円の利益を得ています。
宝クジよりは当たりやすい「運だめし」だと思って IPOを続けてると そのうち当選というラッキーが訪れると思います。
ワンポイント
カブスルは、一般人でもIPOに当選しやすい「平等抽選」を採用しているマネックス証券やSMBC日興証券での当選実績が多数です。
- 平等抽選の証券会社で運だめし!
- IPOの抽選機会を増やす!
- IPO投資に家族が参加すると当選確率は2倍、3倍に!
- 資金不要の証券会社で運だめし!
- 中堅の証券会社からもIPO当選を狙おう!
- 当選には継続が大事
IPOはカンタンには当たりませんが、継続することで当選チャンスは訪れます!
- こばなし -
基本的には上記の説明通り、お金持ちの方が年間に何度もIPOに当選します。
が、中には「当選したと嘘」を言っている方もいるようです。以前、IPOに何度も当選したと嘘を言って、投資資金を個人投資家から かき集めている詐欺師の手口をTV番組で見たことがあります。
数年前、IPOに当選したとブログで報告をしていたら「IPOの当選画像を売って」とメールが来たことがあります。もちろんスルーしましたけど。
一家の当選報告をまとめて報告している方もいる
X(Twitter)などのSNSで見かけるIPOの当選報告。
いつも当たっているなぁという方を見かけることがありますが、一人ではなく一家(一族)の当選報告をされている人もいらっしゃいます。
- 本人
- 配偶者
- お子さん 1人目
- お子さん 2人目
- 本人の父
- 本人の母
- 配偶者の父
- 配偶者の母
上記をまとめてIPOの当選報告としている場合、8名分の合計になります。
カブスルの場合、一家3名でIPOに当選し、当選報告をする際に「誰が当選したか」を伝えるようにしています。
QPS研究所、また妻がSMBC日興証券で当選している・・????
— カブスル@庶民のIPO運営者 (@kabusuru5) November 28, 2023
今年、10回目(うちSMBC日興証券で2回目)
ほんと、当たり年だなぁ。 https://t.co/6SGeOz9YNV pic.twitter.com/apHKWozBwk
また、身内の当選回数もたまに報告しています。
ちなみにログイン版は、IPOの申込回数と当選回数も自動でカウントします。便利?? pic.twitter.com/PWLbYzmcBp
— カブスル@庶民のIPO運営者 (@kabusuru5) March 7, 2024
一方、ご家族で参加しているはずなのに「IPOに当選した!」としか言わない方もいらっしゃいます。
その場合、その人だけIPOに当選し続けているように見えますが、実際はご家族の誰かが当選しているのかもしれません。
なお、誰が当選したのかを言わないのは、別に悪いことじゃありません。
むしろ、わざわざ「誰が当選した」という報告をする方が珍しいかと思います。
あと蛇足ですが、IPOの申し込みは本人(口座の名義人)しか行ってはいけません。
他人の当選は気にしない!
SNSをやっていると他人のIPO当選の投稿が多いように感じると思いますが・・・それ、気のせいです。
当選者より落選者の方が圧倒的に多いので、気にしないようにしましょう!
わたしの場合、IPOに当選した場合は報告しますが、落選した場合はいちいち報告しません。
また、当選報告が多い一部の人はこれまで説明してきた内容だと思います。
ただし、極端にIPOの当選確率が低い場合は、なにかしら参加方法が間違っているかと思いますので、下記の記事を参考にしてみてください。
IPOの抽選結果を占うクジを作りました。
IPOの当選・落選を占うものですが、実態に即して落選多めのクジとなっています(笑)
IPOは割当数(当選数)が決まっています。
また、証券会社の中には年間の当選回数の上限を設けています。
IPOに一人の人が当たりまくるというのは難しく、「お金持ち」「一家の分をまとめて報告している」「虚偽報告」のいずれかしか考えられません。