フロンティア(4250):IPO上場情報
フロンティアは、自動車部品等の企画・輸入販売事業を行っている企業です。
自社工場を持たずに技術力の高い中国国内工場に生産委託をしているファブレスメーカー。
連結子会社である新域國際香港有限公司と同社の2社で構成。
- PB販売事業
主にカーナビや、カーエアコンなど自動車アフターパーツの製造・販売。 - OEM/ODM事業
連結子会社であるフロンティア香港の主たる事業で、顧客の要望する商品の製造を受託しフロンティアが選定した工場にて製品化し、顧客に納品。
現在は、主に国内玩具メーカー向けの電子玩具(児童向けパソコン型玩具、タブレット型玩具など)を中国提携工場で完成品まで製造し日本国内へ出荷。
TOKYO PRO Marketに2018年7月上場。11月1日に福証Q-Boardへ上場市場の変更。
設立は2003年12月。
従業員数は2021年8月末で14名、平均年齢は42.6歳、平均勤続年数は5.7年、平均年間給与は385.4万円。
グループは同社と連結子会社1社で構成。
フロンティアのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、フロンティアの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
フロンティアの上場日
フロンティアのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2021/10/13 (水) ~ 10/19 (火) |
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仮条件 | 830円~930円 (抽選資金:8.3万円 ~ 9.3万円) | ||
当選口数 | 1,150口 | ||
発行済株式数 | 680,000株 | オファリングレシオ | 16.9% |
公募株数 | 50,000株 | 売出株数 | 50,000株 |
吸収金額 | 1億円 | O.A分 | 15,000株 |
仮条件決定日 | 10/11 (月) | 公開価格決定日 | 10/20 (水) |
購入期間 | 10/22 (金) ~ 10/27 (水) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
フロンティアの公開価格と初値
仮条件 | 830円~930円 | ||
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公開価格 | 930円 | 初値 | 958円 |
騰落率 | 3.01% | 倍率 | 1.03倍 |
初値売り損益 | 2,800円(958円 - 930円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
フロンティアの初値予想と予想利益
フロンティアの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
830円 ~ 930円
※抽選資金:8.3万円 ~ 9.3万円
上限は2.2%上ブレ↑ |
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初値予想 |
930円 ~ 960円※10/11 修正
(1.0倍~1.0倍) |
予想利益 | 0円~3,000円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 910円あたり ※抽選資金:9.1万円あたり |
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初値予想 | 910円 ~ 940円 (1.0倍~1.0倍) |
予想利益 | 0円~3,000円 |
初値予想アンケート
フロンティア(4250)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(930円)を基準価格に修正しています。
有効回答:175票 投票期限:2021/10/31 (日) 23:59までフロンティアの主幹事と幹事証券
フロンティアのIPOを取り扱っている証券会社です。
フロンティアの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
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主幹事 JTG証券 |
82.61% | 95,000株 | 95口 |
SBI証券 | 5.22% | 6,000株 | 36口 |
岡三証券 | 3.48% | 4,000株 | 4口 |
アイザワ証券 | 2.61% | 3,000株 | 3口 |
FFG証券 | 0.87% | 1,000株 | 0口 |
ひろぎん証券 | 1.74% | 2,000株 | 0口 |
マネックス証券 | 0.87% | 1,000株 | 10口 |
委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
フロンティアの決算情報
直近の類似IPOの上場結果
フロンティアと同じホットワードのIPOの上場結果です。
「東京プロマーケット」のIPOの直近の結果です。
- 2021/09/13 GeolocationTechnology…
初値売り損益:131,000円
(騰落率:58.48%、倍率:1.58倍) - 2020/03/30 ニッソウ…
初値売り損益:-95,000円
(騰落率:-25.33%、倍率:0.75倍) - 2019/12/23 global bridge HD…
初値売り損益:133,000円
(騰落率:49.44%、倍率:1.49倍)
フロンティアのIPO分析
同社の中期経営計画方針。
売上高、利益の増大を通じて企業価値を向上させるべく取り組んでいます。
TOKYO PRO Marketに2018年7月上場。(10/31付けで上場廃止)
11月1日に福証Q-Boardへ上場市場の変更。
う~ん・・。IPOとしては地味すぎる印象。
自動車のパーツを今流行のファブレス方式で販売されているようですが、現在 半導体不足により自動車の生産が遅れています。
福証Qボードへの単独上場ですが、注目度は低いかなぁと思われます。
9月に上場したGeolocationTechnology(ジオロケ)も福証Qボードの単独上場でしたが、コチラは独自技術もあり、投資対象として魅力がありました。(初値は公開価格の58.4%上昇)
参考までに、ジオロケの時に調べた内容を再掲載します。
地方への単独上場はいまいち人気がないと言われていますが、参考までに直近のデータです。
2019年9月にQ-Boardへ単独上場したピー・ビーシステムズの初値は、騰落率+41.3%に。
同じく2015年8月に上場したエスケーホームの初値は、騰落率+13.7%。
うーん。Q-Boardへの上場が人気がないとは言えないですね。
ついでに、TOKYO PRO Marketから他の市場へ市場変更した直近IPOのデータです。
2020年3月にTOKYO PRO Marketから名証セントレックスへ市場変更したニッソウの初値は、騰落率-25.3%に。(コロナショックの影響あり)
同じく2019年12月にTOKYO PRO Marketから東証マザーズへ市場変更したglobal bridgeHDの初値は、騰落率+49.4%。
参考までに
評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。
- 業績は安定的。(決算情報)
- 2021年11月期の業績予想(前期比)は、売上高1,688百万円(+114%)、営業利益104百万円(+136.9%)
- オファリングレシオが16.9%と低い。
- 成長をイメージしにくい事業内容。
- IPOで人気の低い地方上場。
- 自動車産業の半導体不足。
- チャイナリスク。
- 有利子負債の割合は総資産の64.3%。(2020年11月期末)
目論見書の想定仮条件は910円。初値予想は910円 ~ 940円としました。
予想利益は0円~3,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。
カブスルは相場の動向をみて、ブックビルディングに参加するか決めようと思います。
1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの2社だけでIPOに43回当選しています。(全当選数の44.3%)
追加の委託幹事として岡三オンライン証券が決まりました。
抽選時に資金が必要ないので気軽に参加できる証券会社です。