ジェイテックコーポレーション(3446):IPO上場情報


ジェイテックコーポレーション」は「オプティカル事業」と「ライフサイエンス・機器開発事業」の2つのセグメントを有し創薬、医療技術分野におけるイノベーションの推進に貢献するシステムの開発、販売を行っている企業です。

  • オプティカル事業
    主要製品は放射光及びX線自由電子レーザー施設向けX線ナノ集光ミラー。
    大型放射光施設「SPring-8」や「SPring-8」に隣接して建設されたX線自由電子レーザー施設「SACLA」及び海外の同様の施設で行われているX線を利用した基礎研究や産業利用など幅広い研究のための高度化された分析装置に使用されるX線ナノ集光ミラーを中心とした特殊ミラーの製造・販売。
  • ライフサイエンス・機器開発事業
    主要製品は各種自動細胞培養装置、その他自動化装置。
    創業当初から大手企業と各種自動細胞培養装置を共同開発し、製造・販売。
    また医療及びバイオ分野以外にも半導体分野、化学・繊維分野、印刷分野等の様々な分野において研究機関や企業からの委託開発製品や独自の製品を開発・製造・販売。

大阪大学と理化学研究所の共同研究により硬X線領域で世界最大の集光径を達成。
同社では大阪大学が開発した超精密加工技術およびナノ計測技術を実用化し、世界NO.1の製品化に成功しました。

X線高精度ミラーは、独自の計測および加工技術で製作しており、なおかつ世界トップの形状精度を有しているため、高精度ミラーにおいては独占状態です。

X線ナノ集光ミラーは「SPring-8」に代表される大型の放射光施設や「SACLA」のようなX線自由電子レーザー施設のほか世界各地の同様の施設で使われ、顧客は主に国内外の国立の研究機関や大学の研究者であり、国の研究予算により、年々積極的に新しい研究が提案され、新しい光学系の構築がなされています。

最近では放射光施設やX線自由電子レーザー施設において、物理、化学、生物などの基礎科学研究分野から、医学利用、医薬品設計、材料評価などの応用分野に加えて産業利用ニーズも高まりをみせ、放射光利用者は年々増大しています。

これに伴い、より小さな試料やより高い空間あるいはエネルギー分解能(放射線のエネルギー測定の精度を表す指標。)での分析が求められ、光を扱う技術への高度化の需要は世界レベルで高まっており、「OsakaMirror」の需要が拡大しています。

特に平成25年頃からアメリカやヨーロッパだけでなく東アジアの放射光施設やX線自由電子レーザー施設からの当社への受注も増加しております。

同社の技術的な説明を詳しく知りたい方は「目論見書(PDF)」にてご確認下さい。

設立は平成5年12月です。
従業員数は平成29年12月末で30名、平均年齢は43.4歳、平均勤続年数は3.9年、平均年間給与は569.6万円です。


ジェイテックコーポレーションのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ジェイテックコーポレーションの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

ジェイテックコーポレーションの上場日

S
  • 業績:好調
  • オファリングレシオ:やや低い
  • 当選口数:多い
  • 調達金額:大きい
  • ベンチャーキャピタル:上位株主あり

上場日 2018/2/28(水) 証券コード 3446
市場 東証マザーズ 業種 金属製品
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス ジェイテックコーポレーション(3446)
時価総額
126.5億円(公開価格で計算)
545.1億円(初値で計算)

ジェイテックコーポレーションのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2018/2/13 (火) ~ 2/19 (月)

仮条件 2,100円~2,250円 (抽選資金:21万円 ~ 22.5万円)
当選口数 11,500口
発行済株式数 5,620,000株 オファリングレシオ 20.4%
公募株数 500,000株 売出株数 500,000株
吸収金額 25.8億円 O.A分 150,000株
仮条件決定日 2/9 (金) 公開価格決定日 2/20 (火)
購入期間 2/21 (水) ~ 2/26 (月)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

ジェイテックコーポレーションの公開価格と初値

仮条件 2,100円~2,250円
公開価格 2,250円 初値 9,700円
騰落率 331.11%  倍率  4.31倍
初値売り損益 745,000円(9,700円 - 2,250円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

ジェイテックコーポレーションの初値予想と予想利益

ジェイテックコーポレーションの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 2,100円 ~ 2,250円 ※抽選資金:21万円 ~ 22.5万円
上限は0.9%下ブレ↓
初値予想 4,500円 ~ 5,200円
(2.0倍~2.3倍)
予想利益 22.5万円~29.5万円

想定価格と初値予想

想定価格 2,070円 ~ 2,270円 ※抽選資金:20.7万円 ~ 22.7万円
初値予想 4,500円 ~ 5,200円 (2.0倍~2.3倍)
予想利益 22.3万円~29.3万円

ジェイテックコーポレーションの主幹事と幹事証券

ジェイテックコーポレーションのIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

委託幹事証券
備考

主幹事は1人1票の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「SMBC日興証券になります。
主幹事はIPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの割当数も主幹事が一番多いです。(当選口数が一番多い

他にも、1人1票の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「マネックス証券」や、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。

追加の委託幹事として「岡三オンライン証券」が決まりました。
IPOの抽選時に資金が必要ない証券会社ですので、気軽に参加が可能です。運だめしで必ず参加したいところです。

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ジェイテックコーポレーションの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
SMBC日興証券
73.00% 365,000株 365口
野村證券 6.00% 30,000株 30口
SBI証券 4.00% 20,000株 140口
みずほ証券 4.00% 20,000株 20口
東洋証券 4.00% 20,000株 20口
エース証券 4.00% 20,000株 0口
岡三証券 2.00% 10,000株 10口
JTG証券 2.00% 10,000株 10口
マネックス証券 1.00% 5,000株 50口

委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。

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ジェイテックコーポレーションの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2017年6月 2016年6月 2015年6月
売上高 801,811 596,906 366,774
経常利益 199,706 124,514 56,033
当期利益 129,925 83,731 38,710
純資産 584,783 454,858 252,535
配当金 1,000.00
EPS 25.38 16.84 8,064.71
BPS 114.22 88.84 52,611.64
前期比(売上高) 34.3% 62.7%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

直近の類似IPOの上場結果

ジェイテックコーポレーションと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:金属製品」の直近のIPO結果です。

ジェイテックコーポレーションのIPO分析

主力製品のX線ナノ集光ミラーの製造技術は業界内において「世界トップ」の加工精度として認められており、本ミラーは世界各国の最先端放射光施設に導入され、世界各国の大学・政府研究機関(理化学研究所、日本原子力研究開発機構等)の研究・開発に貢献しています。

X線ナノ集光ミラーについては、国内に競合メーカーはなく、海外に数社の競合メーカーがあるものの、10倍以上の高精度化を実現し技術的優位を誇っています。

特に高精度を要求されるSACLAのような自由電子レーザー施設では、海外を含めてシェア100%を実現しています。

専門性が高くオンリーワンの技術を保有している企業はIPOでも人気があります。

参考までに

2017.1.29追加。評価は 最も高い「S」となりました。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に引受幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。

想定の仮条件は「2,070円 ~ 2,270円」。想定の初値予想は「4,500円 ~ 5,200円」となっています。
予想上限にて「初値売り」をすると29.3万円の利益になりそうです。

ワンポイント

主幹事証券は「SMBC日興証券」

主幹事証券は割当数が多いので、当選口数も多くなります。
また、SMBC日興証券は資金量に左右されない「公平抽選」を採用していますので、1口応募しても100口応募しても 当選確率は一緒です。

庶民の管理人も過去に15度 IPOに当選をしております。(IPO実績)

投資資金に関係ない一人一票制の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「マネックス証券」や、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。

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上場後の補足

2018年 第二弾のIPOでしたが、一発目の「Mマート」に良い初値がついた事もあり人気化し 上場日初日には初値がつきませんでした。

公開価格2,250円に対して初値は9,700円。騰落率は331.11%(4.31倍)

初値売りによる利益額は74.5万円になりました。

大手の初値予想(4,500円 ~ 5,200円)を大きく超える、強い初値となりました。

3月は12月に次いでIPOが多い月になります。
後半にかけて人気IPOも続々登場しますので良い追い風となりそうです。

管理人も3/27上場の「RPAホールディングス」に貯めに貯めたIPOチャレンジポイントを利用し当選を目指します!

ジェイテックコーポレーションのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ジェイテックコーポレーションの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

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