ビーイングホールディングス(9145):IPO上場情報


ビーイングホールディングスは、生活物資に特化した物流事業を行っている企業グループです。

取り扱う商品を生活物資に特化しており、3温度帯(常温・冷蔵・冷凍)の食品、医薬品、化粧品、日用品の小口物流に強みを持ち、卸売企業およびコンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストアの物流センター運営を受託。

グループでは、物流システムである倉庫管理システム、輸配送管理システムおよび生産性管理システムを自社開発、またはメーカーと協働し開発。

ITを駆使した情報の共有

システムにより、顧客それぞれの特性に合わせたオリジナルの物流システムを構築できることがグループの最大の強みです。

運ばない、触れない物流システム

グループとして、北陸地方4県に17拠点、関東地方1都4県に15拠点、その他1府5県に11拠点の計43拠点を運営。

グループは同社と連結子会社11社で構成。

設立は1986年9月。
従業員数は2020年9月末で36名、平均年齢は45歳、平均勤続年数は10年、平均年間給与は538.4万円。


ビーイングHDのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ビーイングHDの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

ビーイングホールディングスの上場日

B
  • 業績:好調
  • オファリングレシオ:やや高い
  • 公募多い
  • ベンチャーキャピタル:上位株主なし

上場日 2020/12/15(火) 証券コード 9145
市場 東証二部 業種 陸運業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス ビーイングホールディングス(9145)
時価総額
56.8億円(公開価格で計算)
83.9億円(初値で計算)

ビーイングホールディングスのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2020/11/27 (金) ~ 12/3 (木)

仮条件 910円~1,000円 (抽選資金:9.1万円 ~ 10万円)
当選口数 17,319口
発行済株式数 5,675,000株 オファリングレシオ 30.5%
公募株数 1,160,000株 売出株数 346,000株
吸収金額 17.3億円 O.A分 225,900株
仮条件決定日 11/25 (水) 公開価格決定日 12/4 (金)
購入期間 12/7 (月) ~ 12/10 (木)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

ビーイングホールディングスの公開価格と初値

仮条件 910円~1,000円
公開価格 1,000円 初値 1,479円
騰落率 47.90%  倍率  1.48倍
初値売り損益 47,900円(1,479円 - 1,000円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

ビーイングホールディングスの初値予想と予想利益

ビーイングホールディングスの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 910円 ~ 1,000円 ※抽選資金:9.1万円 ~ 10万円
上限は9.9%上ブレ↑
初値予想 1,260円 ~ 1,500円※11/25 修正
(1.3倍~1.5倍)
予想利益 2.6万円~5万円

想定価格と初値予想

想定価格 910円あたり ※抽選資金:9.1万円あたり
初値予想 1,110円 ~ 1,310円 (1.2倍~1.4倍)
予想利益 2万円~4万円
送信中...

初値予想アンケート

ビーイングホールディングス(9145)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(1,000円)を基準価格に修正しています。

有効回答:330   投票期限:2020/12/14 (月) 23:59まで
3倍以上(3,000円以上)
170票  52%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(2,500円以上~3,000円未満)
23票  7%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(2,000円以上~2,500円未満)
33票  10%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(1,500円以上~2,000円未満)
48票  15%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(1,200円以上~1,500円未満)
24票  7%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(1,000円以上~1,200円未満)
17票  5%
投票済み

公募割れ(1,000円未満)
15票  5%
投票済み

ビーイングホールディングスの主幹事と幹事証券

ビーイングホールディングスのIPOを取り扱っている証券会社です。

ビーイングホールディングスの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
野村證券
95.67% 1,656,900株 1,656口
SBI証券 0.87% 15,000株 105口
SMBC日興証券 0.87% 15,000株 15口
みずほ証券 0.87% 15,000株 15口
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 0.87% 15,000株 15口
今村証券 0.87% 15,000株 0口

委託幹事であるauカブコム証券は、委託数が公表されていません。

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


ビーイングホールディングスの決算情報

単独 財務情報 (単位/百万円)

決算期 2019年12月 2018年12月 2017年12月
売上高 1,402 1,297 1,170
経常利益 291 283 325
当期利益 240 128 271
純資産 672 451 341
配当金 10.00 25,000.00 25,000.00
EPS 53.94 30.04 159,167.42
BPS 148.95 102.95 199,902.46
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/百万円)

決算期 2019年12月 2018年12月
売上高 16,219 13,769
経常利益 552 331
当期利益 409 115
純資産 1,967 1,568
EPS 91.76 27.08
BPS 413.05 336.08
※EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

ビーイングホールディングスの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 比率 ロック
アップ
(株)喜多商店 58.27% 90日
喜多 甚一 23.54% 90日
喜多 和行 3.08% 90日
喜多 良枝 2.57% 90日
高桑 和浩 2.26% 90日
松木 正康 1.59% 90日
桐原 義浩 1.08% 90日
越峯 均 1.08% 90日
山本 元也 1.08% 90日
森本 浩行 0.72% 90日
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

ビーイングホールディングスと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証二部」かつ「業種:陸運業」の直近のIPO結果です。

  • 2014/04/08 丸和運輸機関
    初値売り損益:-30,000円
    騰落率:-8.82%、倍率:0.91倍
  • 2005/08/02 ゼロ
    初値売り損益:65,000円
    騰落率:38.24%、倍率:1.38倍
  • 2004/10/22 アートコーポレーション
    初値売り損益:17,600円
    騰落率:10.06%、倍率:1.10倍

ビーイングホールディングスのIPO分析

主要顧客は、クスリのアオキ(24.5%)、三菱食品(20.3%)、PALTAC(10.6%)。

目論見書をみると、事業リスクについてシッカリと書かれている印象があります。
物流業界を取り巻く環境について、人の代わりとなる設備投資としての自動化・ロボット化への対応ではなく、主に生活物資を取り扱う物流事業者として、緊急時や災害時においても対応が可能な「人を補助する」設備を中心に開発・導入していく方針だそうです。

その他事業として、旅客事業なども行っていますが、その売上に対する割合は4.8%です。(2019年)

参考までに

評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。

  • 業績は安定的。(決算情報)
  • ベンチャーキャピタルなし。また、上位株主の上場時の売出しも少ない。
  • 約2周間ぶりのIPO.
  • オファリングレシオが30.5%とやや高い。
  • やや地味な印象がある事業内容。
  • IPOで人気の低い東証二部市場。
  • 同日に2社が上場。

11.25追記。仮条件は910円~1,000円に決定。(想定価格910円より9.9%上ブレ↑
初値予想を1,260円 ~ 1,500円に修正。予想利益は2.6万円~5万円です。

目論見書の想定仮条件は910円。初値予想は1,110円 ~ 1,310円としました。
予想利益は2万円~4万円です。

良くも悪くもないIPOで、事業内容的には安定していると思います。

カブスルは幹事証券にて積極的にIPOに参加します。

ワンポイント

主幹事証券は大手の野村證券。

主幹事はIPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数(割当数)も主幹事が一番多いです。

また、野村證券はIPOの抽選時に抽選資金が必要ありません。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用している証券会社です。

他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるSMBC日興証券やauカブコム証券、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

ビーイングHDのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ビーイングHDの目論見書から引用しています。
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