コインチェックのナスダック上場は12月10日ころ。マネックスグループが主要株主となり信用度抜群

コインチェックの上場(IPO)が2024年12月10日ごろに予定されています。
上場市場は、米ナスダック市場。
2024年10月28日追記。
BCA契約は2025年1月2日まで。手ごたえはありそう。
見込みがない場合、契約の期間延長はなくいったん白紙に戻すと決算説明会にて説明
コインチェックは、マネックスグループが主要株主で、ビットコインなどの仮想通貨を取引できるサービスを展開。
アプリダウンロード数はNo1。(2020年)
マネックスグループの松本社長が、コインチェックの上場を目指すことを明言されています。
コインチェックのサービス内容や業績、マネックスグループとの関係についても説明したいと思います。
コインチェックとは?
コインチェックは、ビットコインやリップルなどの仮想通貨を売買できるサービスを展開しています。
土日関係なく、24時間いつでも仮想通貨を500円から購入、売却できます。
Coincheckアプリは、「ダウンロード数」および「1日あたりの利用人数」において2年連続「国内No.1」を獲得しています。(2019年~2020年)

コインチェックの特徴は次の通り。

上記の図には書いてありませんが、なんといっても、マネックスグループが主要株主であるということが強みかと思います。
コインチェックはマネックスグループが主要株主に
コインチェックは、2018年にマネックスグループが36億円で買収し完全子会社化。現在は主要株主に。
買収に至ったカンタンな経緯としては、仮想通貨取引所乱立時代から勢いがあったコインチェック。
2018年1月に外部からハッキング攻撃をうけ、580億円のNEM流出事件を起こしました。
当時のコインチェックは、セキュリティを後回しにした運営を行っており、各方面から厳しい批判にさらされることに。
一時は潰れる?と噂もありましたが、まさかのマネックスグループが買収に名乗りを挙げました。
コインチェック株式会社、マネックスグループ株式会社の完全子会社化及び新経営体制のご報告
もともと使いやすいと定評があったコインチェック。
そこにマネックスグループによる経営再建とセキュリティ強化が行われたことにより、先ほど紹介した通り国内No1のアプリダウンロード数を誇っています。
マネックスグループでは、クリプトアセット事業として着実に利益を伸ばし、2021年3月期決算では102億円の利益がでています。
(うち、36億円はアーンアウト条項により以前の株主に支払うもの。今回で終わり)
買収(36億円)を決めた松本社長の先見の明たるや。
(マネックスグループの決算資料より)
いまや、クリプトアセット事業(コインチェック)は、マネックスグループの利益の柱のひとつとなっています。
(マネックスグループの決算資料より)
コインチェックは買収時よりIPOを明言
コインチェックのIPO(上場)は、マネックスグループの松本社長が2018年の買収当時より明言しています。
上場による外部資本の導入で財務基盤や経営に対するけん制機能の強化を図る考えです。
先ほど、利益の柱のひとつとなっていると紹介しましたが、この考えが2021年現在でも変わっていないことは、決算説明会でも説明されていました。
カブスルもビットコインを保有中
カブスルもコインチェックに口座開設し、100万円分のビットコインを保有しています。
2021年4月30日時点の含み益は、89万5,496円です。(細かい計算除く)

仮想通貨を取引できるサービスはいくつかありますが、やはりマネックスグループで上場を目指しているコインチェックが、個人的にオススメになります。
仮想通貨の取引は非常にハイリスク・ハイリターンですので、自己責任かつ余裕資金で行ってください。
ビットコインを購入したいきさつなどは、姉妹サイトの記事にて書いております。
コインチェックの株(IPO)を購入する方法
米国のナスダック市場へ上場予定となりましたので、米国株を買える証券会社から購入することができます。
姉妹サイトのカブスルにて詳しく紹介しています。
残念ながら、米国のIPOは日本在住では応募できず、上場してからの購入となります。