メニコン(7780):IPO上場情報
「メニコン」は、 コンタクトレンズの総合メーカーです。
使い捨てコンタクトレンズ、ハード、ソフトを製造・発売しています。
コンタクトレンズ開発で培った技術を動物の眼科医療や環境バイオ事業にも活用してます。
メニコンのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、メニコンの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
メニコンの上場日
メニコンのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2015/6/10 (水) ~ 6/16 (火) |
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仮条件 | 1,630円~1,700円 (抽選資金:16.3万円 ~ 17万円) | ||
当選口数 | 26,450口 | ||
公募株数 | 1,500,000株 | 売出株数 | 800,000株 |
吸収金額 | 44.9億円 | O.A分 | 345,000株 |
仮条件決定日 | 6/8 (月) | 公開価格決定日 | 6/17 (水) |
購入期間 | 6/18 (木) ~ 6/23 (火) | ||
備考 | 90日間のロックアップ |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
メニコンの公開価格と初値
仮条件 | 1,630円~1,700円 | ||
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公開価格 | 1,700円 | 初値 | 2,950円 |
騰落率 | 73.53% | 倍率 | 1.74倍 |
初値売り損益 | 125,000円(2,950円 - 1,700円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
メニコンの初値予想と予想利益
メニコンの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,630円 ~ 1,700円
※抽選資金:16.3万円 ~ 17万円
上限は5.6%下ブレ↓ |
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初値予想 |
1,800円 ~ 2,000円※6/15 修正
(1.1倍~1.2倍) |
予想利益 | 1万円~3万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,550円 ~ 1,800円 ※抽選資金:15.5万円 ~ 18万円 |
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初値予想 | 1,800円 ~ 2,000円 (1.0倍~1.1倍) |
予想利益 | 0円~2万円 |
メニコンの主幹事と幹事証券
メニコンのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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備考 | 主幹事証券は2社あります。 「公平抽選」の 「マネックス証券」や、抽選に外れても「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。 また、穴場である「東海東京証券」も要チェックです。 |
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
メニコンの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2014年3月 | 2013年3月 | 2012年3月 |
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売上高 | 42,416,591 | 40,598,671 | 37,947,247 |
経常利益 | 2,651,506 | 2,872,280 | 2,741,237 |
当期利益 | 1,658,495 | 1,322,129 | 1,405,371 |
純資産 | 35,544,399 | 34,301,648 | 33,272,081 |
配当金※ | 30.00 | 25.00 | 20.00 |
EPS※ | 101.47 | 80.89 | 85.99 |
BPS※ | 2,174.77 | 2,098.73 | 2,035.74 |
前期比(売上高) | 4.5% | 7% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2014年3月 | 2013年3月 |
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売上高 | 62,209,376 | 57,933,263 |
経常利益 | 2,550,614 | 2,887,726 |
当期利益 | 1,010,996 | 925,917 |
純資産 | 33,148,648 | 31,799,730 |
EPS※ | 61.86 | 56.65 |
BPS※ | 2,021.77 | 1,944.43 |
前期比(売上高) | 7.4% | ― |
メニコンの株主優待
現在、株主優待の情報は発表されていません。
ただし、同業種の「シード」が「自社ケア用品セット」の株主優待を行っている事から、メニコンにも株主優待の実施が期待されます。
メニコンのIPO分析
メニコンはコンタクトレンズのメーカーとして知名度の高い企業です。
以前、榮倉奈々さんのCMなどが流れていたのでご存知の方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
IPO株は「今後の成長性が見込める企業」に人気があります。
メニコンは業績は安定しており、配当金も出している優良企業ですが、IPO株の特性である初値の爆発力はないかもしれません。
長期的に保有したい方にとっては、優良企業だと思いますので、初値が安くついた時が買いのチャンスになるかもしれません。
評価はやや低い「C」となりました。
2014年の東証一部 上場案件10社の騰落率が平均で -1.8%だった事が懸念されているようです。
IPO株の場合、上場する市場も評価や初値期待に影響を及ぼします。
上場後の補足
公開価格1,700円に対して初値は2,950円。
騰落率:73.53%、倍率は1.74倍になりました。
初値売りによる利益額は125,000円となりました。
前日に上場を果たしたIPO株 2社が想定よりも良い初値をつけた事や市況が良くなってきたことが影響して、初値予想 1,800円~2,000円を上回る初値をつけました。
ベンチャーキャピタルの保有株が少なく、知名度の高い銘柄で なおかつ業績も良く配当金もあり・・・と株式投資に良いIPO株です。上場後、値動きが落ち着いてから一定の買いが今後入ってくるかもしれません。