スペースXの上場はいつ?米国IPO観測が強まる宇宙開発企業

SpaceX(スペースX)の上場(IPO)が世界的に注目されています。

SpaceXは、ロケット打ち上げ、宇宙輸送、衛星通信サービス「Starlink(スターリンク)」などを手がける米国の宇宙開発企業です。

2026年4月には、米国でIPO申請や主幹事団組成に関する報道が相次ぎ、年内上場観測が一気に強まりました。

【2026.4.3時点】
日本から買えるタイミングは、基本的に上場後に米国株として購入する形が中心になりそうです。

今後の上場観測が注目されるSpaceXについて、確認していきましょう。

SpaceXとは?

SpaceXは、イーロン・マスク氏が率いる米国の宇宙開発企業です。

主力は、Falconシリーズによるロケット打ち上げ、衛星通信のStarlink、そして大型宇宙船Starshipの開発です。

宇宙輸送だけでなく、通信インフラ、政府向け案件、将来の月・火星関連事業まで視野に入るため、単なるロケット会社というより、宇宙インフラ企業として見られています。

SpaceXの事業を見るうえで重要なのが、衛星通信サービスのStarlinkです。

ロケット事業は技術的な注目度が高い一方、収益面ではStarlinkが評価の柱と見られています。

IPO観測でも、安定収益源としてのStarlinkと、ハイリスク・ハイリターンのStarshipをどう評価するかが焦点になりそうです。

Starshipは成長期待とリスクの両面

Starshipは、SpaceXの将来像を大きく広げるプロジェクトです。

一方で、開発難易度が高く、試験遅延や失敗の影響も大きいため、IPO時の評価では期待だけでなくリスクも意識されます。

SpaceXのIPO観測

2026年4月に入ってから、SpaceXが米証券取引委員会(SEC)へ秘密裏にIPO書類を提出したことや、複数の主幹事団を組成していることが海外メディアで報じられました。

報道ベースでは、想定評価額は1.75兆ドルから2兆ドル超、調達額も過去最大級になる可能性があるとみられています。

ただし、現時点では正式な価格レンジや上場日が公表された段階ではありません。

そのため、現状は「上場観測が一気に強まった段階」として見るのが自然です。

日本からSpaceX株を買う方法

SpaceX株を日本から買う方法です。

買えるのは上場後が中心

日本の個人投資家にとって現実的なのは、上場後に米国株として買う方法です。

国内IPOのように、SBI証券や楽天証券などでブックビルディングに参加して抽選を受ける形とは違います。

米国IPOでは、通常は主幹事証券を通じて機関投資家や富裕層向け配分が中心になりやすく、日本の個人投資家が広く参加できるとは限りません。

日本の証券会社で米国株を買う

上場後であれば、日本の米国株対応証券会社を通じて購入できる可能性があります。

証券会社 特徴
SBI証券 米国株に対応。日本円での買付にも対応し、1株単位で取引可能
楽天証券 米国株・海外ETFに対応。1株単位で取引可能
マネックス証券 米国株の取扱銘柄が多く、時間外取引にも対応

実際に買えるかどうかは、SpaceXがどの市場へ上場するか、各証券会社がその銘柄を取扱対象にするかで決まります。

そのため、上場直後は「話題性は高いが、証券会社側の取扱開始を待つ」という流れになる可能性があります。

投資するときの注意点

SpaceXは世界的な注目企業ですが、投資では次の点に注意が必要です。

  • 想定評価額が非常に大きく、初値時点でかなり割高と見られる可能性がある
  • Starship開発の進捗や事故・遅延で株価が大きく変動しやすい
  • 米国株なので為替変動の影響を受ける
  • 日本のIPOと違い、抽選参加で安く取れるとは限らない

知名度だけで飛びつくのではなく、上場時の時価総額、売上・利益の見え方、StarlinkとStarshipの比重などを見ながら判断したい銘柄です。