PayPayの上場準備は進む。企業価値は一兆円

PayPay

PayPay上場(IPO)が噂されています。

PayPay(ペイペイ)は、スマホひとつでカンタン・おトクにお支払いができるアプリです。

親会社であるソフトバンクの宮内社長は「上場を目指している」と発言し、その企業価値は2022年9月時点で1兆円弱だったことを明らかにしています。

2024.2.7 ソフトバンクの宮川社長が字化してから上場した方がいいと助言していることを明らかに。
ペイペイの23年度連結売上高は第3四半期累計で1552億円と前年同期比で28%拡大、21年度同期比では倍増。

2023.11.8 ソフトバンクの宮川社長が日本・海外どちらの取引所もありえると発言。
「株価は高ければ高いほどありがたい」と述べられています。
上場準備でガバナンス面は整備されているよう。上場時期については特になく選択肢のひとつのよう。

PayPayの上場はほぼ既定路線ではありますが、具体的な時期についてはまだ決まっておりません。

現在、先行投資による赤字が続いておりますので、黒字化がひとつの目安になるかもしれません。

PayPayとは?

PayPayは、QRコード決済サービスを展開している企業です。

キャッシュレス決済の普及を目指して、ソフトバンクとヤフーの両社によって2018年6月に設立。
資本構成は、ヤフーとソフトバンクが各33%、ソフトバンクグループが28.5%、Paytmが5.5%となっています。(2022年3月時点)

2022年8月時点でのユーザー数は5,000万人。

2022年5月末時点 2021年3月末時点 2020年3月末時点
登録者数 4,700万人超 3,803万人 2,712万人
加盟店数 366万カ所 316万カ所 215万カ所
決済回数 36億回超 20億3,892万回 8億563万回

カブスルも利用していますが、画面が見やすく、使えるお店が多く、お得なイベント(還元率アップ)も多いです。
現金で支払うのをPayPayに変更するだけで、お得に還元されています。

PayPayの還元金額

わたしの妻は普段の買い物でも利用していますのでさらに還元金額が大きいですし、イベントで当選もしています。

PayPayの成長性は高い

PayPayの成長性をZホールディングスの資料から見てみます。

加盟店数、登録者数、決済回数共に、前年より高い数値で成長しています。
(KPIとは、営業上の重要指標。YoYは前年比のことです)

PayPayの利用者数

超PayPay祭りなど大規模なイベントも行われ、コロナ禍でも順調に成長。

2022年3月期は611億円の赤字

PayPayは現在、投資フェーズにあり、営業活動による投資を続けています。(将来への種まき)

2022年3月期の赤字額は611億円と、規模が大きいです。

連結財務情報

個人的には、これだけの投資ができる企業は凄いなぁと思っており、回収フェーズに期待しています。

ちなみにカブスルはZホールディングス(4689)の株を2021年から保有(長期保有予定)

証券会社からIPOの打診あり。もう1個ヤフーを作るくらいの価値あり

ソフトバンクの宮内謙社長によると、PayPayのIPOについて証券会社から提案を受けているようです。

また、上場時の企業価値は「もう1個ヤフーを作るくらいの価値あり」と明言されています。

事業内容と成長性を考えれば、PayPayはIPOに向いており、あとは業績(赤字幅の縮小など)になるかと思います。

とはいえ、一昔前のIPOは赤字企業の上場は人気がありませんでしたが、最近のIPOは、たとえ業績が赤字でも将来性を投資家に見せられれば資金が集まる傾向にあり、同社のIPOも行われる可能性は高いと個人的に思っています。

PayPayの株(IPO)を購入する方法

PayPayの株を購入するには、大きく分けて二通りの方法があります。

  1. 株式市場に「上場した後」に購入をする
  2. 株式市場に「上場する前」に購入をする(IPO)

上場後に株を買う

一般的なPayPayの株の購入方法で、上場後は証券会社から誰でも購入できます。

上場前に購入する(IPO)

IPOとは?

企業が株式市場に新たに上場することを「IPO」といいます。

幹事証券にて抽選や割当により、上場前の株式を購入できます。

IPOは、上場前(公開価格)で購入した株価よりも、上場後にはじめてついた株価(初値)が上がる場合が多いです。

人気が高いIPOほど、買い注文が集まり株価が上昇するので利益額も大きくなります。

上場タイミングによりますが、PayPayのIPOは、市場注目度が高くなりそうです。

IPOが決まるのはいつ?

一般的には上場日の約1ヶ月前にIPOが承認されます。

PayPayのIPO(上場)が、正式に東京証券取引所に承認されると、IPOの具体的なスケジュールが決まります。

  • 上場日
  • 仮条件(必要な抽選資金)
  • 主幹事証券

庶民のIPOでは、上場決定後に「PayPay」のIPOの期待度を五段階で評価し予想利益を掲載します。

メール通知システム

上場が決まりましたらIPOスケジュールに掲載します。

IPOの承認やブックビルディングの開始が登録されたメールアドレスに送られてくるIPOのメール通知システムを利用すると、IPOの新規承認後にメールで通知されますので便利です。利用料は無料です。


事前に証券会社の口座開設を

PayPayに関するIPO(上場)のニュースがありましたら、追記していきます。

どの証券会社が幹事証券になるかは未定ですが、IPOの承認からブックビルディング(抽選申し込み)までの期間はそんなに長くありません。

PayPayはソフトバンクグループです。
同じグループ内には、ソフトバンクの子会社であるPayPay証券が入ってます。

IPOの承認からブックビルディング開始までは、大体、2週間ほど空くのが一般的ですが、この期間を早めようという動きがあります。
書類の不備があると思わぬ日数がかかるため、早めの口座開設がおすすめです。

証券会社の口座開設は無料です。
主要な証券会社は口座開設を事前にしておきましょう。

事前に口座開設を行っておくと、PayPayのIPOだけでなく その他の人気IPOのブックビルディングにも参加できます。

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