上場が期待されるインテグリカルチャーは細胞培養肉の研究・開発

インテグリカルチャー

インテグリカルチャーは、細胞培養肉の研究・開発を行っているベンチャー企業です。

食糧危機という社会問題に関係する事業内容(成長市場)で、「代替肉」として注目される同社の上場(IPO)が期待されています。

上場が期待される「インテグリカルチャー」について確認していきましょう。

インテグリカルチャーとは?

インテグリカルチャーは、2015年に創業されたベンチャー企業です。

細胞培養肉の研究・開発を行っています。

培養
(公式サイトより)

培養肉(代替肉)は世界中で注目されており、アメリカのコンサルティング会社 ATカーニーの市場予測によると、培養肉の市場規模は、2040年には世界の食肉市場の35%を占めると予測されています。(約70兆円)

インテグリカルチャーは培養肉だけでなく、自然と身体の中で作られている有用物質と同等のものを大量に作り、美容や健康問題を解決できるよう研究開発を進めています。

資本金1億円。従業員は25人で、うち14名が研究員。(2020.8.25時点)

代表の羽生氏について

代表の羽生氏は、オックスフォード大学で博士号を取得。
東北大学研究員、東芝を経て2015年にインテグリカルチャーを共同創業しています。

日経モーニングプラスに、代表の羽生氏が2020年8月に出演されていました。

同社の起業のキッカケは、食糧問題を解決するためかと思いきや、羽生氏としては「SF」だからだそうです(笑)

なんでも、5歳の頃からSFが好きで、映画「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」で培養肉に出会い、そのSFの好きな世界を再現したかったそうです。(培養肉なら火星でも海底でも食糧に困らない)

画面越しでも羽生市の誠実さが伝わりましたし、起業のキッカケも大変おもしろく、応援したくなりました(笑)

もちろん、会社としては食糧問題の解決です!

細胞培養肉の問題は高コスト

細胞培養によって肉を作ることができます。

培養とは、細胞や微生物を増やすこと。
細胞を培養液につけ、培養することで、培養肉ができます。

代替肉の有名どころは、米国のビヨンド・ミート社。ナスダックに上場(BYND
同社は、植物由来のタンパク質をもとに代替肉を製造・提供しています。

同社の特徴としては、さまざまな部位の細胞を培養可能な技術力です。
(競合他社は豚だけなど)

培養肉の問題は、高コスト。
培養液の単価が高く、技術的な問題で一度に多くの細胞を培養できない為、「代替肉」として提供するには、この課題をクリアしないといけません。

インテグリカルチャーは、体内に似た環境を構築することで、細胞培養コストを大きくダウンさせることを可能にしています。

現在は、培養フォアグラにチカラを入れて研究しているようです。
その理由として、フォアグラには筋がないこと(培養肉で難しい)と、重量単価が高いので事業として成立しやすいそうです。

面白いですね(  ̄∇ ̄)

IPOは2025年を目指す

2020年5月に、日本ハムや複数のベンチャーキャピタルから8億円の資金調達を行っています。

経済番組で「上場予定はあるか?」という質問に対して、ベンチャーキャピタルに投資してもらっているので、EXIT(投資の出口戦略)として、2025年あたりのIPOを目指していると、代表の羽生氏がコメントしておりました。

2021年春に基礎化粧品の発売。
そして、2021年中に人工フォアグラの製品化を予定しています。

基礎化粧品は、鶏卵細胞を培養して得られる抽出液から作るアンチエイジング用の美容液。

業態は違いますが、再生医療(脂肪由来幹細胞)の研究に基づき開発された化粧品を販売しているセルソースが2019年に上場しています。研究&応用という点では類似しています。

インテグリカルチャーの株(IPO)を購入する方法

インテグリカルチャーの株を購入するには、大きく分けて二通りの方法があります。

  1. 株式市場に「上場した後」に購入をする
  2. 株式市場に「上場する前」に購入をする(IPO)

上場後に株を買う

一般的なインテグリカルチャーの株の購入方法で、上場後は証券会社から誰でも購入できます。

上場前に購入する(IPO)

IPOとは?

企業が株式市場に新たに上場することを「IPO」といいます。

幹事証券にて抽選や割当により、上場前の株式を購入できます。

IPOは、上場前(公開価格)で購入した株価よりも、上場後にはじめてついた株価(初値)が上がる場合が多いです。

人気が高いIPOほど、買い注文が集まり株価が上昇するので利益額も大きくなります。

インテグリカルチャーは、事業の将来性が高く上場が決まれば人気化すること間違いなしです。

ワンポイント

上場後でもインテグリカルチャーの株を購入できますが、上場前の株(IPO)の方が、割安に購入できる可能性が高いです。

インテグリカルチャーは、食糧危機問題や環境問題などを解決する培養肉(代替肉)という社会ニーズが高い事業内容です。

IPO界隈では知名度も高く上場(IPO)が決まれば、プラチナチケット化することは間違いありません!

人気化が予想されるため、上場後は株価がかなり上がることが予想されます。
つまり、上場前にIPOにより株を購入すると、大きな利益を得られる可能性が高くなります。

IPOが決まるのはいつ?

一般的には上場日の約1ヶ月前にIPOが承認されます。

インテグリカルチャーのIPO(上場)が正式に東京証券取引所に承認されると、IPOの具体的なスケジュールが決まります。

  • 上場日
  • 仮条件(必要な抽選資金)
  • 主幹事証券

庶民のIPOでは、上場決定後にインテグリカルチャーのIPOの期待度を五段階で評価し予想利益を掲載します。

メール通知システム

上場が決まりましたらIPOスケジュールに掲載します。

IPOの承認やブックビルディングの開始が登録されたメールアドレスに送られてくるIPOのメール通知システムを利用すると、IPOの新規承認後にメールで通知されますので便利です。利用料は無料です。


事前に証券会社の口座開設を

IPOの承認からブックビルディング(抽選参加)までの期間は、約2週間です。

証券会社の口座開設は無料です。
主要な証券会社は口座開設を事前にしておきましょう。

事前に口座開設を行っておくと、インテグリカルチャーのIPOだけでなく その他の人気IPOのブックビルディングにも参加できます。

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