バーチャルSNSのクラスターは上場準備中。IPOの内容は?
クラスター(cluster)は、スマートフォンやPC、VR機器など様々な環境からバーチャル空間に集って遊べる、マルチプラットフォーム対応のバーチャルSNSです。
音楽ライブや発表会などのイベントの他、いつでも参加できるバーチャルワールドでチャットやゲームを楽しめます。
上場準備中である「クラスター」の事業内容など確認していきましょう。
目次
バーチャルSNS「cluster (クラスター)」とは?
クラスター社がサービスを提供する、バーチャルSNS「cluster (クラスター)」は、スマートフォンやPC、VR機器など様々な環境からバーチャル空間に集ってゲームやイベントなどのコンテンツを楽しむことはもちろん、自分でオリジナルのゲームやワールドを作ったりイベントを開催することができます。
clusterの特徴として、
- ヘッドセットを着けずとも遊べる。
- バーチャルSNS上で交流ができる。(他のアバターに近づくと音声会話ができる)
- 自由に利用できる(ゲームを作ったりイベントの開催)
- VR内でショッピングができる。(期間限定)
ヘッドセットを着けて遊ぶというのは中々まだ抵抗がありますが、同社の特徴としてスマートフォンでもパソコンからでも遊べるという点が一番の特徴で、気軽にあそぶことができます。
VRイベントの受注
VRイベントの受注を大企業から受けているのも、クラスターの特徴です。
クラスターが選ばれる理由としては、会場内で会話ができることと、イベントを実施するための機能が充実していること。
KDDIからの依頼で、渋谷をバーチャル空間で再現。
渋谷区も公認のプロジェクトで、開始時のイベントでは国内外から5万人のユーザーが参加。
cluster内にて、「ポケモンバーチャルフェスト」を開催。
同業他社に比べていち早くサービスを開始。
バーチャルイベントを行うための機能を作り込んできたクラスター社。
なかなか同業他社ではマネできない領域まで作り込んでおり、世界的にみても類似企業がないようです。
(イベントを行うには裏方作業が非常に多いがすべてシステム化。イベント開催時にエンジニアも必要なし)
コロナ禍で集まりづらくなったリアルでのイベント。
バーチャル上で多くの方に集まってもらえるのが同社の強みです。
代表の加藤氏について
代表の加藤氏は、京都大学理学部で宇宙論と量子コンピューターを研究。
大学院に進学し院で研究しながら、スマートフォンアプリを開発していましたが、中退。
プログラミングの仕事をしながら3年間のひきこもり生活へ。(楽しくひきこもっていたらしい)
その後、VRゴーグルと出会い、2015年にクラスターを起業されています。
起業のキッカケとしては、ひきこもり期間中、好きな声優さんのライブに参加できない!
ブルーレイでは熱狂感が伝わらない。
家からライブに参加・体験できるデバイスはないかなと探している際にVRゴーグルと出会い、起業へ。
面白いですよね。
同様に家でライブを楽しみたい!と感じている方に刺さるサービスとなっています。
IPOの可能性はあるのか?
2020年1月にクラスター社は、KDDIやテレビ朝日、三井不動産などから8.3億円の資金調達。
これまでに調達した資金の合計金額は14億6,000万円に。
クラスター社の最終利益は2020年12月期で、1億4,600万円の黒字に。
代表の加藤氏が日経モーニングプラスに2021年8月に出演された際に、上場の可能性について言及されています。
上場(IPO)については、資金調達という面では必要性を感じていないようです。
ただし、バーチャル空間を世界中の人が使うようなものにし、かつ日本発で世界にいけるようなプラットフォームを広げていくために、IPOも視野にいれている(準備中)ようです。
TVで加藤氏を見た印象としては、めっちゃ好青年。
こういうIT社長なら大女優と結婚しても文句ありません!
日本らしいサービス内容で世界に羽ばたいてほしいです!
2023年12月期の純損失は18.6億円
2023年12月期の決算は官報公告によると、18億6,765万円の純損失となりました。
前期の純損失が9.6億円、前々期の純損失が4,989万円だったので赤字幅が大きく拡大しています。
クラスターの株(IPO)を購入する方法
クラスターの株を購入するには、大きく分けて二通りの方法があります。
- 株式市場に「上場した後」に購入をする
- 株式市場に「上場する前」に購入をする(IPO)
上場後に株を買う
一般的なクラスターの株の購入方法で、上場後は証券会社から誰でも購入できます。
上場前に購入する(IPO)
企業が株式市場に新たに上場することを「IPO」といいます。
幹事証券にて抽選や割当により、上場前の株式を購入できます。
IPOは、上場前(公開価格)で購入した株価よりも、上場後にはじめてついた株価(初値)が上がる場合が多いです。
人気が高いIPOほど、買い注文が集まり株価が上昇するので利益額も大きくなります。
クラスターは事業の将来性が高く、上場が決まれば人気化が期待できます。
ワンポイント
上場後でもクラスターの株を購入できますが、上場前の株(IPO)の方が、割安に購入できる可能性が高いです。
クラスターは、世界にも通用するバーチャルSNSサービスを展開。
IPOとして人気化しそうな事業内容です!
人気化するIPOは株価は、上場後かなり上昇する傾向にあります。
つまり、上場前にIPO株を購入すると、大きな利益を得られる可能性が高くなります。
IPOが決まるのはいつ?
一般的には上場日の約1ヶ月前にIPOが承認されます。
クラスターのIPO(上場)が正式に東京証券取引所に承認されると、IPOの具体的なスケジュールが決まります。
- 上場日
- 仮条件(必要な抽選資金)
- 主幹事証券
庶民のIPOでは、上場決定後にクラスターのIPOの期待度を五段階で評価し予想利益を掲載します。
上場が決まりましたらIPOスケジュールに掲載します。
IPOの承認やブックビルディングの開始が登録されたメールアドレスに送られてくるIPOのメール通知システムを利用すると、IPOの新規承認後にメールで通知されますので便利です。利用料は無料です。
事前に証券会社の口座開設を
クラスターのIPOはまだ「噂」の段階です。
このページにて、クラスターに関するIPO(上場)のニュースがありましたら、追記していきます。
IPOの承認からブックビルディング開始までは、大体、2週間ほど空くのが一般的ですが、この期間を早めようという動きがあります。
書類の不備があると思わぬ日数がかかるため、早めの口座開設がおすすめです。
証券会社の口座開設は無料です。
主要な証券会社は口座開設を事前にしておきましょう。
事前に口座開設を行っておくと、クラスターのIPOだけでなく その他の人気IPOのブックビルディングにも参加できます。
各証券会社と現金がもらえる庶民のIPO限定の口座開設タイアップ企画を行っています。(タイアップ企画について)
上場前のIPO株を買うには証券会社の口座開設が必要です。口座開設は無料。