プロジェクトカンパニー(9246):IPO上場情報


プロジェクトカンパニーは、デジタルトランスフォーメーション事業(DX)を行っている企業です。

売上構成比は、コンサルティングサービスが59.8%、マーケティングサービスが27.4%、UI/UXサービスが12.8%。(2020年12月期)

コンサルティングサービス

DXを通じた新規事業開発や既存事業変革、業務改善の支援。

  • 新規事業開発
    新たな収益源を創出したいという顧客へは事業立上げのために検討すべき事項を洗い出 し、DXの観点から事業スキームを検討、整理するなどの支援。
  • 既存事業
    デジタルを活用した事業変革により、PL計画の達成等を支援。
    また、業務改善という観点からはRPA・BIツールの導入や、全社でのDX文化浸透のための組織変革など生産性向上のための支援。

マーケティングサービス

Twitter、Instagram等のSNS運用支援、Webサイト改善、マーケティングコンサルのサービスを提供。

SNS運用支援においては顧客のSNSを通じたブランディング・集客促進を、Webサイト改善においては集客や販売促進につながるWebサイト・LPの改善を行っています。

UI/UXサービス

UI/UXの改善のためのユーザビリティテストサービスである「UIscope」を活用し、サービス体験の改善・設計を支援。

UIscopeは、スマートフォンアプリ・サイトに特化し、テストユーザーであるUIscopeモニターの操作を録画し、その行動を解析することで、UI/UXを改善していくサービス。


UI/UXサービスを起点として、新規事業開発などのビジネス支援まで一気通貫でサービスを提供。

一気通貫でサービスを提供

設立は2016年1月。
従業員数は2021年7月末で50名、平均年齢は27.8歳、平均勤続年数は1.5年、平均年間給与は554.5万円。


プロジェクトカンパニーのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、プロジェクトカンパニーの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

プロジェクトカンパニーの上場日

B
  • 業績:好調
  • オファリングレシオ:やや低い
  • 売出多い
  • 調達金額:大きい

上場日 2021/9/29(水) 証券コード 9246
市場 東証マザーズ 業種 サービス業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス プロジェクトカンパニー(9246)
時価総額
142.7億円(公開価格で計算)
188.5億円(初値で計算)

プロジェクトカンパニーのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2021/9/9 (木) ~ 9/15 (水)

仮条件 2,570円~2,650円 (抽選資金:25.7万円 ~ 26.5万円)
当選口数 12,368口
発行済株式数 5,385,900株 オファリングレシオ 22.9%
公募株数 342,000株 売出株数 733,500株
吸収金額 32.7億円 O.A分 161,300株
仮条件決定日 9/7 (火) 公開価格決定日 9/16 (木)
購入期間 9/17 (金) ~ 9/24 (金)
備考

公募株のうち2,000株は自己株式の処分

【9.16追記】売出は、国内385,200株、海外348,300株(海外販売の割合 47.5%)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

プロジェクトカンパニーの公開価格と初値

仮条件 2,570円~2,650円
公開価格 2,650円 初値 3,500円
騰落率 32.08%  倍率  1.32倍
初値売り損益 85,000円(3,500円 - 2,650円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

プロジェクトカンパニーの初値予想と予想利益

プロジェクトカンパニーの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 2,570円 ~ 2,650円 ※抽選資金:25.7万円 ~ 26.5万円
初値予想 3,050円 ~ 3,310円※9/7 修正
(1.2倍~1.2倍)
予想利益 4万円~6.6万円

想定価格と初値予想

想定価格 2,650円あたり ※抽選資金:26.5万円あたり
初値予想 3,180円 ~ 3,710円 (1.2倍~1.4倍)
予想利益 5.3万円~10.6万円
送信中...

初値予想アンケート

プロジェクトカンパニー(9246)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(2,650円)を基準価格に修正しています。

有効回答:198   投票期限:2021/9/28 (火) 23:59まで
3倍以上(7,950円以上)
33票  17%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(6,625円以上~7,950円未満)
29票  15%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(5,300円以上~6,625円未満)
37票  19%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(3,975円以上~5,300円未満)
55票  28%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(3,180円以上~3,975円未満)
25票  13%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(2,650円以上~3,180円未満)
11票  6%
投票済み

公募割れ(2,650円未満)
8票  4%
投票済み

プロジェクトカンパニーの主幹事と幹事証券

プロジェクトカンパニーのIPOを取り扱っている証券会社です。

プロジェクトカンパニーの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
SBI証券
87.81% 1,086,000株 6,516口※
岡三証券 2.61% 32,300株 32口※
岩井コスモ証券 1.74% 21,500株 21口※
アイザワ証券 1.74% 21,500株 21口※
水戸証券 1.74% 21,500株 0口※
松井証券 0.87% 10,800株 75口※
東洋証券 0.87% 10,800株 10口※
むさし証券 0.87% 10,800株 10口※
JTG証券 0.87% 10,800株 10口※
極東証券 0.87% 10,800株 0口※

委託幹事である岡三オンラインネオモバSBIネオトレード証券は、委託数が公表されていません。

※海外売出し348,300株分が含まれているので、実際のネット抽選分は数値より低いです。

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


プロジェクトカンパニーの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2020年12月 2019年12月 2018年12月
売上高 1,104,923 664,066 391,446
経常利益 170,405 31,380 24,374
当期利益 113,998 19,645 16,224
純資産 479,114 203,865 135,619
配当金
EPS 23.96 4.35 38.07
BPS 94.99 44.19 304.63
前期比(売上高) 66.4% 69.6%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

プロジェクトカンパニーの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
土井 悠之介 代表取締役社長 1,947,500
35.39%
243,500 180日
伊藤 翔太 取締役会長 1,947,500
35.39%
243,500 180日
新宅 央 取締役 250,000
4.54%
(150,000)
31,300 180日
SBIホールディングス(株) 235,000
4.27%
-
SBI AI&Blockchain 投資事業有限責任組合 VC 150,000
2.73%
150,000
SBI Ventures Two(株) VC 120,000
2.18%
-
鑓水 葵 従業員 100,000
1.82%
(80,000)
10,000
古瀬 豪 80,000
1.45%
8,000 180日
江竜 寛之 77,000
1.40%
8,500 180日
髙木 秀邦 67,000
1.22%
10,700 180日
※()内の数値は、新株予約権による潜在株式数。
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

プロジェクトカンパニーと同じホットワードのIPOの上場結果です。

「DX支援」のIPOの直近の結果です。

プロジェクトカンパニーと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。

プロジェクトカンパニーのIPO分析

2016年1月創業のベンチャー企業。わずか5年で上場へ!

売上高がメチャ伸びていますが、Webサイト・スマートフォンアプなどのリモート型のユーザビリティテストサービス「UIscope」が最初に案件を獲得する入り口となっているようです。

UIscopeは、スマートフォンアプリ・サイトに特化し、テストユーザーであるUIscopeモニターの操作を録画し、その行動を解析することで、UI/UXを改善していくサービス。

2018年6月に、株式会社InnoBetaよりUIscopeに関する事業を譲受。よい買い物しましたね。

顧客の54.1%は売上規模100億円以上の企業群、そしてこの企業群が売上高の78.7%を占める構成。(2020年12月期)

上位株主をみると、SBIホールディングスやグループ会社が出資。
売出株をみると、従業員がみな仲良く売り出している感じ。

同日上場で同じSBI主幹事のROBOT PAYMENTと比較すると、こちらの公開価格は高めでシッカリと資金を調達可能。

個人的には「うーん??」と感じる面もありますが、急成長の業績とDXという事業内容からIPOでは人気化しそうです。

ひとつ注意点としては、次の業績。
DX銘柄は、人気があり株価が上昇しやすい反面、決算が悪いと売り込まれる可能性があるので、セカンダリー投資には注意です。

機関投資家のヒアリングを経て決まる、仮条件の価格にも注目しています。

参考までに

評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。

中立
  • 業績が好調。(決算情報)
  • IPOで非常に人気のある「DX支援」事業。(データ)
  • オファリングレシオが22.9%とやや低い。(オファリングレシオによる実績)
  • 市場からの吸収金額が32.7億円と大きい。(吸収金額による実績)
  • SBI HDや関連グループの保有株が多くロックアップなし。
  • 売出比率が67.1%と高い。
  • 同日に2社が上場。
  • 設立まもないベンチャー企業(2016年1月)
  • 株式市場がやや不安定。(調整あるかも)

9.7追記。仮条件が2,570円 ~ 2,650円に決定。(想定価格の2,650円が上限でやや弱気)
初値予想を3,050円 ~ 3,310円に修正。予想利益は4万円~6.6万円です。

目論見書の想定仮条件は2,650円。初値予想は3,180円 ~ 3,710円としました。
予想利益は5.3万円~10.6万円です。

カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。

ワンポイント

主幹事証券は、IPOで人気のIT系の主幹事を務める機会が多いSBI証券です。

主幹事証券は割当数が多いので、当選数も多くなります。
また、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントがもらえます。

カブスルは16回 IPOに当選しています。

松井証券とSBIネオトレード証券、岡三オンライン証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。

松井証券の2020年の幹事数は18社で、全体の2割のIPOに申込可能でした。

抽選資金に余裕があれば、岩井コスモ証券でも参加しておきたいです。

プロジェクトカンパニーのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、プロジェクトカンパニーの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


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