バリオセキュア(4494):IPO上場情報


バリオセキュアは、セキュリティサービスで利用する機器の調達、機器にインストールする基幹ソフトウエアの開発、機器の設置/設定、機器設置後の監視/運用までをワンストップで行っている企業です。

監視/運用サービスを基本に各種セキュリティサービスを月額費用により提供しています。
(導入企業が増加すれば、年々収益が積み上がるリカーリングビジネス)

事業内容

月額課金であるマネージドセキュリティサービスの売上比率が83.9%、インテグレーションサービスの売上比率が16%となっています。(2019年3月~2020年2月)

従業員数は2020年9月末で73名、平均年齢は40歳、平均勤続年数は5.7年、平均年間給与は721.9万円。

3月30日に上場予定でしたが、コロナショックにより延期となっていました。(8社目の再承認)


バリオセキュアのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、バリオセキュアの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

バリオセキュアの上場日

C
  • オファリングレシオ:高い
  • 売出多い

上場日 2020/11/30(月) 証券コード 4494
市場 東証二部 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス バリオセキュア(4494)
時価総額
83.8億円(公開価格で計算)
80.1億円(初値で計算)

バリオセキュアのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2020/11/12 (木) ~ 11/17 (火)

仮条件 2,210円~2,250円 (抽選資金:22.1万円 ~ 22.5万円)
当選口数 22,138口
発行済株式数 3,726,600株 オファリングレシオ 59.4%
公募株数 0株 売出株数 1,859,100株
吸収金額 49.8億円 O.A分 354,700株
仮条件決定日 11/11 (水) 公開価格決定日 11/18 (水)
購入期間 11/19 (木) ~ 11/25 (水)
備考

【11.18追記】売出株2,365,000株のうち、国内販売が1,859,100株、海外販売は505,900株。

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

バリオセキュアの公開価格と初値

仮条件 2,210円~2,250円
公開価格 2,250円 初値 2,150円
騰落率 -4.44%  倍率  0.96倍
初値売り損益 -10,000円(2,150円 - 2,250円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

公募割れ時の株価下落の目安となる引受価額は、2,092.50円でした。

バリオセキュアの初値予想と予想利益

バリオセキュアの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 2,210円 ~ 2,250円 ※抽選資金:22.1万円 ~ 22.5万円
上限は1.8%上ブレ↑
初値予想 2,150円 ~ 2,280円※11/11 修正
(1.0倍~1.0倍)
予想利益 -1万円~3,000円

想定価格と初値予想

想定価格 2,210円あたり ※抽選資金:22.1万円あたり
初値予想 2,095円 ~ 2,230円 (0.9倍~1.0倍)
予想利益 -1.15万円~2,000円
送信中...

初値予想アンケート

バリオセキュア(4494)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(2,250円)を基準価格に修正しています。

有効回答:420   投票期限:2020/11/29 (日) 23:59まで
3倍以上(6,750円以上)
85票  20%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(5,625円以上~6,750円未満)
10票  2%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(4,500円以上~5,625円未満)
12票  3%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(3,375円以上~4,500円未満)
16票  4%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(2,700円以上~3,375円未満)
40票  10%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(2,250円以上~2,700円未満)
71票  17%
投票済み

公募割れ(2,250円未満)
186票  44%
投票済み

バリオセキュアの主幹事と幹事証券

バリオセキュアのIPOを取り扱っている証券会社です。

バリオセキュアの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
野村證券
88.27% 2,400,800株 2,400口
大和証券 2.61% 70,900株 177口
SMBC日興証券 2.61% 70,900株 70口
いちよし証券 1.74% 47,300株 4口
楽天証券 0.87% 23,600株 236口
SBI証券 0.87% 23,600株 165口
岡三証券 0.87% 23,600株 23口
岩井コスモ証券 0.87% 23,600株 23口
みずほ証券 0.87% 23,600株 23口
マネックス証券 0.43% 11,800株 118口

委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。

【11.18追記】売出株2,365,000株のうち、国内販売が1,859,100株、海外販売は505,900株。

楽天証券の抽選倍率は、52倍でした。

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抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


バリオセキュアの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2020年2月 2019年2月 2018年2月
売上高 2,513,337 2,299,255 2,226,157
経常利益 723,762 643,097 855,582
当期利益 498,238 453,093 596,892
純資産 3,408,894 2,909,127 2,436,359
配当金
EPS 133.70 121.58 160.17
BPS 914.75 780.64 653.78
前期比(売上高) 9.3% 3.3%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

バリオセキュアの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 比率 ロック
アップ
アイ・シグマ事業支援ファンド2号投資事業有限責任組合 VC 3,720,020 91.66% 90日/
1.5倍
稲見 吉彦 代表取締役社長 82,680 2.04% 90日
山森 郷司 取締役 15,780 0.39% 90日
亀松 節子 従業員 14,500 0.36% 90日
梶浦 靖史 取締役 14,180 0.35% 90日
市瀬 敦彦 従業員 14,040 0.35% 90日
バレス ティモシー 従業員 11,820 0.29% 90日
池田 毅 従業員 9,540 0.24% 90日
伊藤 英明 従業員 9,540 0.24% 90日
佐々木 大祐 従業員 9,540 0.24% 90日
公開価格は2,250円。
ロックアップ解除となる株価(1.5倍)は、3,375円です。
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

バリオセキュアと同じホットワードのIPOの上場結果です。

「再上場」のIPOの直近の結果です。

バリオセキュアと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証二部」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

  • 2019/12/16 ベース
    初値売り損益:435,000円
    騰落率:92.55%、倍率:1.93倍
  • 2019/02/27 東海ソフト
    初値売り損益:137,200円
    騰落率:91.47%、倍率:1.91倍
  • 2015/12/11 ランドコンピュータ
    初値売り損益:182,000円
    騰落率:103.41%、倍率:2.03倍
  • 2014/03/12 日本BS放送
    初値売り損益:12,000円
    騰落率:6.59%、倍率:1.07倍
  • 2011/03/11 AGS
    初値売り損益:-6,000円
    騰落率:-6.32%、倍率:0.94倍

バリオセキュアのIPO分析

バリオセキュアは、再上場案件であり、変遷も入り組んでいます。

バリオセキュアの変遷

再上場の目的はこちら。(目論見書より)

当社は非上場化を行ったことで、販売体制の強化や新規事業の創出を通じて、多くの経営課題を解決することができました。組織の面においても、本部制を導入し、責任と権限を明確にすることで迅速な組織運営を行うことのできる体制へと移行することができました。以上のことから、当初の非上場化の目的は達成できたものと考えております。

今後も当社が持続的な成長を実現し、企業価値を高めていくためには、機動的かつ多様な資金調達手段を確保することが重要であります。当社は、再上場することで、当社の社会的信用の更なる向上、優秀な人材の確保や従業員の労働意欲の向上、適正な株価形成と流動性を目指すことができると考えております。

上位株主のアイ・シグマ事業支援ファンド2号投資事業有限責任組合が2,360,800株の売出し、アイ・シグマBAF役職員ファンド5アイ組合が4,200株の売出し、合計で今回の売出しは2,365,000株になります。(3月の中止時は合計で1,455,000株でした)

コロナ禍で条件を途中で弱気に変更していましたが、最初の強気条件へ。

  • 売出株:1,455,000株 → 2,365,000株。
  • 仮条件:1,600円~1,700円 → (想定)2,210円。
  • 26.7億円~28.4億円 → 60.1億円あたり。→ 49.8億円。

参考までに

評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがある「C」に設定しました。(D評価に近いです)

  • IPOで人気のあるIT企業。
  • 再上場案件。
  • オファリングレシオが72.9%と高い。
  • IPOで人気の低い東証二部市場。
  • 全株 売出し。
  • 市場からの吸収金額が49.8億円と大きい。
  • 会社がどんどんたらい回しにされているイメージ。(従業員のメンタルは?)
  • 3月のIPO中止時より強気設定。

11.11追記。仮条件は2,210円 ~ 2,250円に決定。(想定価格2,210円より1.8%上ブレ↑
初値予想を2,150円 ~ 2,280円に修正。予想利益は-1万円~3,000円です。

目論見書の想定仮条件は2,210円。初値予想は2,095円 ~ 2,230円としました。
予想利益は -1.15万円~2,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。

ブックビルディング参加は慎重にご判断を。

市況によっては公募割れのリスクがあるので、SBI証券のポイント狙いでブックビルディングに参加するのも有効な手です。

カブスルもポイント狙いで参加します。

SMBC日興証券は当選後に辞退するとペナルティがありますのでご注意を。

3月30日に上場予定でしたが、コロナショックにより延期となっていました。(8社目の再承認)

コロナ禍が及ぼす影響について、同社の認識は次の通りです。

新型コロナウイルス感染症により今後の日本の経済活動等は不透明な状況が続いているため、当社の事業環境におけるサプライチェーンや在宅勤務への移行等限定的ではありますが影響を受けております。しかしながら、今後の当社の事業環境への影響の把握や販売代理店の事業活動のために、対面での営業活動を制限されている状況ではありますが密度の高い情報共有等を行い機動的に必要な施策が講じられるように進めてまいります。

バリオセキュアのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、バリオセキュアの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

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