フォースタートアップス(7089):IPO上場情報


フォースタートアップスは、スタートアップ企業を対象とした人材支援サービス、およびオープンイノベーションサービス等を中心とした成長産業支援事業を行っている企業です。

同社の経営ビジョンは「for Startups」。
スタートアップとは、起業して新規事業に取り組む新しい企業のことです。
類似語にベンチャー企業があります。

事業には「人材」が必要ですが、スタートアップ企業が人材を集めるのは容易ではありません。

同社の人材紹介サービスは、求職・転職希望者とスタートアップ企業を結び付ける役割を果たしています。

人材紹介サービス

主力であるタレントエージェンシーサービスに加え、アクセラレーションサービスを拡充しています。

事業の内容

設立は2016年9月。
従業員数は2019年12月末で58名、平均年齢は31.1歳、平均勤続年数は1.65年、平均年間給与は609.7万円。


フォースタートアップスのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、フォースタートアップスの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

フォースタートアップスの上場日

B
  • 業績:好調
  • オファリングレシオ:やや高い
  • 売出多い
  • ベンチャーキャピタル:上位株主なし

上場日 2020/3/13(金) 証券コード 7089
市場 東証マザーズ 業種 サービス業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス フォースタートアップス(7089)
時価総額
55.5億円(公開価格で計算)
51億円(初値で計算)

フォースタートアップスのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2020/2/26 (水) ~ 3/3 (火)

仮条件 1,700円~1,770円 (抽選資金:17万円 ~ 17.7万円)
当選口数 9,200口
発行済株式数 3,134,000株 オファリングレシオ 29.3%
公募株数 200,000株 売出株数 600,000株
吸収金額 16.2億円 O.A分 120,000株
仮条件決定日 2/21 (金) 公開価格決定日 3/4 (水)
購入期間 3/5 (木) ~ 3/10 (火)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

フォースタートアップスの公開価格と初値

仮条件 1,700円~1,770円
公開価格 1,770円 初値 1,628円
騰落率 -8.02%  倍率  0.92倍
初値売り損益 -14,200円(1,628円 - 1,770円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

公募割れ時の株価下落の目安となる引受価額は、1,628.40円でした。

フォースタートアップスの初値予想と予想利益

フォースタートアップスの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 1,700円 ~ 1,770円 ※抽選資金:17万円 ~ 17.7万円
上限は16.4%上ブレ↑
初値予想 2,220円 ~ 2,650円※2/21 修正
(1.3倍~1.5倍)
予想利益 4.5万円~8.8万円

想定価格と初値予想

想定価格 1,520円あたり ※抽選資金:15.2万円あたり
初値予想 1,820円 ~ 2,120円 (1.2倍~1.4倍)
予想利益 3万円~6万円
送信中...

初値予想アンケート

フォースタートアップス(7089)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(1,770円)を基準価格に修正しています。

有効回答:184   投票期限:2020/3/12 (木) 23:59まで
3倍以上(5,310円以上)
92票  50%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(4,425円以上~5,310円未満)
20票  11%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(3,540円以上~4,425円未満)
26票  14%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(2,655円以上~3,540円未満)
21票  11%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(2,124円以上~2,655円未満)
9票  5%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(1,770円以上~2,124円未満)
6票  3%
投票済み

公募割れ(1,770円未満)
10票  5%
投票済み

フォースタートアップスの主幹事と幹事証券

フォースタートアップスのIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

委託幹事証券
備考

主幹事は野村證券です。
IPOの割当数(当選数)は主幹事が一番多いです。
IPOの抽選時に資金が必要ない証券会社ですので、気軽に参加が可能です。

他にも、1人1票の平等抽選資金力にかかわらず当選が期待できるマネックス証券、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

追加の委託幹事として岡三オンライン証券が決まりました。
抽選時に資金が必要ないので参加しやすいです。

フォースタートアップスの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
野村證券
93.04% 856,000株 856口
SBI証券 2.61% 24,000株 168口
マネックス証券 1.74% 16,000株 160口
丸三証券 0.87% 8,000株 8口
岩井コスモ証券 0.43% 4,000株 4口
いちよし証券 0.43% 4,000株 0口
極東証券 0.43% 4,000株 0口
岡三証券 0.26% 2,400株 2口
エース証券 0.17% 1,600株 0口

委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


フォースタートアップスの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2019年3月 2018年3月 2017年3月
売上高 1,045,083 747,813 219,081
経常利益 274,010 196,156 6,390
当期利益 192,102 126,900 3,442
純資産 353,109 161,004 33,442
配当金
EPS 65.47 43.25 5,737.48
BPS 120.12 54.65 55,737.48
前期比(売上高) 39.8% 241.3%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

フォースタートアップスの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 比率 ロック
アップ
(株)ウィルグループ 77.97% 90日
志水 雄一郎 9.41% 90日
小原 健 2.17% 90日
清水 和彦 1.35% 90日
杉本 容啓 1.07% 90日
恒田 有希子 0.99% 90日
六丸 直樹 0.99% 90日
戸村 憲史 0.99% 90日
中村 優太 0.81%
寺田 裕也 0.62%
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

フォースタートアップスと同じホットワードのIPOの上場結果です。

親子上場」のIPOの直近の結果です。

  • 2019/12/25 WDBココ
    初値売り損益:187,000円
    (騰落率:122.22%、倍率:2.22倍)
  • 2019/12/19 SRE HD
    初値売り損益:-17,500円
    (騰落率:-6.60%、倍率:0.93倍)
  • 2019/12/16 JMDC
    初値売り損益:96,000円
    (騰落率:32.54%、倍率:1.33倍)
  • 2019/12/11 マクアケ
    初値売り損益:116,000円
    (騰落率:74.84%、倍率:1.75倍)
  • 2019/10/24 インティメート・マージャー
    初値売り損益:210,000円
    (騰落率:110.53%、倍率:2.11倍)

フォースタートアップスと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。

  • 2020/03/06 きずなHD
    初値売り損益:-10,000円
    騰落率:-4.31%、倍率:0.96倍
  • 2020/03/04 Kids Smile HD
    初値売り損益:47,200円
    騰落率:20.88%、倍率:1.21倍
  • 2020/02/25 AHCグループ
    初値売り損益:135,000円
    騰落率:61.36%、倍率:1.61倍
  • 2020/02/07 ジモティー
    初値売り損益:130,000円
    騰落率:130%、倍率:2.30倍
  • 2019/12/26 スポーツフィールド
    初値売り損益:577,000円
    騰落率:211.36%、倍率:3.11倍

フォースタートアップスのIPO分析

フォースタートアップスは、人材派遣や業務請負等の人材サービスを展開している、株式会社ウィルグループ(6089)の子会社です。

ウィルグループは同社の269万9,400株を保有。うち、60万株を売り出します。(60万株の調達資金は親会社へ)
売出しにより保有比率は、92%から67%へ下がります。

主力サービスであるタレントエージェンシーサービスは、自社媒体を有して求職者を確保する登録型ではなく、他社が運営する媒体を利用して求職者を確保するハンティング型を採用しています。(ビズリーチ経由での売上高は全体の65.4%/第3期事業年度)

ハンティング型とは、求人情報に合致する人材に対し紹介会社側から接触を図るビジネスモデル。

参考までに

評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。

  • 人手不足を解消する事業はIPOで人気あり。
  • 業績が好調。(決算情報)
  • 市場で敬遠される親子上場。
  • ビズリーチ経由の売上高が65.4%。
  • 同日に3社が上場するが、3社の中では注目を集めそう。
  • 3月はIPOが多く、選別される可能性あり。

2.21 追記。仮条件が想定発行価格(1,520円)より、上限で16.4%も上振れ決定(1,700円 ~ 1,770円)したので、初値予想を2,220円 ~ 2,650円に修正。予想利益は4.5万円~8.8万円です。

目論見書の想定仮条件は1,520円。初値予想は1,820円 ~ 2,120円としました。
予想利益は3万円~6万円になります。

カブスルは幹事証券にて積極的にIPOに参加します。

ワンポイント

主幹事証券は大手の野村證券。

主幹事はIPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数(割当数)も主幹事が一番多いです。

また、野村證券はIPOの抽選時に抽選資金が必要ありません。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用している証券会社です。

他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

追加の委託幹事として岡三オンライン証券が決まりました。
野村證券同様、抽選時に資金が必要ない証券会社です。

庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っています。

  • SBI証券
    幹事数は9割以上とかなり多い!
    口座開設+入金・振替で現金2,000円がもらえる。
  • 岡三オンライン証券
    抽選資金不要で幹事数が多い
    口座開設+入金で現金2,000円がもらえる。

口座開設を行っていない方はお得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)

上場後の補足

NYダウは前日比で2352ドル安(-9.99%)と、過去最大の下げ幅となりました。
コロナショックの影響が日々続いており、同社の上場にも暗い影を落としました。

フォースタートアップスのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、フォースタートアップスの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


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