FUJIジャパン（1449）：IPO上場情報
FUJIジャパンは、断熱性が高い施工技術による外壁リフォーム工事を行っている企業です。
寒冷地である北海道で培った断熱性の高い施工技術や、開発から施工までワンストップで受注できる体制が強みです。
北海道のほか、関東や東北でも事業を行っており、IPOで得た資金は新規出店や人材採用へ利用されるようです。
札幌アンビシャス市場への上場は2017年6月の「エコモット」以来となります。（初値の騰落率：53.66％）
同市場へは1年半ぶりで18社目の上場となります。
FUJIジャパンのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、FUJIジャパンの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
FUJIジャパンの上場日
FUJIジャパンのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
| ブックビルディング期間 |
2018/11/26 (月) ～ 11/30 (金) |
||
|---|---|---|---|
| 仮条件 | 720円～740円 （抽選資金：7.2万円 ～ 7.4万円） | ||
| 当選口数 | 1,100口 | ||
| 発行済株式数 | 710,000株 | オファリングレシオ | 15.4％ |
| 公募株数 | 60,000株 | 売出株数 | 50,000株 |
| 吸収金額 | 0.8億円 | O.A分 | 0株 |
| 仮条件決定日 | 11/22 (木) | 公開価格決定日 | 12/3 (月) |
| 購入期間 | 12/5 (水) ～ 12/10 (月) | ||
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
FUJIジャパンの公開価格と初値
| 仮条件 | 720円～740円 | ||
|---|---|---|---|
| 公開価格 | 740円 | 初値 | 907円 |
| 騰落率 | 22.57％ | 倍率 | 1.23倍 |
| 初値売り損益 | 16,700円（907円 - 740円）× 100株 | ||
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
FUJIジャパンの初値予想と予想利益
FUJIジャパンの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
| 仮条件 |
720円 ～ 740円
※抽選資金：7.2万円 ～ 7.4万円
上限は1.4％上ブレ↑ |
|---|---|
| 初値予想 |
1,100円 ～ 1,500円
（1.5倍～2.0倍） |
| 予想利益 | 3.6万円～7.6万円 |
想定価格と初値予想
| 想定価格 | 730円あたり ※抽選資金：7.3万円あたり |
|---|---|
| 初値予想 | 1,100円 ～ 1,500円 （1.5倍～2.1倍） |
| 予想利益 | 3.7万円～7.7万円 |
FUJIジャパンの主幹事と幹事証券
FUJIジャパンのIPOを取り扱っている証券会社です。
| 主幹事証券 | |
|---|---|
| 引受幹事証券 |
|
| 委託幹事証券 | |
| 備考 | 一人一票の公平抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、抽選で落選しても次回の当選チャンスに活かせるIPOチャレンジポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。 追加の委託幹事として岡三オンライン証券が決まりました。 |
FUJIジャパンの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数（個人配分）の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
| 証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
|---|---|---|---|
| 主幹事 アイザワ証券 |
67.00％ | 40,200株 | 40口 |
| 岡三証券 | 18.33％ | 11,000株 | 11口 |
| SBI証券 | 7.33％ | 4,400株 | 30口 |
| エース証券 | 3.67％ | 2,200株 | 0口 |
| マネックス証券 | 1.83％ | 1,100株 | 11口 |
| 北洋証券 | 1.83％ | 1,100株 | 0口 |
委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。
現金7,500円＋2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券。
FUJIジャパンの決算情報
単独 財務情報 （単位/千円）
| 決算期 | 2017年12月 | 2016年12月 | 2015年12月 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,235,978 | 1,053,513 | 1,079,182 |
| 経常利益 | 47,883 | 31,946 | 37,642 |
| 当期利益 | 31,594 | 21,076 | 19,151 |
| 純資産 | 141,056 | 109,462 | 88,386 |
| 配当金※ | ― | ― | ― |
| EPS※ | 48.61 | 32.43 | 2,946.32 |
| BPS※ | 217.01 | 168.40 | 13,597.88 |
| 前期比（売上高） | 17.3％ | -2.4％ | ― |
FUJIジャパンのIPO分析
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「Ｂ」に設定しました。
- 市場からの調達金額が1億円以下と小さいこと。
- 業績が好調。
- 当選口数がわずか1,000口。
- 札幌アンビシャスの地方上場。
- IPOとしては人気のない業種。
目論見書の想定仮条件は730円。初値予想は1,100円 ～ 1,500円としました。
予想利益は上限で7.7万円の利益と予想しました。
特徴は特にありませんが、公募割れリスクは低くなりそうです。
幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いましょう。
