法人名義(法人口座)でもIPOに申し込める

法人名義で口座開設できる証券会社があります。

こちらでは、法人名義でIPOに参加できる証券会社をご紹介します。

法人名義の口座は「一般口座」になります。「特定口座」は利用できません。

法人名義でIPOに参加できる証券会社

法人名義にてIPOのブックビルディングに参加可能な証券会社です。

2020.11.4調べ
証券会社名 IPOの抽選に関する備考
マネックス証券
マネックス証券
  • 平等抽選(全体の100%が抽選対象に)
  • 個人のみ参加可能なIPOの場合は参加できません。
    ※参加できなかったことは今のところありません。
  • IPOの取扱数は非常に多いです。
SBI証券
SBI証券
  • 口数比例抽選 & IPOチャレンジポイント。
  • 住信SBIネット銀行と連携し、事業資金をIPOの抽選資金に回すことも可能。
  • 落選するたびにIPOチャレンジポイントが貯まりますので、いつかポイントを使用した当選を目指せます。
  • IPOの取扱数はネット証券トップの取扱数。
  • 1日の約定代金が100万円以下なら取引手数料が無料。(定額プラン)
岡三オンライン
岡三オンライン
  • 抽選の際に抽選資金を必要としません。
  • IPOの取扱数は多いです。
  • 株式の1日の約定代金が100万円以下なら手数料 無料です。(定額プラン)
SBIネオトレード証券
SBIネオトレード証券
  • 抽選の際に抽選資金を必要としません。
  • IPOの取扱数は少ないです。
auカブコム証券
  • 平等抽選(全体の100%が抽選対象に)
松井証券
  • 平等抽選(全体の70%が抽選対象に)
  • 株式の1日の約定代金が50万円以下なら手数料 無料です。

カブスルは、実家が小さいお店をやっておりますので、マネックス証券SBI証券で法人口座を開設し、IPOのブックビルディングに参加しています。

上記に載せている証券会社は各証券会社の公式サイトで調べたものや、実際に問い合わせたものです。
上記以外にもIPOに法人名義で参加できる証券会社があるかと思います。

個人事業主は対象外

法人口座は日本国内に商業登記の登録をしている未上場の法人が対象です。

  • 株式会社
  • 有限会社
  • 持ち株会社
  • 公益法人など

自営業などの「個人事業主」は「法人」とは違います。
法人口座の開設はできませんのでご注意を。

次に紹介する法人口座の必要書類(法人番号など)も個人事業主だと用意できないものがあります。

法人口座は必要書類が多い

法人口座は個人口座に比べて用意する必要書類も多いです。

下記はマネックス証券の法人口座開設で用意した書類です。

  • 口座開設申し込み書
  • 法人番号提供書
    13桁の法人番号。
  • 実質的支配者に関する本人特定事項の申告書
    25%を超える議決権を保有しているなど。詳しくは各証券会社にご確認ください。
  • 商業登記簿謄本、または、全部事項証明書のいずれか1通
    法務局で取得可。
  • 法人の印鑑登録証明書
    法務局へ登録した会社の代表印。
  • 取引担当者の本人確認書類
    担当者を決めます。
  • 法人番号指定通知書コピー
    ない場合は国税庁のサイトより印刷可。

よくわからない書類もあると思いますので、その際は証券会社に聞いてみましょう。

法人口座の当選履歴

法人口座の当選履歴です。
こちらの当選は当選実績にカウントしておりません。

当選IPO 証券会社
QLSホールディングス(保有中)
2023/6/26
SBI証券
モイ
2022/4/27
SBI証券
JDSC
2021/12/20
SBI証券
ジェイフロンティア
2021/8/27
SBI証券
Kaizen Platform
2020/12/22
SBI証券

SBI証券は住信SBIネット銀行に会社のお金を預けておくと、IPOの抽選に利用できます。


法人口座を開設できる方はごく一部の方になるかと思いますが、IPO当選に向けて利用できるものは利用していきましょう!

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